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大阪大学の交換留学記②学内申請!

交換留学ってハードル低いんですよね。学費を母校に払ったまま海外の大学に留学できて、奨学金も多い!意外と選考も通る!そんな未来の留学生のために今回は前回に引き続き、阪大の大学間交換留学の学内申請の流れとコツについて解説しようと思います!本募集の申請は通常6月にスタートし、9月に締め切りが来ます。具体的な締め切りは学部によって異なります。
簡単に自己紹介すると、私は大阪大学基礎工学部の学部3年生です。8月よりカリフォルニア大学マーセド校へ交換留学予定です。この内容が参考になれば幸いです。

提出書類

私の場合(2023年)提出するべき書類は以下の通りでした。(多い…)正確な内容はオフィシャルページで確認するようにして下さい!!

  • 大阪大学交換留学(大学間)申請書(様式1)

  • 面接日程回答票(様式2)

  • 大学等高等教育機関入学後の全ての成績証明書

  • 語学能力を証明する書類

  • 留学を希望する理由(様式4)

  • 勉学または研究計画(様式5)

  • 履修計画(様式6)及び参考資料

  • 指導教員(又は担任教員)の推薦書(様式7)

  • 留学を希望する大学の学部・学科等の語学要件・成績要件が記載された資料

  • パスポートの顔写真ページのコピー

  • 在留カードの両面コピー

  • 申請書類チェックリスト(様式8)

どう選考が行われているのか?

God only knows. 面接、英語スコア、書類など総合的に判断しているようですが。。しかし、私や友人、過去の留学生から集めた情報をまとめると以下の通りです。

  • 英語のスコアは最低限クリアしていればなんとかなる

  • 重要なのは留学を希望する理由(様式4)と勉学または研究計画(様式5)

様式4, 5ともに日本語と英語でそれぞれA4ページ一ページほど書く必要があります。私は一緒の時期に留学する友人と添削し合ってました。ChatGPTはこういう類の書類は厳しく添削してといっても、大体褒めてくれるのであまり当てになりません。また思考が停止します。友人との添削は新たな視点が得られるので非常におすすめです。友人とはなぜ交換なのか、なぜ留学したいのか、なぜその国なのか、なぜその大学なのか、お互いの書類に対してぼこぼこに突っ込み合ってました笑。私は行わなかったのですが、仲の良い先生も添削してくれると思います。

応募のコツについてUC Berkeleyに留学していた基礎工学部システム科学科直属の先輩に話を聞いたところ、なぜUC Berkeleyなのかを様式4, 5の書類に必死に書きまくったといっていました。ちなみにカリフォルニア大学に交換留学する場合、学内申請の時点でキャンパスの指定まではできません。カリフォルニア大学としか書けませんので注意して下さい。キャンパスの指定ができるのは学内申請が通ってUCEAPに直接応募するときです。UCEAPへの申請はまた後日書きます。
参考までに、応募時のGPAは私は3.3くらいでした。(UCは最低3.0)

参考までに:
様式4の注※交換留学を思い立ったきっかけや動機、交換留学の目的や意義、将来の目標・進路について記入すること。
様式5の注※派遣希望大学でどのようなことを学びたいか(研究したいか)を、将来の目標や留学の目的に照らし、具体的に明記すること。また、学習(研究)の期待される効果についても記入すること。

また英語のスコアですが私はIELTS6.5しかありません。にもかかわらず最低ラインがIELTS6.5であるUCに通っているので英語スコアはそこまで最優先事項ではないのかなと思ったりもします。他のドキュメントや面接の方が重要に感じました!

倍率

様々な交換留学応募の記事を読みましたが、第3希望まで書けば、全部落ちることはなさそうなので、安心して下さい。交換留学はそこまでハードル高くないし、英語スコアが最低を超えてればどこかしらには行けると思います。

書類申請後

希望の大学に対して定員がオーバーした場合のみ面接があります。私の場合面接の連絡は10月の中旬に来ました。連絡が無ければ、第1希望で通ったと見ていいらしいです。(おめでとう!)私の場合面接は10月の下旬に大阪大学のお偉いさん(?)3人と学生1人でオンラインで行われました。私は第1トロント大学、第2カリフォルニア大学、第3シェフィールド大学で出していました。メールで聞いたのですが、面接はトロント大学の志望が定員に対して多かったため行われたそうです。また、これもメールで聞いたのですが、面接を受けた大学以外の選考も受けた面接を元にジャッジされるようです。つまり私はトロント大学に交換留学するための学内選考面接の内容が、カリフォルニア大学の学内選考でも使われたということです。結果私は第2のカリフォルニア大学になりました。(先述したがこの段階ではカリフォルニア大学のどこのキャンパスに留学するかはまだわからない。それは今後UCEAPに留学申請する中で決まります)

ちなみに私が行けなかったトロント大学ですが、落ちた理由は基礎工学部からはトロント大学に大学間交換留学できないからだそうです。なぜなら部局間協定が結ばれているからです。これは面接後に知りました。基礎工学部の学生でトロント大学に行きたい人は部局間で行きましょう。

学内申請の面接選考の詳細についてはまた別の記事で書こうと思います。

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