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2022/10/24 デンバー→コーディ〜アメリカ横断ハネムーン14日目〜

この日のスケジュール
コロラド州 デンバー→ワイオミング州 コーディへ
移動時間8時間、休憩と寄り道いれて丸一日かかりそう~

ついにイエローストーンに近づく
スタート地点のマイアミから見るとかなりの距離

7時30分  起床

昨日のシリアルで朝ごはん

アウトレットで買ったパンツ。
本日もおソロコーデ(汗かいてないからいけるでしょと昨日と同じTシャツ、一回着ただけじゃ洗濯しない、旅あるある)

チェックアウト済ませて出発するぞ~
フロントに行ったら部屋チェックするから少し待っててと言われる。
ここのホテル、チェックインの時デポジットとしてキャッシュで50ドル預けたんだけどそれを返却してもらうにはその場で部屋をチェックするみたい。今まで泊まったところは全部クレジットで一旦払って(預けて)、後日クレジットに返金されてたから少し不安だったけどこれならいいね!

無事OKが出て返金された!


9時 出発

今日もひたすら走る

州によって道の雰囲気が違う!!!!
今までより平野がながーーーーく続く景色。まさに田舎。
途中見えてくる山々はすでに雪がかってる。道を走る車の量も今までより圧倒的に少ない。私たちと同じフロリダナンバーなんてまったく見かけない。

日本は都市の中を道が走っているけど、アメリカは町→道しかない道→町→道しかない道っていう繰り返し。だからもし何もない道で車のトラブルや事故が起こっても助けはすぐには来ない。この辺りは余計に今までより町と町の距離が離れているからガス欠警戒。逃すと次いつ町が現れるか分からないのでgooglemapで大きめな街を早めに探す。そこで見つけたのが「キャスパー」という都市。ここで休憩しよう。


お昼 まずはスーパーマーケット「ウォルマート」へ


相変わらずスーパー楽しい。写真撮ってたら店員さんもノリノリで話かけてきた。手袋とマフラー買っといたほうがいいかな~と悩んだけど結局買わなかった。耐えよう。

今日のお昼ご飯はどこかチェーンじゃないお店に行ってみようかとなり、夫の希望で近くのハンバーガー屋さんに行ってみる。

アイスクリームもあるー!車でお菓子ボリボリ食べちゃったから私はバナナスプリットだけにしよう。夫は曜日変わりのバーガー注文。
店員さんの説明が難しかったけど、ジェスチャーや優しい単語使って一生懸命説明してくれた。そのあとも頼んだフレーバーが売り切れだったみたいで紙に書いて残り何があるか教えてくれた。ありがたい。


結果、想像と違うバナナスプリットきた(笑)

生クリームはトッピング追加しないといけなかったみたい。丁寧な説明受けといてなんにも理解してなかったのがこういうところに現れるのである、、、まあこれはこれでOK!アイスの味は選んだ通り、バターピーカン、チョコレート、パンプキン。

ハンバーガーもポテトもおいしいー!
アイスはバターピーカン味が一番好きだった!

さて、暗くなる前に到着すること目指してまた進みますか。


午前は夫が運転してくれたので交代。

また何もない道をひたすら行く。
いいお天気で気持ちがいい。前後に車がいないと何キロだしていいのか分からなくてちょっと困る。今何キロくらいなんだろうとモニターを確認。

そんな時にふっと気づくことになる、、、


モニターに映しだされる
「Caution!」の文字、、、

んん??なんだなんだ??「engine oilほにゃらら~」

え!!!エンジンオイル!?なになになに!?!?

よく分からずとりあえず助手席で寝ていた夫を起こして翻訳してもらう。

寝ぼけた夫「エンジンオイルトラブルっぽい」
えーそれってまずいんじゃない?でもエンジンオイルの警告ってさ、アラジンの魔法のランプみたいなのが赤くつくんじゃなかったっけ?ついてないよ?どういうこと???
調べるも情報がない。しかもよりによって電波がつながりにくくなってきている。山に向かってるからそりゃそうだ。
一回停車したほうがいいのか近くの町まで目指したほうがいいのかどうしたらいいのか分からず慌てる。

待って、こういう時の為の日本語カスタマーサービス付きのレンタカー会社選んだじゃん!!!

ちゃーーーんともしもの時ようにダラーのカスタマーセンターの電話番号を控えていたので(さすが私)すぐに夫に電話してもらう。

夫「あ、もしもしお世話になっております、そちらで今車を借りている○○と申しますが~」
おそらく在米日本人と思われるお姉さんにビジネス日本語で挑む夫がシュールでおもしろい。お姉さんはフランクめ。

状況を伝え自分たちでオイル交換に行っていいのか、もしくは車を交換するべきなのか尋ねる。

返ってきた答えが
・レンタカーなので自分たちで入れるのはやめて欲しい
・赤い警告ランプはついているのか
・現在地を教えて欲しい
・この電話が切れてしまうと担当が変わってしまうのでこのまま電話を切らないで欲しい
・電話番号を教えて欲しい
とのこと。
決して怒ってるわけではないのにこちらで働いているお姉さんはどうしても口調が強い。夫、ちょっと怯みはじめる。

そんな時に「ブツッ」と電話が切れる。

見事圏外。

夫「あ~切れちゃった(苦笑)」
私「掛け直したほうがいいんじゃない??」
夫「んー怒られるからイヤ。もういいんじゃない?(笑)」

おいおいおい(笑)

でも話を聞いてなんとなく分かったことは
今回の表示はエンジンオイル警告が出る前に出る注意喚起(今どきの新しい車の機能らしい、知らなかった)だということ。だからそこまで慌てることはなかった。

ひとまず安心したところで電話が鳴る。

夫「あ、掛かってきたよ!もしもし~」
お姉さん「切らないでって!!!電波悪い場所にいるのは分かったけど切らないで!」

さっそく怒られる

(全然怒ってないよ、口調が強いだけだよ)

お姉さん、とりあえず専門のエンジニアにどうするか確認してくれてるらしくしばらく電話を保留にしたまま待ち。

ちょっとした休憩スポット?があったので車を停めてひたすら待つ。
湖かな??

待つこと10分

お姉さん「その辺に営業所ないみたいだから自分たちで近くでオイル交換して返却するとき請求してね。」

結局かーい

でも大変なことにならなくて本当によかった!日本語カスタマーついててよかった!ちょっと高いけど次回もdollarレンタカー使わせていただきます!
ありがとうございました。


日が落ちてきそう、急がないと!
山に向かって行く

きれいー!
山に入り山を抜けてまた山に入るの繰り返し。
山の中は空が曇るのに抜けると晴れ。不思議。

カーブしてる道から小鹿が飛び出してきそうになって焦った。
鹿注意看板はほんとうなのね。気をつけよう。


19時 ホテル到着

今回泊まるコーディという町、ここはアメリカ西部開拓時代に「バッファロー・ビル」の名で有名なガンマン、ウィリアム・フレデリック・コーディの名からつけられたらしい。バッファロービルってなんで聞いたことあるんだろう~と思ったら映画「羊たちの沈黙」の犯人の名前だ!!実在してた人物からきてたことを初めて知った。

町全体が開拓時代の風情が残っていてまさに西部劇の舞台。観光地としても人気らしい。まあ到着したときはもう真っ暗になっちゃったんだけど。

宿は「バッファロー ビルズ アントラーズ イン」($92)
イエローストーン国立公園はこの時期シーズンオフ。宿泊客は私たちいれて2組しかいなかった。
ここ、ロビーもお部屋も西部溢れてたまらなくステキ!!!

シャワーカーテンまでこだわりを感じる
木をそのまま使ってるベッドサイドランプ
タンスもお家に欲しい
カーボーイのポスターが飾られている
興味深々

トラブルあり、景色良しの長い一日だったー!
まだまだ残っているお菓子たちをつまみながら一日を振り返り、いよいよ明日から始まるイエローストーン観光に備えて早めに眠ることにする。
それに朝からエンジンオイルを入れてもらわなきゃいけないという最大ミッションがあるからね。ドキドキ。
この日は終わり。


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