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【レシピ】3種の豆のサラダ アンチョビクリームソース×鷹の夢ALL NAGOYA

5月の料理教室も無事に全日程が終了しました!
※こんなご時世ですが、料理教室は休業や酒類提供禁止要請の対象外のため、アクリル板やマスク着用、常時換気などしっかり感染対策を徹底しながら開催しました。

5月は美味しい食材で溢れる季節。せっかくですので、今月の教室でお伝えしたレシピをひとつご紹介させていただきます。

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5月はいろいろなお豆がおいしい季節。
特に、「五月豆」とも呼ばれる空豆の旬は5〜6月頃と短く、今のうちにたっぷり食べたい食材の一つです。

そんな空豆と、同じく6月前後に旬を迎えるいんげん、スナップエンドウをシンプルに塩茹でし、濃厚なソースで頂く一品です。

バーニャカウダソースをもう少しあっさりさせた感じの、お野菜全般によく合うソースは、パセリを加えて香りよく仕上げます。コク出しの白みそがポイントです。

3種の豆のサラダ  アンチョビクリームソース

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【材料】(2人分)
いんげん…8本程度
スナップエンドウ…8本程度
空豆…8粒程度
塩…大さじ1
酒…大さじ1

<ソース>
おろしにんにく…小さじ1/2
オリーブオイル…大さじ1
アンチョビ(ペースト状に叩いたもの)…小さじ1分   ※フィレ2枚程度
生クリーム…大さじ3
白みそ…大さじ1
パセリ(みじん切り)…大さじ1分

<下準備>
いんげんとスナップエンドウは水に浸してシャキッとさせておく。

【作り方】
①アンチョビクリームソースを作る。フライパンにオリーブオイルとにんにく、アンチョビを入れて火にかけ、弱火で炒める。香りが立ったら生クリームと白みそを加えてさっと煮立て、ボウルに移す。粗熱が取れたらパセリを加え、冷蔵庫で冷やす。

②いんげんはヘタを取る(筋がある場合は筋も取る)。スナップエンドウは筋とヘタを取る。空豆はさやから豆を取り出し、包丁で切り込みを入れる。

③鍋に1Lの水(分量外)と塩を入れて火にかけ、沸騰したらいんげんとスナップエンドウを入れる。30秒ほど茹でたらいんげんも加え、1分半ほど茹でたらザルにあげて冷ましておく。(お湯は捨てない)

④同じ湯に酒を入れ、空豆を1分ほど茹でる。取り出して冷まし、粗熱が取れたら皮から身を取り出す。粗熱が取れた③と共にラップをかけて冷蔵庫で冷やす。

⑤冷やした④を器に盛り、①のソースをたっぷりかける。

【ポイント】
・空豆は酒を入れて茹でると青臭さが和らぎます。
・多めの塩で茹でた方が豆の味が引き立ちます。

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合わせた日本酒は、「鷹の夢 純米ALL NAGOYA(山盛酒造/愛知県)」。米や酵母など、とことん地元産にこだわったお酒です。

お豆に合うお酒を探していて、このお酒を試飲してピーンと来ました!
鷹の夢を頂いたのは今回が初めてだったのですが、とても美味しくて驚きました。青っぽさを感じる吟醸香と、ほどよい甘味とコクがありながら、すっきりとした後味。ほのかに酸味とハーブのような香りを感じ、ワイングラスで飲むと、どこか白ワインのようにも感じられます。

青っぽい風味と旬の豆類は相性が良く、味わいのボリューム感は濃厚なアンチョビのソースとマッチします。生徒様からは、「ソースとお酒がすごく合う!お酒がより美味しく感じられる。」とのコメントを多く頂きました。

私の感覚としては、生クリームは生酒と相性が良いように感じます。
テクスチャーがマッチするのか、すごく馴染むんですよね。

ちなみに、こちらのお酒は大塚の地酒屋こだまさんで購入しました。

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こだまさんは全国の割と小さな酒蔵さんのこだわりの地酒を扱っており、なんと全種類試飲可能!しかも1合から計り売りしていただけるのです!

※計り売り用の瓶は別売。空き瓶を持参されることをオススメします。
※あくまで試飲のため、タダ酒感覚で楽しむのは厳禁です。

家飲みラバーにはまさにパラダイス!
まだ見ぬ運命の一本と出会いに、是非足を運んでみてくださいね。

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