はるだ

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一介の物書き 小説はここにあります→https://kakuyomu.jp/users/sumiya-H/works アイコンはフォロワーのしーなさん(@holle_shina07)が描いてくれた非実在Vtuberの藍間もこちゃん

最近の記事

文学フリマ東京に出店しました

 11/11の文フリ東京にて創作BL「に、なりたい」の加筆修正&書き下ろしを1冊にまとめた「に、なりたい」を頒布しました。  体調の問題で頒布には友人に行ってもらっていたのですが、手に取ってもらえたようでよかったです。  名刺も用意しておいたけどもらってもらえたかな……  次はどうしようかなと思っています。コミティアとかも小説エリアあるらしいのでそっちという手もある。それはそうと、アンソロの企画も立ち上げているところなので、さてさて……  既刊も新刊も自家通販で手に入る

    • 文フリ東京出店のお知らせ〜

       ということで11/11に東京流通センターにて開催される文フリ東京37参加します。3年ぶり? たぶん前回がコロナ本2(お品書き画像右下)を出した時なのでそれくらいです。  カクヨムで連載していた創作BL全編(に、加筆修正を加えたもの)と書き下ろしのお付き合い後の話を1冊にまとめた本を持っていきます。ちゃんと創作BLを1本書き切ったのはこれが初めてなので記念半分ですが、読んだフレンズからは「商業の一般レーベルのような読み応え」と評判なので、たくさん手に取ってもらえるといいな〜

      • 推しが展示されるので鹿児島に行った(3日目後半・刀見学/4日目・常設展示と薩摩刀)

        3日目・ダイナミック推し活~推しの打たれた土地などを回る・後編~ さて、笹貫駅から市電に揺られること40分ばかし。  お目当ての黎明館に来た。  そしてパネルの前に別パネルでお出しされている推しの本体と拵。今回は拵は出ないと聞いていたのでうれしい誤算である。個人的に笹貫の拵はめちゃめちゃに愛されの証ぽくて好きなのだ。本家の紋がこれでもかというくらい刻まれまくっているのがとても愛(いと)。  今回、笹貫モチーフデザートとドリンクを出してくれることになった喫茶室のほうは激込み

        • 推しが展示されるので鹿児島に行った(1,2日目・桜島編/3日目前半・刀匠遺蹟巡り編)

           表題の通りです。いろいろ楽しかったので記録。そして長くなったので分割。おかしいな……2000字でまとめる気だったのだが…… 経緯 刀剣乱舞の推しのモチーフこと「太刀 銘波平行安 号笹貫」が、作刀され、数百年がっちり守り伝えられていた鹿児島の地で里帰り展示されると聞いたので、ちょっと悩んだ末行った。正確には、友人氏(Hちゃん)に悩んでいる旨を伝えたら「推しなんかなんぼでも見に行きたいだろ。ホテルが一人宿泊だと取りづらい仕様? じゃあついていくから」と背中を押されて行った。

        文学フリマ東京に出店しました

        • 文フリ東京出店のお知らせ〜

        • 推しが展示されるので鹿児島に行った(3日目後半・刀見学/4日目・常設展示と薩摩刀)

        • 推しが展示されるので鹿児島に行った(1,2日目・桜島編/3日目前半・刀匠遺蹟巡り編)

          【ハンドメイド記録】金属ゆがめ遊び楽しい

          経緯  経緯もくそもねえのだが、最近、アクセサリーをメイドするフレンズのそそのかされてアクセサリーを作っている。  とはいえ、赤ちゃんみたいなものなので、平ヤットコ(先っぽが平たくなってる切れないペンチみたいなやつ)と丸ヤットコ(先っぽがまるこくなってる切れないペンチみたいなやつ)でよちよちと丸カン(丸くて一か所に割れ目のある金具をつなぐパーツ)を開け閉めしてガラスストーンみたいなのを石座(石を乗っける金具)にえいやっとやってキャッキャしているくらいなものなのですが。  そ

          【ハンドメイド記録】金属ゆがめ遊び楽しい

          黒髪の乙女の幻影を追う

           刀剣乱舞から入ったくせに、刀に女の影を見てしまう。  夢小説とか、女の子キャラと恋愛させてしまうとか、そういう話ではない。実物の刀を見ると、なぜか、比喩として女が出てきてしまう。  刀を見て、あの鋼の塊を見て、「高校の時一度だけ隣の席になった、おっとりとした黒髪ストレートの初恋のあの子」とか「縦ロールの金髪ロングのお嬢様、育ちの良さが所作全部に現れている、誇り高いレディ」とか言う。「気風のいい姉御(胸がデカい)」とか「女学院の中でも一番華やかな陽キャ軍団の姫だけどオタクに

          黒髪の乙女の幻影を追う

          末っ子離れ

           末っ子がアメリカに旅立って1週間が過ぎようとしている。  末っ子、と呼んでいるが、別に実子ではなく、妹である。6歳離れているので、なんとなく末っ子と呼びならわしている。  家庭内ではちびと呼ばれ、家庭外でもこの通り末っ子と呼ばれ、本人も「末っ子」である自覚があり、それゆえに甘やかされている自覚がある、らしい。  その末っ子が、親元を離れ、きょうだいとも離れ、はるか13時間差のあるアメリカに旅立って、1週間が過ぎようとしている。  末っ子は気が強く、こだわりが強い。夕食後に

          末っ子離れ

          とうらぶミリしら勢向け、刀の来歴や所在地ネタ(映画バレ)

          ミリしらフォロワーが「長谷部なんで博多から……?」と言っていたのでざっくり。おもに来歴と刀派、キャラの言動に関わるラインナップで。 やや映画バレしているので未視聴者には向きません。見終わって疑問があれば見てねって感じです。 キャラの性格とかは公式サイトとか映画本編を見てゲームで感じ取ってみてください。 ※写真は映画には登場しない獅子王の本体です。良さげな写真がなかったのでとりあえず。東京国立博物館所蔵。 三日月宗近 →東京国立博物館所蔵。平安生まれ(文献により9世紀〜1

          とうらぶミリしら勢向け、刀の来歴や所在地ネタ(映画バレ)

          原作未読から映画「怪盗クイーン」を見て気になることがあったらここをご覧ください

          ※随時更新します。  さて、映画をご覧になった方のうちいくらかは多分、以下のようなことを思われるだろう。 「面白かった! けど、ちょっと駆け足に感じたなあ……原作では、どういうふうになっているんだろう?」 「クイーンとジョーカー、RDの今までの様子が知りたいなあ」 「そういやあの記者さんと知り合いだって女の子達、何だったんだろう?」 「クイーンは岩清水刑事や上越警部と顔見知りっぽいけど、いつ知り合ったんだろう?」  そのあたりのフォローをするのがこのnoteである。目次

          原作未読から映画「怪盗クイーン」を見て気になることがあったらここをご覧ください

          「怪盗」や「浪漫」という言葉にピンと来たらこれを読んでくれ

           これは、一介の文字書きがお送りする、映画の公式サイトとチラシ以上のネタバレ一切なしの「怪盗クイーンはサーカスがお好き」を見ろ〜!!!!!!!!!!!!!!!という布教noteである。  あなたははやみねかおるという作家の作品を読んだことがあるだろうか?  読んだことのない方向けに説明すると、この作家はあとがきで「青い鳥文庫一ページ単価の安い作家になることが目標」とか言うレベルに1冊1冊が分厚い。  薄い時で300ページ、分厚い時で上下合わせて800ページ。児童書だぞ。

          「怪盗」や「浪漫」という言葉にピンと来たらこれを読んでくれ

          映画主題歌の映画版特別MVは最高だって話ですよ。

           映画「怪盗クイーンはサーカスがお好き」公開おめでとうございます!  皆さんはリトルブラックドレスさんの「逆転のレジーナ」をお聞きになりましたか?  今作のエンディングテーマとして作曲されたこの楽曲、MVとものすごくあっていましたね。  木下大サーカスさんとコラボした公式MVはもちろん大変素敵だったのですが、今回は映画版特別MVについての感想を書かせていただきます。(以下映画のネタバレを含みます)  ……とか丁寧に前振っておいて何ですがマジでめちゃめちゃよかったので本当

          映画主題歌の映画版特別MVは最高だって話ですよ。

          「青い家の二人」(小説)

           海の見える家を建てた。といっても、明礼が自ら設計図を描いたわけではない。出資以外のことはすべて後輩の千川がやった。独学のくせに、設計図から実際の組み立てまで余すところなく一人でやり遂げたのだから大したものだった。  発端は、何ということはない、久々の飲み会での明礼の呟きである。 「出資してくれたら俺が全部やりますよ」  程よくアルコールの入った時の、笑って流されるはずだった言葉を拾い上げた千川の行動力はものすごかった。出資者である明礼の意見を聞きながら設計、あらゆるつ

          「青い家の二人」(小説)

          6回目のアンソロ主催を終えて、本作りについて考えたこと。

           通算6度目のアンソロ主催を終えた。この文を書くために数えたら6回やっていたことが発覚して、誰が一番驚いているかって私である。私、そんなにアンソロ主催してたか?  していたのである。2016年から2021年にかけて、5年で6冊。うーん、まあ年1ペースと思えば多くはない気もするが、年齢比だと多い気がする。作った本は以下の通り。 ・2016年文フリ「青い死」(文字のみ) ・2018年文フリ「平成最後の夏の本」(文字のみ) ・2019年二次創作(原作となる小説なりゲームなりアニ

          6回目のアンソロ主催を終えて、本作りについて考えたこと。

          「人工知能は人間を超えるか」を読んで自分なりの理解をまとめたうえでフィクションを想う

          「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」(松尾豊著)を読了した。  ここのところ、Java(研修で勉強した)を勉強し直したりITパスポートの勉強をしたりしていたのだが、去年の暮れごろ社長が雑談の流れで「人工知能なんかについても勉強しといてよ」と言い出した。  ご存じかもしれないが、学生時代、私は理系科目が死ぬほど苦手だった。特に物理とか数学ABとか、単純な計算ではないやつ、なんか仕組みを理解したうえで計算しないといけないやつ。生物や化学に苦手意識

          「人工知能は人間を超えるか」を読んで自分なりの理解をまとめたうえでフィクションを想う

          もしかしたら情緒が赤ちゃんだって話かもしれない

           人生3人目のルームシェアを提案されてまた1ヶ月悩んでしまった。己はいつもそうだ。でもなんでそうなんだろう。そう、というのは、なんでルームシェアしようよって言われるたびにどれほど仲の良い友人が相手でも「おわり」を想定して逃げたくなるのか、という意味なんだが。  なんとなく一通り考えたのでまとめておく。  自分が初めてルームシェアを提案されたのは中学生の頃だった。その頃いわゆる親友というのがいて、まあ仮にYちゃんとしよう、彼女とは比較的学校から家が遠い人間同士一緒に帰宅するこ

          もしかしたら情緒が赤ちゃんだって話かもしれない

          明日300000000年振りに3分間スピーチをする

          明日、数年ぶりに3分間スピーチなるものをするので、スピーチをする目的について考えた。以下、その経緯と中身。 (10/22アホみたいな追記をしました) 発端は昨日も言った今受けているプログラミング言語研修の講師というのが結構愉快なおじさまだったということなんですよね。具体的には、我々にとっての初日(行ってから知ったが自分達は一部の行程をすっ飛ばして参加している組らしい)に「じゃあ人数も揃ったし明日からやろうか。3分間スピーチ」とか言い出した。プログラミング言語研修なのに。

          明日300000000年振りに3分間スピーチをする