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25.身体、脳、空間、時間の制約から解放される計画?内閣府の打ち出す「ムーンショット目標」の一つ

まるで、SFの世界。

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』というアニメーション映画のよう。

身体、脳、空間、時間の制約から解放される。
そんな世界を目指していると。

内閣府が。
参考ページはこちら。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

研究や計画のページはこちら。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

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驚きました。まさか内閣府が、そんなSFみたいな世界を目標立てているなんて。

誰もが多様な社会活動に参画できるサイバネティック・アバターの基盤を創る、と宣言されています。

・2050年までに、複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
・2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。

身体的能力、認知能力、知覚能力を拡張できる技術を開発し、そこから新しい生活スタイルを普及させる。
……なんだそれは。

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引用先:内閣府 サイバネティック・アバター生活

日本国では特に、今後生産年齢人口が減少していくこと、人生100年時代だといわれていることなどを理由に、課題先進国として解決に取り組んでいることが背景にあるそうです。

人の能力拡張により、若者から高齢者までを含む様々な年齢や背景、価値観を持つ人々が多様なライフスタイルを追求できる社会を実現する。

ムーンショットが目指す社会の姿だそうです。

確かに、今はすべての人が発信者であり、誰でも何にでもなれるチャンスが存在しています。
そんな中で、自分は自分としてどう生きるか、どう生を全うするか、その考え方も多様になるのは当然のこと。

ネットワーク技術の向上だけでなく、新たなプラットフォームも誕生してきそうですね。

情報社会が進んで、すべて情報に置き換えられ、データ化されていくのでしょうか。

身体、脳から解放された世界は、一体どこに行き着くのでしょうか。
空間的、時間的制約の突破とは、いかなる世界なのでしょうか……。

一晩中、飲みながら語り合えそうな話題ですね。
ぜひ、ご意見ある方は聞かせてください。

そこにあるのはユートピアか。あるいは、ディストピアか。

そしてそのときの自分は、どんな状態の自分なのか。

楽しみですね、ほんとに。

人とはなんぞや、という問いにたどり着いてしまいそう。

哲学。

いくらでも長くなりそうですので、今日はこの辺で。

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