記憶の旅人

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記憶の旅人

Football/Mr.Children/旅/写真が好きな社会人。 アマチュアサッカー選手×サラリーマンの二刀流挑戦中! サッカーコーチ・家庭教師のアルバイト経験あり 1日1日を大切にするために、価値を与えるために日々の経験や思考をnoteにまとめています。

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  • Could be anything

    【毎日更新中】名もなき詩を書き連ねる。ある時は昔話を、ある時は少し賢くぶって思いを綴っています。稚拙かもしれないけど、真摯に心と言葉に向き合っていった軌跡。読売新聞の編集手帳とミスチルに影響受けてます。

  • 毎日思考

    今日あったこと、気づいたことを振り返ったり、自分の考えや信念、今までの人生で学んだことを毎日書いています。 自分のためにやっていることですが、この記事を読んでくれた方にも何かしらのきっかけを持ってもらえたらこれ以上嬉しいことはありません。 編集後記のような文章が書けるようになることを目指してます。

最近の記事

#28「自惚れろ」

昨年、半年間で全国39公演のツアーを無事完走したMr.Childrenのボーカル桜井さんは、ツアー中の体調管理や集中力をどのように保っていたのかについて聞かれた際に、「オンとオフの切り替え」と「メンタル」の2つで意識していたことがあるという。 切り替えについては、なるべくオンの時間にビシッと切り替えれるよう本番前に楽屋に入る時間を遅くし、公演が終了したら早く帰ることを心がけていたそうだ。早く入ることで練習をやり過ぎ、自分の首を絞めることがあったそうで、今回はあえてそうしたら

    • #27「灯火と花の匂い」

      これだけ強く心に響く言葉に触れたことは初めてかも知れない。1,2時間前まで飲んでいた日本酒のアルコールが消えるくらいの衝撃と胸を揺さぶる感覚。生が当たり前ではない、今私が立っている場所・見ている光景の何十年も前にこの地はすべてを失った。慰霊碑の前に添えられた花の匂いや先に見える原爆ドーム、そして決して消えることのない灯火。この火を消してはいけない。これから先に繋いでいかなければならない。 出張先での仕事が終わり、メンバーでの打ち上げ。上手くいったこともあれば、できなかった悔

      • #26「ふたたび始まるドラマのために」

        西へ向かう新幹線に乗る時はいつも太平洋側の窓側席を取ってしまう。浜松付近で見かける弁天島の鳥居を見るたびに思い出す。次乗るときこそは富士山側を取ろうと、しかし次の出張の頃にはそんなことは忘れている。ただ一つ言えることは、左側に窓がある方が私は好きなのらしい。 東京駅から約4時間かけて辿り着いたのは、広島駅だ。ということで久しぶりの出張なのだが、広島自体は実は今年の1月にも同じく出張として一度訪れている。 冬の寒さがより厳しさを増している1月末の日曜日の朝、羽田から岩国空港

        • #25「成長曲線を描き続ける」

          社会人3年目の春を迎え、自分自身の仕事内容に大きな変化を感じている。大きな変化の一つは、良い意味で時間が生まれたことだ。今まで抱えていた社外案件やプロジェクトを下のメンバーに託せるようになったことで、現場の仕事やそれに付随する先方とのやりとりなど、自ら手を動かす必要がなくなり、その代わりに全体統括や確認をする側に役割が変わってきた。新たなメンバーが入社したことにより、社内業務も分担され、各社内プロジェクトでも責任者として全体統括を行う場面が増えてきたことも挙げられる。 する

        #28「自惚れろ」

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        記事

          #24「歯車になる勇気」

          学生と社会人の大きな違いはなんだろうか。会社という大きな組織に就職したことによる給料額や福利厚生の違いとかそういうことではなくて、もっと内面的な事象で起こる変化について考えてみたい。 今の私の仮説であり結論は、"自分軸と他人軸の使い分けの巧さ"ではないかと考えている。学生の頃までとは違い、自分のためだけではなく、社会の歯車になることを受け入れながら、両軸をバランスよく動かしていくことだと思う。社会の歯車というと聞こえが悪いかもしれないけれど、これは逃れようのない事実だと思う

          #24「歯車になる勇気」

          #23「変化を受け入れる姿勢」

          毎月送られてくる給料明細の支給額に大きな変更はなかった。しかし、手取りは上がっていた。今年の4月から企業が行っているはぐくみ年金というものの活用を始めたため、手取りから数万円引かれているのだ。退職時に返ってくるお金ではあるので、損をしているわけではない。1年ぶりに給料が上がったことに嬉しさを感じながら、週末はそのご褒美として久しぶりに服を購入した。いつもなら金銭面で悩んでしまうところを、割と即決で購入できた。 気がつけば今年ももうすぐ半分が経過しようとしている。昨日には台風

          #23「変化を受け入れる姿勢」

          #23「記憶の旅人」

          午前練から帰宅し、普段履いている靴を洗い、磨いた。靴を磨くのはいつぶりだろうか。綺麗になった靴を並べると、人格が宿ったのかと思うくらい嬉しそうな表情を浮かべているように見える。 高校生の頃は毎日サッカースパイクを磨いていた。部活が終わり家に帰って来るのはいつも20時頃。ご飯を食べて風呂に入り、その後スパイクを磨く。当時はカンガルー皮などが流行っていたが、私はずっとadidasのプレデターを履き続けていたので、人工皮だった。翌日の朝練の際、綺麗なスパイクを袋から取り出すときは

          #23「記憶の旅人」

          #22「楽しむというスキル」

          酸素を欲してる血管の訴えを身体中で感じながら、照明の明かりが消えたグラウンドの上を歩いている。進行方向前方、北西の方角には満月に近い月が輝いていて、私というただ一人を照らしてくれているようだ。月明かりと周りのビルの明かりだけが頼りの広い芝生の上に一人残された感覚は、悪くない。むしろロマンティックさを感じる。私は夜が嫌いではない。 「一生懸命行なっているうちはダメ。楽しんで取り組んでるやつには一生勝てない」 どこで覚えたのかは定かではないが、何処かのビジネス本なのか、はたま

          #22「楽しむというスキル」

          #21「体調が良い日、悪い日」

          今日一日を振り返った時に、驚いたことがある。あくびをした記憶がないのだ。これは自分にとって大事件である。いつもだったら昼食後、必ずといっていいほどあくびが出てしまうのだが、今日はあくびも出なかったし、眠いと感じることも一切なかった。 12時までに寝ると、次の日の目醒めが全く違う。最近重かったまぶたが今日はすんなり開き、スッと立ち上がって顔を洗いに行く。やっぱり睡眠は大切だ。次の日の生活の質を高めるには、前日の睡眠時間が関わっているらしいから12時までに寝ることを心掛けよう。

          #21「体調が良い日、悪い日」

          #20「姿勢良く生きるために」

          天気が良い平日の昼間、仕事の休憩時間に近くの公園に寄って日向ぼっこをすると、色んなアイデアが降ってくる。「今週末はあそこに行こうかな」とか、「そろそろ釣りしたいな」「あの友達に連絡して誘ってみようかな」などなど、たくさんのやりたいことが頭の中を錯綜する。 人は常に何かを求めてしまうから、今この瞬間、目の前に広がる幸せを見失いがちだと思う。いつも無意識に考えていることの大抵は、過去か未来のことだ。 また人は、その日に受けた情報にも影響を受けやすい生き物だ。SNSをみると、見

          #20「姿勢良く生きるために」

          #19「空間が生み出す力」

          もし今、学生時代に戻れるとしたらスターバックスのアルバイトをしたい。何故ならスターバックスの方のコミュニケーション能力やサービスは素晴らしく、どんな教育がなされているのかの裏側を見てみたいからだ。イチゴクリームフラペチーノを飲みながらふとそんなことを思う。 スターバックスに2日連続で来てしまった。断っておくが、別に毎日通うような熱烈なファンではない。昨日は会社近くの店舗で抹茶イチゴフラペチーノを注文した。その際に店員さんから、「イチゴクリームフラペチーノも美味しいので次回は

          #19「空間が生み出す力」

          #18「成果や実績以上の価値」

          自分の経歴や実績をまとめてみようと思って整理してみたが、入力する手がすぐに止まってしまう。この2年間、本業の仕事を通じて私は何をして、何を得てきただろうか。 私が入社した会社は2013年に設立された従業員20名ほどの小さなベンチャー企業である。事業は2軸あり、主要事業はBtoBの広告営業&制作。もう一つは投資事業で全国の長寿企業のプラットフォーム基盤を構築しようというものだ。私は前者の事業部に所属していて、営業ディレクターとして顧客へのコンサルティング営業を行いながら、社内

          #18「成果や実績以上の価値」

          #17「勝利の笑み〜長谷部誠のラストダンス」

          昨夜、元日本代表の長谷部誠選手の現役ラストマッチを観戦した。彼が出場したのは後半ATでたったの4分ほど。ボールに触れることなく試合終了のホイッスルがなった。終了の瞬間、カメラは長谷部を映した。その時の表情が忘れられない。試合結果は引き分けだったこともあってか、満面の笑みではない。寂しそうだけど、やりきったかのような小さな笑み。それは間違いなく、”勝利の笑み”だった。 2008年から欧州に渡り、今日までの間、サッカー界の第一線でプレーを続けた。日本代表ではW杯で3大会連続でキ

          #17「勝利の笑み〜長谷部誠のラストダンス」

          #16「シェアラウンジを利用した休日」

          午前中のトレーニングを終えたあとはいつも眠くなってしまう。今日は最高気温が27℃近くまで上がったそうで、先週同様また日焼けをしてしまった。 午前練を終え、チームメイトとリラックスしながらリフティングを行う。ふとバランスを崩して緑色の人工芝にうつ伏せ状態になる。芝生の絨毯は太陽の光を目一杯吸収していて暖かく、それが身体にも伝わってきて気持ちが良い。芝生と同じ高さから見る空は、雲一つないきれいな青が広がっていている。週末の朝にきちんと目覚め、サッカーをする醍醐味を感じる瞬間だ。

          #16「シェアラウンジを利用した休日」

          #15「笑えれば」

          眠たい目を擦りながら布団を出て、顔を洗う。目がなかなか開かず、瞼が腫れている。鏡越しに見る自分の顔は疲れているように見える。シャワーを浴びて無理やり目を覚まそうとするも、頭の奥がボーっとする感覚は消えない。ミロとオートミール入りヨーグルトにはちみつをかけることがルーティンの朝食を食べながら、いつもは見ないニュース番組を見る。諸々準備を済ませ、家を出る。すると驚いたことに、外は昼間なのかと疑ってしまうくらいに綺麗な青空が広がっていた。この時期の上着を着なくても過ごせる心地よさは

          #15「笑えれば」

          #14「小さな勇気」

          93歳でなお調理場に立ち、生涯現役を貫く料理人で銀座ろくさん亭主人道場六三郎さんの言葉である。この道一筋75年、和食の神様と称される方の記事を読んでいる際に、上記の言葉に深く共感した。上の言葉のあとに、以下のように話は続く。 この”小さな勇気”の存在は多くの人に当てはまり共感できるものではないかと思う。日々の生活のなかで「あれをやろう」「こんな習慣を続けていこう」そう意気込んではいたものの次第に続かなくなったり、妥協をしてしまったりして、気づけば「ま、いっか」と放棄してしま

          #14「小さな勇気」