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締め

「ヴァグラント」の大千穐楽から2週間ほどですか?
観劇いただいた皆様、ありがとうございました。

好き勝手を書いてきたこのレポですが、やはり締めておかないといけないなと思い、Macを開いております。

スタッフ、演者の皆さん、そして見てくださった方と一生忘れられない夏を過ごすことができました。
一生忘れられない、と書くと慣用句みたいになりますが、心からそう思います。

モノを作るという手応えを心から感じたし、キラキラした俳優の姿を心から眩しいと思ったし、終演後に観客の皆さんと共に舞台へ心から拍手を送ったし。←もはや自分も観客。。

千穐楽を終え、当日に帰京するためにスーツケースを引きながら退館する役者さん達、ちゃくとう版(劇場に入ったら赤いピンを立てるやつ)が一つ一つ抜かれていくのを、寂しいとやり切れたのちょうど境界線に立ちながら見ていました。

このレポの締めとしましては。

初めてミュージカルをご覧になった方もおられたと思います。初めてでなくても、久しぶりとか。
ヴァグラントが少しでも面白いと思ってもらえたとしたら、また別の演目に行ってみてください。
どれに行ったらいいかわからない場合は、ヴァグラントの出演者の次作とかいいと思います。これもきっかけですから。
本当に面白い舞台が日本各地で催されています。
僕自身も、この2週間で「アナスタシア」「生きる」「スリル・ミー」を見ましたが、どれもミュージカルという言葉が冠されていますが、全然違う表現で耳がキーンとなりました。

たくさんの人が劇場に足を運ぶことで、将来的に我々自身がもっと面白いミュージカルが見れることになるんですから。←ここでも観客側

エンターテイメントは見る人がいないと、マジでどうしようもない、というのは紛れもない事実です。
世界一のショーだとしても観客0人だとすると、太平洋の真ん中での嵐みたいなものになってしまします。

逆に、ミュージカルをよく見られる方には、僕なんかがとやかくいうこともありません。
皆さんのような目の肥えた方達も楽しませれるような作品を、また作るんでよろしくお願いします。

それでは、
とざいとーざい、ずずいっと、ありがとうございました。

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