【山旅レポ】石鎚山(四国百名山2days)
さて、毎年恒例のGW山旅。
今年は初の四国に上陸してきました!
四国最高峰の石鎚山です。
西条からバスが出ている西之川登山口から新居浜の別子まで、2日間で縦走してきました。
まずは1日目の石鎚山から。
プラン
西之川登山口→石鎚山→土小屋→瓶ヶ森避難小屋
距離:21㎞
獲得標高:2366m
行動時間:6時間45分
前日の最終便で松山空港へ。
そこからJRで伊予西条まで移動して前泊しました。
伊予西条から石鎚山へはロープウェイ前までのバスが運行しています。
朝からのぼりはじめるには7時37分の1択。
これで登山口には8時半ごろに到着します。
支払いは現金のみなのでおつりがないように準備しておきましょう。
ルート
我が家は文明の利器はできる限り使わないポリシーなので登山口からすべて歩きましたが、ロープウェイを使えば標高1300mまで約8分で上がることができます!
往復2200円…まあでも歩いたら普通は3時間コースなので、無理せず時間と体力をお金で買うのがいいと思います。
けっこう直登で急でした。
成就社をすぎると一度少しくだって、そこからが本格的な石鎚山登山!
試しの鎖にはじまり、一の鎖~三の鎖まで4つの長い大きな鎖場がありますが、どれも迂回路がつけられているので不安な方も大丈夫。
GWということもあり、様々なレベル感の方がたくさんのぼっていて渋滞がすごかった、、、上から人が落ちてこないかヒヤヒヤ。
かなりの高度感とそれなりの鎖場のスキルが必要なので、自分の力量に合わせて選択してくださいね。
(長いのと一方通行なので途中で引きかえすのはムリです!)
鎖場の渋滞ふくめて成就社からは1時間半ほどで山頂に着きました。
登山口からは3時間ほど。
約8㎞で獲得標高は1800m!修験の山とだけあって簡単ではなかった…
それでも山頂からの景色は圧巻でした。
山頂からは土小屋方面へ。
ここからは石鎚山系の縦走路に入ります。
さっきまでの険しいのぼりと違ってゆるやかな稜線沿いのトラバース。
土小屋は新しいカフェが入っていて、軽食やコーヒーなど購入できました。
お腹が空いたのでジビエおにぎりを購入。
モンベルショップが併設なので、ちょっとしたグッズも調達できます。
本来であればここでガスカートリッジを購入する予定だったのですが、それについては後述。。
土小屋からは瓶ヶ森林道方面へ。
てっきり林道を歩くのかと思っていたら、
真横にトレイルが作ってあって、林道のすぐそばの登山道を歩きます。
これが地味にきつい。微妙なアップダウンが続くのと、定期的に林道にはき出されるので、見た目より獲得標高が多い…
とはいえ、道路がすぐそばにあるという安心感はありました。
山荘しらさ、土小屋と営業小屋も複数と、きれいなトイレも充実。
山深いのに、意外と人工物が多いという不思議な空間でした。
石鎚山での渋滞で時間を使ってしまったので、後半はサクサクと。
土小屋から2時間もかからなかったかな?
16時ごろに避難小屋に到着。
小屋のすぐ横に水が引いてありましたが、せっかくなので瓶壺で水を補給。
避難小屋は最近新築されたようで、とてもきれいです。
余談
さて、土小屋で購入予定だったガスカートリッジの話。
実は今回がはじめての飛行機を使ったテント泊縦走でした。
飛行機にガスカートリッジが持ち込み禁止ということに空港で気づき…
保安検査場で没収される、という事件がありました。
で、慌てて道中で購入できる場所がないかと調べて見つかったのが土小屋。
ありました!ジェットボイル用でしたが。
が…そこで気づく。
バーナー忘れた。(え
ということでガスカートリッジは買わず、
持ってきたカレーメシはきんきんの湧水で戻して食べることになりました…
いちおう食べられました。冷たくてあんまりおいしくないけど。
あと、ついでにビクトリノックスの携帯用ハサミも没収されました。
飛行機に乗るときは持ち物に要注意ですね、、、
まとめ
信仰の山、石鎚山。
ロープウェイで途中まで行けることもあって、地元の学生さんから老夫婦まで、本当にたくさんの人がのぼっていました。
地元に愛される山なのだなぁと。
山頂には立派な祠があって、立山や御嶽山のような厳かな雰囲気です。
本州にはない海からぐぐっとそそり立つ不思議な山容はとてもカッコいい!
魅力たくさんの山でした。
都内からのアクセスはかなり難易度高いですが(飛行機トラップふくめ)
お天気に恵まれた日に行けてよかったな~と思います。
次はロードバイクで瓶ヶ森林道を走ってみたいな!
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