ミライリフレクト【MIMI全曲レビュー第4回】

大変長らくお待たせしました。遅くなり申し訳ございません…

いつも記事を読んでくれる方ありがとうございます。

初見の方はいらっしゃい!
ゆっくり楽しんでください!
こちら注意事項でございますので、一読いただけると幸いです。


さて、ではさっそくレビュー開始します!

『ミライリフレクト』

(MIMIランク:S)

【個人的好み合致度】
イントロ:10
1番
Aメロ:8.5
サビ:9.5
2番
Aメロ:8.5
サビ:9.7
アウトロ:10


【総評】
まずは、圧倒的イントロ力!!!
個人的なお話をしますが、『ミライリフレクト』のイントロは、MIMIさんの曲の中では、圧倒的に1番好きです!
静かなピアノで始まったかと思えば、いきなりの力強いピアノの旋律!
もうここで「あ、好き」ってなるに違いないと勝手に思ってますw

曲の構成も変わっていて、Bメロなしのシンプル構造。
イントロと同じように、落ち着いたAメロと力強いサビの構成。
このギャップもなかなか良い!!
ラスサビは半音上がる変調があるのも大好きポイント!
食べ物で言えばハンバーグよ!
みんな好き!!(個人の感想ですw)

歌詞はというと、曲構造と相反してなかなか解釈が難しい歌詞。
結構読み込みましたw
まるで小説を読んでいるかのような満足感。
文字面だけでも引き込まれる世界観に圧倒されました…


【イントロ】
もう、言葉では表せないほど大好き!!
まじで神懸かってるとしか言いようがない!
ピアノが綺麗すぎる…
あまり音楽知識がないので、詳しく「この音が好き」とか言えなくて申し訳ないんだが、これを見てくれてる人はきっとみんな好きだと思います!w

……音ゲーでやりてぇ!!w


【1番Aメロ】
力強いイントロから一転静かなメロディへ。
しっかり物語を聞かせたい意図があるのかも?

私が感じた、この曲の世界観は「未来と過去のパラレルワールド」です。
どちらのパートも、過去と未来をそれぞれ擬人化して、お互いを羨んでいるような、認知はしてないかもしれないけど、お互いを想いあっているような、そんな雰囲気を感じとりました。

まずは過去を一人称視点とするパートから!

1人泣いて困惑している「過去ちゃん」。
どうしようもないと諦めかけていた時に、手を差し伸べてくれた「未来ちゃん」(参照歌詞:明日が目の前にいた)

「もう恐れないで」

歌詞の「僕ら」は過去ちゃんと未来ちゃんのことでしょう。僕っ子なんですね。可愛いですね^^
(サムネ、MVから、両者とも女の子と思って話を進めています)

「世界の本当の反射」や「夜空の風」は、2人の理想とするものを指す比喩なのでしょうか…

【1番サビ】
Aメロから間を空けずに、一気に盛り上がるサビへ。
画面が暗転して「点」だけになる演出、めっちゃ好き。ゾクッてする。

●点を繋いだ〜願えますように

「点を繋いだ」→今日まで時間を紡いできた

「今日の色が溶けて未来を染めたんだ」→昨日までは未来だった今日を、点を繋いできたことによって今日という色に染めた
(この解釈は個人的にめっちゃ気に入ってますw)

「遠く僕ら遠く明日を願えますように」→これまで通り点を繋いでいけますように

●「反転」
ここで、未来ちゃんが一人称に切り替わります。
MVの反転も、非常に震える演出で最高。
あと、「反転」の「反」が歌詞だけで歌ってない(よね?)のも好き。
1番と2番の間で区切るんじゃなくて、サビのど真ん中で区切ってくるのも、大胆でいい!!

●「こぼれた星屑〜消えてゆく」
過去ちゃんを助けた英雄のような未来ちゃんにも、実は悩みというか胸につっかかるようなことがあるよ、という描写だと思ってる。

【2番Aメロ】
未来ちゃんも、過去ちゃんと似たような悩みを持っているのかも知れないな、と読み取れるような内容。
だけど、過去ちゃんのためにも、過去ちゃんと一緒に進まなければいけないという決意を感じ取れる。
きっと、未来ちゃんがお姉ちゃんなんだろうなぁ。

ここは、過去ちゃんと未来ちゃんが一緒にいるような感じする…
総評の時の解釈と一致しないように見える部分で、少しモヤモヤしてるw

「快走」と、この曲でちょくちょく見かける、二字熟語をポンとおくスタイル、なかなか好き。
語感が気持ち良い。よく歌詞を読めば、意味もわかるし、人によって解釈に幅も出るところだろう。

【2番サビ】
メロディ面として言うことは、「夜が」あたりにある、一瞬無音に近い状態になってから、シンバルで盛り上げる演奏、大好きすぎるんですよねぇ!!

(ここから歌詞面)
今まで過去が紡がれてきたことも、これから未来が紡がれていることも、確信はしきれていないけど、強く信じて進んで行こうとする2人の覚悟を感じた。
と思いつつ、今まで悩んでいた事も無駄ではなく、その悩みに思いを馳せるような描写もあり、めちゃくちゃ人間味を感じる。
MIMIさんだなぁ…ってしみじみ感じる。

【ラスサビ】
「今日の日の」から「願っていたんだ」が、過去ちゃん視点のまとめだろう。
未来への憧れを感じる。

「反転」からの未来ちゃん視点。
過去ちゃんが描いた、未来への理想像を届けてみせる!証明してみせる!という、なんともお姉ちゃんらしい、妹想いな一面を感じた。


【アウトロ】
もう、イントロを逆再生したような、「最後にはやっぱこれを聴いておきたい!」をしっかり叶えてくれたMIMIさんに感謝!

あと、何度も言うけど、歌詞にないアウトロの「Ah」は最高なんよ…
カラオケで歌わせてくれ…

【後感想】
未だに、私の中には大枠の世界観が2つあって、どっちの解釈か悩んでいるんですよね。
それは、「過去ちゃん」と「未来ちゃん」が同じ世界線にいるか、違う世界線にいるか。

歌詞の「反転」が指すのは、「過去」と「未来」の反転なのか。
はたまた、「過去ちゃんのいる世界」と「未来ちゃんのいる世界」の反転なのか…

まぁ、同じ世界線にいたとしても時間軸が違うので、過去ちゃんと未来ちゃんは常に同時に存在は出来ないと思っているんですが、世界線まで違うと、尚のこと距離感があって寂しさが増す気がしてます。

こんな最後で言うのもアレですが、私の中の解釈は、過去ちゃんと未来ちゃんは「生き別れた姉妹」です。

あなたはこの曲をどのように解釈しましたか?

この曲の世界観の構築に少しでも役に立てたでしょうか?

大変長らくお待たせしてしまったので、多少焦って書いた分、だいぶまとまりのないレビューになってしまった事、大変申し訳ございません…
ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました!
「スキ」やコメント、お待ちしております^^

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