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「過去に殺される」ということ

みなさんこんばんは。
今回も、みなさんからいただいたメッセージを読んで、心に浮かんできたことを書いていこうと思います。

一瞬の判断ミスで物事が狂った時の心の持ち様を教えてください。


私は、人生のある時期から、「こんなはずじゃなかった」とどこかで思いながらずっと生きてきています。自分で思い描いていたレールから、ある時大幅に脱線して、そのまま軌道修正できずに走っている。
「こんなはずじゃなかったのに」「あの時ちゃんとハンドルを切っていれば」「もっとしっかり前を見ていれば」、そんなことばかり思いながら、止まることも戻ることも怖いからとりあえず走っている、そんな感じです。
でも、多分それって誰でもそうですよね。

誰にでも、人生の中でそういう風に思い出すポイントがあって、「あれさえしなければ」「あれさえしておけば」と、繰り返し思う。
もっと言えば、「あいつさえいなければ」とか。
それは、過去のたった一点の出来事であっても、喉に刺さったままの魚の骨みたいなもので、どうしたって現在に影響する。
確かに、私の中にも明確にあります。”あれ”が間違いだったな、という具体的なものが。

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