朱鷺と暮らす郷(さと)
12月。佐渡島では珍しいまだ積雪のない冬。
それでも日本海の厳しい寒さの中、今回もトキロードをひたすら歩きます。
今回のお目当ては「ふゆみずたんぼ」。朱鷺と佐渡島の深い関係と歴史が刻まれた景色を見にきました。
この取り組みによって作られたお米は「朱鷺と暮らす郷」と名付けられ「トキと共生する佐渡の里山」として「世界農業遺産(GIAHS)」にも認定されています。
また、佐渡島の田んぼのまわりには至る所に松林が。朱鷺が巣を作りやすい松の木を、餌場となる田んぼの近くに置いているのです。朱鷺のためにと佐渡島の人たちが残した努力が、あちこちで根付いています。
トキロードを歩きながら、佐渡島の歴史や文化のひとつを感じていました。
佐渡島の景色と歴史を歩く。自然と文化を楽しむ。これも、僕がトキロードを歩き続けている理由のひとつです。
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