新藤晴一

Haruichi Shindo 新藤晴一 Guitarist Songwriter N…

新藤晴一

Haruichi Shindo 新藤晴一 Guitarist Songwriter Novelist

マガジン

  • 散文、もしくは想像の遊び場。

    ハートランド(生ビール) ¥580

  • 稽古場でヒマな人と思われたくなくて ヴァグラント稽古場レポ

    ミュージカルが作り上げられるのを稽古場で見ていたいけど、それだけだとヒマな人と思われそうで(間違ってはいないが)レポートとか書いていたら格好がつくんじゃないかと思って。無料です。

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noteを始めるにあたって

新藤晴一 ポルノグラフィティ ギタリスト      作詞作曲 作家 脚本 noteを始めるときは、その所信を表明しておくのがここのマナーらしく。僕…

新藤晴一
4年前
3,615

撮影でした

今日は撮影でした。 なんの撮影だったのかといえば、マカロニコーストの中沢さんの作品の写真集の。 このへん、ちょっとわかりにくいところなんで詳しく説明させてもらいま…

新藤晴一
2週間前
683

似ている・・

ミュージカル「クロスロード 悪魔のヴァイオリン パガニーニ」を観劇しました。 このnoteは観劇レポートじゃないので、詳細は割愛しますが、面白かった! 曲も役者さんも…

新藤晴一
3週間前
791

たまにはゴルフの話

この間、アトリエでアレンジャー、鍵盤の宗本康兵とプリプロをしました。 いつもは僕が何曲かメロディのアイディアを用意して、それに対して曲の方向性を決めるといった工…

新藤晴一
1か月前
588

詩人

ツアー終わりました。 珍しく母親から「ツアーお疲れ様」のラインが来て「今回もよーさん人が来てくれたわ」と返したんですけど、やはりそれが何よりありがたいことです。…

新藤晴一
1か月前
719

占いスナック

広島ライブの時、知り合いによく当たると評判の占いスナックに連れて行ってもらいました。食事の後に。 ドラゴンボールの占いババさながらのママさんが、四柱推命(でした…

新藤晴一
2か月前
583

PRS

どどんと、写真からいきますね。 さあどうぞ。ご覧ください。 そうです。僕のニューギターです。 '91 Artist series PRS PRS。ポール・リード・スミス。 僕が色気づいた…

新藤晴一
2か月前
629

夜の時間

夜の底に大したものはない。 若いという時間が終わりかけていた頃の話ですけど。 そんなふうに考えたことがありました。悟った風に。 それでもまだ夜な夜な飲み歩いていた…

新藤晴一
3か月前
633

バッファー

こないだ、良さげなバッファーを買いまして。 バッファー。ギターの機材です。 説明するのがめちゃくちゃ難しいんですけどね。 エフェクターといえなくもいけれど、厳密に…

新藤晴一
3か月前
556

鼻がきかん

最初からおまけみたいなことを書くんですが。 さあ、noteの記事を書こうと今、スタバに入りました。 カフェアメリカーノのトール(腰を据えるつもりです)を受け取り、店…

新藤晴一
3か月前
625

シラフくん

ツアー回っていますよ。 来週は大阪ですか。 こないだ行った北海道。スタッフがこれまでの公演数を数えてくれていたんだけど、今回で54公演目なんだと。 デビューして2…

新藤晴一
4か月前
697

スケジュール帳

全国ツアー回っています。 初日の名古屋で初めて、コンタクトレンズをつけてライヴをしました。MCでも言いました。 僕は普段メガネをかけていて、裸眼だと10m先にいる人…

新藤晴一
4か月前
747

定点観測

定点観測って、やっぱり変化がわかりやすいですよね。 例えば理科の時間に見た映像のやつです。 朝顔が土から芽を出して伸びていくのを、同じカメラで撮り続けて早回して、…

新藤晴一
4か月前
551

かっこいいコンサート

「盆・暮れ・正月」 我々、生真面目なジャパニーズも、公に気を緩めて休んでいいと決めた祭日です。 その内の「暮れ・正月」はセットで、昨日あたりから突入しています。 …

新藤晴一
4か月前
708

観劇日記

年明けのツアー「PG wasn't built in a day」のRHが始まっています。 まだおっかなびっくり曲をやっている状態です。 「最近もツアーでやった曲」みたいな立ち位置の曲でも…

300
新藤晴一
5か月前
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ピラティスのことだったり

歌詞のOKがなかなか出んなー。方々からの。 いや、デビュー当時、ディレクターのダメ出しが、結果的に自分を高めることになった経験を持っているので、ダメ出しは望むとこ…

新藤晴一
6か月前
565
noteを始めるにあたって

noteを始めるにあたって

新藤晴一 ポルノグラフィティ
ギタリスト
     作詞作曲 作家 脚本

noteを始めるときは、その所信を表明しておくのがここのマナーらしく。僕もそれにならって。

といっても、常々、クリエーターでいたいと思っている僕が、「個人のクリエイターが自分のメディアとしてコンテンツを発表するためのプラットホームです」というnoteにたどり着くのはまあ自然のことかな

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撮影でした

撮影でした

今日は撮影でした。
なんの撮影だったのかといえば、マカロニコーストの中沢さんの作品の写真集の。
このへん、ちょっとわかりにくいところなんで詳しく説明させてもらいますが。

ことの始まりは、僕が30年近く通っているヘアサロンでお世話になっているヘアスタイリストの中沢さんが、ここ3年くらいずっと「歳を重ねた晴一くんを、僕ならかっこよく撮れる。なぜならずっと見ているから」と言ってくれていたことでした。

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似ている・・

似ている・・

ミュージカル「クロスロード 悪魔のヴァイオリン パガニーニ」を観劇しました。
このnoteは観劇レポートじゃないので、詳細は割愛しますが、面白かった!
曲も役者さんも、ストーリーも。
ただ問題が一つ。
いや、作品についての話じゃないんです。
パガニーニ役の木内健人さんが・・・以前、ポルノでベースを弾いていたたまに見えて・・・。
いやいや、木内さんは悪魔との契約に苦悶する天才ヴァイオリニストを熱演さ

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たまにはゴルフの話

たまにはゴルフの話

この間、アトリエでアレンジャー、鍵盤の宗本康兵とプリプロをしました。
いつもは僕が何曲かメロディのアイディアを用意して、それに対して曲の方向性を決めるといった工程なんですけど、その日はノーアイディア。
忙しくてなかなかスケジュールがとれない康兵をおさえていますから、キャンセルするのはもったいない。
ということでお茶でも飲みながらおしゃべりでもしようかと作業は始まりました。

そのうち、お茶でお腹が

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詩人

詩人

ツアー終わりました。

珍しく母親から「ツアーお疲れ様」のラインが来て「今回もよーさん人が来てくれたわ」と返したんですけど、やはりそれが何よりありがたいことです。
その感想などはFC会報などに譲るとして。
取り急ぎお礼まで。

ツアーが終わって、昨日、ポルノチームでお花見をしてきました。
コロナの時期はしていなかったので、約3・4年ぶりでしょうか?
お花見会場は以前と同じ郊外の公園。
東京には街中

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占いスナック

占いスナック

広島ライブの時、知り合いによく当たると評判の占いスナックに連れて行ってもらいました。食事の後に。
ドラゴンボールの占いババさながらのママさんが、四柱推命(でしたっけ?)でズバいうわよって感じでした。
僕はどう言われたのか・・・いまいち覚えていないんですけど。今年が良い年だって言ってもらえたかな・・。

PRS

PRS

どどんと、写真からいきますね。

さあどうぞ。ご覧ください。
そうです。僕のニューギターです。
'91 Artist series PRS

PRS。ポール・リード・スミス。
僕が色気づいた頃に読んでたメンズノンノで、おしゃれなブランドといえばポール・スミスでしたが、こっちはポール・リード・スミス。

購入したのはPRSを中心に扱う楽器屋さん。結構郊外の。
こじんまりとしたお店とはいえ、入店した瞬

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夜の時間

夜の時間

夜の底に大したものはない。
若いという時間が終わりかけていた頃の話ですけど。
そんなふうに考えたことがありました。悟った風に。
それでもまだ夜な夜な飲み歩いていた時代の話です。

その夜の一杯目の酒は美味いものです。
日中がどんなにしんどかったとしても、グラスの中で揺れる琥珀の液体は気分を高揚させてくれます。夜の始まりです。
テーマパークの門をくぐった時の気持ちに似てるんですかね?
よし、隅々まで

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バッファー

バッファー

こないだ、良さげなバッファーを買いまして。
バッファー。ギターの機材です。
説明するのがめちゃくちゃ難しいんですけどね。
エフェクターといえなくもいけれど、厳密にいうとエフェクターではないんです。
電気的な話なので。何より僕がよくわかってない。
ローインピーダースとかハイインピーダースとか。
エフェクターといえなくもいけれど、厳密にいうとエフェクターではないんです。
じゃあ何か。
電気的な話を置い

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鼻がきかん

鼻がきかん

最初からおまけみたいなことを書くんですが。

さあ、noteの記事を書こうと今、スタバに入りました。
カフェアメリカーノのトール(腰を据えるつもりです)を受け取り、店内を見渡すと、勉強などをしている人たちで混んでいるにも関わらず、よさそうな席が空いていたので、そこに陣取り、PCを開きました。
そこで気づきます。なぜここが空いていたか。
顔を上げるとテレビがあるんです。
ここは商業施設の中にあるスタ

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シラフくん

シラフくん

ツアー回っていますよ。
来週は大阪ですか。

こないだ行った北海道。スタッフがこれまでの公演数を数えてくれていたんだけど、今回で54公演目なんだと。
デビューして25年も経って、それまでに53公演もしているのに、54公演目も満杯の会場で迎えてくれた北海道の方たちには感謝しかありません。
うちの実家の母でも、こんなには歓迎してくれません。
正月に帰省することを伝えたら「去年も帰ってきたじゃん」って言

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スケジュール帳

スケジュール帳

全国ツアー回っています。

初日の名古屋で初めて、コンタクトレンズをつけてライヴをしました。MCでも言いました。
僕は普段メガネをかけていて、裸眼だと10m先にいる人の顔もよく見えないくらいです。
昨今では衰えもあるんでしょうね、哀しいかな、薄暗いステージ上では、曲順や歌詞のカンペも怪しくなってきたので、思い切ってコンタクトを使ってみました。

それにしてもあんなに見られているんですね。僕は。

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定点観測

定点観測

定点観測って、やっぱり変化がわかりやすいですよね。
例えば理科の時間に見た映像のやつです。
朝顔が土から芽を出して伸びていくのを、同じカメラで撮り続けて早回して、なるほどこうやって植物は成長していくんだ、と学んだことがあります。
他には、東京スカイツリーが出来上がっていくのを何年かかけて撮った映像も見たことがありますよね。

そういうやつです。

なぜこんな話をするかといえば、同じ仕事を25年間や

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かっこいいコンサート

かっこいいコンサート

「盆・暮れ・正月」
我々、生真面目なジャパニーズも、公に気を緩めて休んでいいと決めた祭日です。
その内の「暮れ・正月」はセットで、昨日あたりから突入しています。
聞いたところによると、2024年は1月1日が月曜日ということで、もうその週は休んでしまおう、的な感じで、8日くらいまで連休をとる方も多いそうですね。

そんな中! 1月4日からリハーサルが始めるロックバンドがあるっていうじゃないですか! 

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観劇日記

観劇日記

年明けのツアー「PG wasn't built in a day」のRHが始まっています。
まだおっかなびっくり曲をやっている状態です。
「最近もツアーでやった曲」みたいな立ち位置の曲でも、それは2年前だったり4年前だったりしますからね。
「確かにあのツアーでセットリストの中で大事な曲だったな、気持ち入れて弾いたな」という記憶は残ってても、どう弾いたか、一つも覚えてなかったりします。怖いです。自分

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ピラティスのことだったり

ピラティスのことだったり

歌詞のOKがなかなか出んなー。方々からの。
いや、デビュー当時、ディレクターのダメ出しが、結果的に自分を高めることになった経験を持っているので、ダメ出しは望むところなんですが。
たったこれだけなんです。

音符の数を数えてメモしたものです。
作詞の作業の前にすることです。
たったこれくらいの音符が2回くらい繰り返されたのが曲です。ここに気の利いた言葉を入れるだけなんです。作詞って。
そりゃ、メロデ

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