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愛は光|日記(4/11-4/14)

4月11日(木)
夫と同時に起きる。宇多田ヒカルの新曲を聴いて、アインシュタインが娘に当てた手紙を読み、少しうるっとしてしまう。電車に乗ると、隣の席の人たちが「人が顔を覚えられるのは300人までらしい」と話していて、へぇと思う。今日は順調にバスに乗れた。仕事で虚無作業をしていると、不安な気持ちが襲ってくる。新しい会社からちゃんと連絡くるかな、今度は続けられるかな。生理中だから気持ちが不安定なのだとわかりつつも、全部放り出して死にたくなってしまう。母とLINEのやり取りをする。送った矢先に返事がきたり、1時間返していないだけで追加のメッセージが来るのを見ると、せっかちなのは遺伝かもと思う。休憩中は伊藤たかみさんの『はやく老人になりたいと彼女はいう』を読み進める。伊藤さんは人の屈折した感情を描く天才だと思う。午後、急に生理痛が酷くなり、慌ててロキソニンを飲む。すると今度は胃が荒れて腹痛に。トイレから動けないくらいだったので、早退させてもらう。駅に着く頃には少し落ち着いたので、夜ご飯にスーパーで出来合いのものを買う。家に帰り、いつもの癖でつい家事をしてしまう。新しい会社からメールがあり、気になることがいくつかあったので返信で質問する。そうこうしているうちに夜になっており、あまり休めなかった。夫が帰宅後、話をする前から「君はそのままでいいよ。細かい性格はむしろ仕事に必要。」と言ってくれた。さらに今日は不安な気持ちになり、全て嫌になってしまったことを伝えたら、「人生に正解なんて最初からないし、むしろ自分で正解にしていけばいいのではないかな。少なくとも君は現状を正しく見る力がある。大事なのは今だよ。」と言ってくれた。優しい夫の腕の中で泣いた時、朝に読んだアインシュタインの言葉を思い出した。愛は光。

4月12日(金)
今日はいつも通り会社に行けそう。新しいイヤホンにもすっかり慣れてきた。宇多田ヒカルを聴いていると、人生は私たちが思うよりずっと大きな力によって定められているような気がする。会社に着く前、昨日と同じく激しい腹痛が。Uターンして帰ろうとも思ったけど、トイレ行って落ち着いたので頑張って仕事をする。腹痛はそれっきり起こらなかったので安心。休憩中、新しい会社の人から電話が来た。通勤方法も勝手に決めていいとのことだったので自分で調べてみると、バスだけで通勤できることがわかった。本当は向こうが調べてくれるはずではあったが、いいルートが発見できたしこれもまた良しとしよう。仕事に戻り、単純作業を続けているとまた不安な気持ちが襲ってくる。怖い。夫が「心の中に僕が居ると思って」と言ってくれていたことを思い出す。すると本当に安心することができて、なんとか1日を終えられた。母親からも心配のLINEが来る。今日はテイクアウトにしようと夫が言ってくれていたので、帰りにすき家に寄る。夫も早く帰ってきたので二人で明太マヨチーズ牛丼を食べる。やっぱりすき家は美味しい。なんだかまだお腹空いていたので、スーパーにお菓子を買いに行く。夜のスーパーでお菓子を選んだりいつもより高いパンを買ったりすると、お泊まり会みたいで楽しい。お風呂に入った後、石原さとみ主演のドラマ『Destiny』を観ながらポテチを食べる。ストーリー展開がとても面白い。これは続けて観ようと思う。なんだか華金っぽい夜の過ごし方をした。

すき家大好き

4月13日(土)
8時くらいに起床。夫が起きるまでにゆっくりと支度を済ませる。占いを聴きながら、朝の掃除をする。窓を開けると春の空気が入り込んできて心地がいい。昨日、頂き物のお酒を少し口にしたこともあり少々二日酔いな気もするが、お昼は近所のお蕎麦屋さんへ向かう。ビルの中に入っている目立たないお店なのに、何やら名店らしいと噂を聞いて夫と向かった。案の定5組待っていたけど、その間GW旅行の新幹線予約などを済ませられた。夫は天丼とざるそば、私は天ざるを注文。少し緑がかった透明なお蕎麦が独特だ。つゆにつけて食べると、綺麗な水を使用しているのか身体が浄化されていく感覚がした。生理不順によってずっと生理前の食欲が続いており、すっかり過信していたけど、一人前が食べきれなくなって胃袋が戻ってしまったことを痛感する。夫が底なし胃袋なので、残りを食べてもらった。二日酔いが酷かったので、ロキソニンを飲んで家で読書しながら横になる。しばらくするといくらかましになったので、二人でベローチェに行き、並んで作業をする。私は5月と6月だけ新しい職場で週3日の勤務になるので、その間扶養に入るかを検討する。調べてみた結果、手続きが少々面倒であっても2ヶ月だけ扶養に入るのが経済的であるとわかった。ざっと年末までの収入見込みを計算したところ、時給が上がることもあって月々の平均手取りが今より少し上がりそうな結果に。参考のために夫の話を聞いていると、同じ会社の同期で同棲・結婚している方々は、大体女性の方が仕事を辞めてこちらに移り住んできて、新たに事務職などを探すか、そもそもフルリモート可能な仕事であるかのどちらかが多いようだった。さらに海外赴任になった方の奥様は仕事を辞めて同行するそう。東京から距離があるため、二人ともがやりたい仕事を選ぶとなると新幹線通勤しかない。となると自分はこの半年間の間、この地域に住みながらできそうな興味のある仕事にも応募したし、今は条件の合う事務職に受かったので、大事にしたいものを守りながら結構頑張ったのではないかとやっと思えるようになった。女性の働き方についてはまた別の記事でまとめてみたいと思う。カフェから帰宅後、あらゆるサイトのパスワードが同じままだったので(危ない)、全部変更を行なった。夫が夜ご飯を作ってくれたので助かる。食後も集中して作業したら、なんとか21時前には終えることができた。

身体が浄化されるお蕎麦

4月14日(日)
いつもと同じ6時20分くらいに目が覚める。仕事が変わることもあり、いろいろやりたいことをメモにまとめる。夫が同期とピクニックに行く間(かわいい)時間があるので、朝から断捨離をすることにした。まずは日頃から観ているミニマリストmaiさんの動画を観る。ものが少ない方が視界もすっきりとして落ち着くので、私もすっかりミニマリストだ。半年前に引越しをする際にかなりのものを捨てたり売ったりしたはずだが、今日もゴミ袋まるまる一つ分+10冊以上売る本と別れを告げることになった。ついでに衣替えを済ませてスッキリ。あっという間にお昼だったので、サイゼに向かう。一人のお客さんも多くて入りやすい。小エビのサラダとボンゴレを食べたけど、この量でさえお腹いっぱいになってしまう。食べたい量に胃袋がついてきていないことが悔やまれる。家に帰るとお腹を下してしまった。とはいえ、元々お腹が弱かったこともあり、腹痛ではあまり落ち込まない。少し元気になってから、冬物のコートをクリーニングに出しに行く。やっぱり結構高いけど、服も気に入ったものだけを大事に着ているから必要な出費だと思う。そのあとは無印で、充電ケーブルの収納とタオル類を買う。断捨離してから買いたいものリストを見直すことで、本当に必要なものだけを買うという作戦だ。家に帰ってゆっくり日記を書く。休みの日に日記を書くのがすっかり習慣になっている。今夜は得意料理のお好み焼きを作る予定だ。

<今週の気付き>
・愛を軸に生きる
・頑張っている自分をそのまま認める
・断捨離して必要なものだけ買うと良い
・思っているより胃袋が小さい(生理前を除く)
・休む時と動く時のメリハリ
・整理したいときは箇条書きにする
・Appleのメモが一番使いやすい

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