【山旅レポ】笹ヶ峰(四国百名山2days)
さて、GW山旅2日目。
石鎚山系を瓶ヶ森避難小屋から別子銅山までを歩きました。
1日目の様子はこちらからどうぞ!
プラン
瓶ヶ森避難小屋→瓶ヶ森→伊予富士→笹ヶ峰→マイントピア別子
距離:32㎞
獲得標高:2082m
行動時間:9時間38分
下山してから松山空港に移動して飛行機で帰宅の予定だったので
ぜったいに遅れられない戦い!
ということで保険をかけまくって4時半に出発。
思ったより道中タフで時間がかかってしまったので正解でした。。
下山は14時半。余裕もって間に合いました。よかった~
ルート
まずは避難小屋からすぐの瓶ヶ森へ。
駐車場からすぐなのでかなり整備されていてだれでも歩けるようになっています。ちょうど日の出が近くて、ご来光待ちの人たちもちらほら。
我々は工程が長いので先に進みます。
1時間ほど歩くとCMで見た景色!!!
UFOラインの革新部があらわれました。とーーーっても美しい笹原に感動。
笹刈りをしてくださっており整備された道。
ここからこんな感じの歩きやすい道ならサクサク進むね~なんて話してました、このときは。
ぜんぜんそんなことなかったのだけど。
ここから伊予富士、寒風山、笹ヶ峰と超えていくのですが
丁寧に稜線の上をなぞっていく…のでアップダウンがタフ。
笹の間をトラバースしていくので地味に右側が斜めに落ちていて滑る…
最初はめーーーっちゃきれい!と感動していたのに
4時間も同じような景色を歩き続けると飽きてくる、人間って贅沢だ。笑
笹ヶ峰に着くころにはもうお腹いっぱい。
普通の登山道を歩きたい~となってました。笹原はまだまだ続くけどね!汗
笹ヶ峰の先のちち山を越えると徐々に標高が下がります。
笹原もようやく終わり!
ラスボス綱繰山がなぞに大きくて削られたけど、銅山越には13時前に到着。
帰りの電車には間に合いそうで一安心。
ここまでスタートしてから8時間ちょい。うち笹原歩きが7時間ほど。
景色が似ている伊豆の仁科峠あたりを想像していたので、30㎞もサクサク歩けるかな~と想像していたけど、思ったより進まなくて
稜線の山が(●●森、〇〇頭みたいなのが山ほどある)大きくて、四国の山の雄大さを感じました。
向かって左手には瀬戸内海(天気が良かったので見えた)、右手には太平洋にむかって幾重にも連なる山々、これは四国ならではの景色!
本当にすばらしかった!!!
銅山越からは旧別子銅山の名残が強く残る道でした。
レンガづくりの建物が残っていたり、器の破片など生活の痕跡もところどころ。ここに数千人が暮らしていたというのは衝撃だけど、これが日本の歴史を作った一部なのだなぁと思うと、とても興味深かった。
どうやら東洋のマチュピチュと呼ばれているらしい…!
注意点
1日目は営業小屋がたくさんあったのですが、2日目はルートで補給できるポイントは1つしかありませんでした。しかも28㎞地点。
1.3Lを満タンにしてスタートしたけど、稜線上は笹原で遮るものがなくかなり苦戦。。もう500ml余分に持った方がよかったです。
笹ヶ峰の先に丸山荘という山小屋はありますが、山頂から50分下った場所にあるのでそのまま下山しない場合は上り返しが必須。
行かれる際はご注意ください!
マイントピア別子について
下山後に利用した道の駅マイントピア別子。
道の駅というか、もはやテーマパークなみに巨大な施設だったのですが…
温泉はあるし、鉱山の見学もできるし、食堂もカフェもあって、子供から大人まで1日楽しめそうな施設でした。
温州ミカンソフト、おいしかったです!
近くにある歴史資料館も興味がわきました。次に来るときはたぶん自転車だと思うので、資料館にも立ち寄ってみたい。
まとめ
念願だったUFOラインは見れたし、お腹いっぱい笹原を歩いて
お天気に恵まれて絶景をただひたすら眺めながら歩いた2日間。
四国ならではの景色と、銅山の歴史に触れた
素晴らしい山旅でした!
四国の百名山はもう1つ剣山が残っているので、次は徳島側から剣山、三嶺をつなげて縦走してみたい。
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