最高の夏、終結

第100回全国高校野球選手権大会が終わった


優勝は、大阪桐蔭高校
史上初の春夏連覇を成し遂げた。桐蔭、本当に強かった!連覇の王者の名に恥じぬ戦いぶりだった。キャプテン中川くんの涙からはいろいろな思いが溢れたの感じた。


そして準優勝は、金足農業高校
秋田県勢としては第一回大会以来103年ぶりの決勝進出!今年の快進撃には目を見張るものがあった。それに第一回大会以来の決勝なんてどんなドラマよ。


初戦からずっと金農の試合を見ていた。23年ぶりの初戦突破は胸が熱くなって、思わず一人で叫んだ。めっちゃくちゃ嬉しかった・・・!!!
ずっとずっと勝ちがなくて初戦で姿を消していた秋田県勢。その一つの大きな勝ち星に、県民は沸いた。選手もみんなもずっと待っていた、勝ち。


野球は好きだけど、技術がどうとかもっとこうしたらとか専門的なことはよくわかんない。でも、選手たちが懸命に白球を追ってる姿はずっと見ていたくなる。そして、できることなら自分の生まれ育ったチームを応援したい・・・そんな思いをずっと抱いていた。それを金農は叶えてくれた。決勝まで。


それがどんなに私の心を、私たちの心を熱く、高鳴らせてくれたかは計り知れない。


アウト一つ取るたびに、みんなで繋いで一点を取るたびに
彼らが懸命にプレーするその姿を、本当に楽しそうに野球をやる姿を見て、野球好きからルールの知らない人までみんな必死になって応援した。


この期間帰省していたけど、ほとんど金農の話が話題にのぼっていた。どんな人と話をしていても。みんなで応援していた。地元の友達と応援したり、遠くに住んでる友達からはLINEが来たりした。しばらく連絡を取っていなかった子とも甲子園を通じてまた繋がったり。みんなで金農を応援してた。


彼らは彼らで「優勝」を目指して一戦一戦戦ってきた。
まさか秋田が?とかきっと言われてきたとも思う。でも、そんなのもはねのけてプレーする姿は本当にたくさんの人に影響を与えた。そのくらいのパワーが彼らにはあった。もちろん私も影響を受けたうちの一人だけど。


がんばらなきゃ まだできる 楽しんでやろう
いろいろな気持ちが、前向きな気持ちがたくさん溢れた
彼らの思いが、行動が、言葉が

想いは伝染していく


今回の甲子園、忘れられない大会だった。一番痺れた夏。今回は決勝を取り上げたけど、ほかにも心動かされる試合はたくさんあった。どれも見てて面白かった!!!


真剣に、一生懸命取り組んでる人たちの姿って心を打つんだってことを再確認した二週間だった。


はぁ、熱闘甲子園も見なきゃな・・・!

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