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避ける苦手と乗り越える苦手

わたしは「苦手」には2つあると思います。ひとつは避ける苦手。もうひとつは乗り越える苦手。自分の中でこの2つを線引きすることで、より生きやすくなりました。

避ける苦手

これはもう言葉の通りで、人生の中で避けてしまっても良い苦手。自分のなかでほんとうに嫌なことで、それをしているとからだに拒否反応をおこしたり、メンタルやられたりするものはわたしはどんどん避けて良いと思っています。または、できなくてもくやしいとか悲しいとか思わないもの。こだわりのないもの。

わたしだと

数を扱うこと、単調な作業、ひとりでこつこつするお仕事、事務作業、絵を描くことなど
(絵を描くのは楽しいから避けないけど、上手になろうという意欲はあまりない)

これらのことは、できなくてもくやしいとか悲しいとか思わない。

乗り越える苦手

これの判断が意外と難しい。というのも一見すると苦手だから避けたいと思ってしまうからです。ポイントは2つ。
1つ目は上記と逆で「できなくてくやしい」と感じるもの。「くやしい」と感じるのは自分の中に「できる」もしくは「できてほしい/やりたい」という思いがあるから。そして実際に「できる」可能性を自分の中に持っているから。
2つ目は、前提をゼロにして考えた時に「心が動くか / 心が躍るか」。固定観念の裏にある自分の気持ちを見つけられるかが鍵。私たちは生きていく中で、いろんな体験をし良くも悪くも固定観念を身につけていく。その中でときに自分を動けなくさせてしまう固定観念もできてしまう。失敗して「自分には〜が向いていない」いじめられて「私なんかと関わってくれるひとなんていない」なんていう「思い込み」ができてしまうと、そこから自分の中の「苦手」が増えていってしまう。、、、もしかしたらほんとうは自分の「好き」「得意」がそこに隠れているかもしれないのに。だからまずは自分の中にあるそんな「思い込み」に気づくことが大切。そして、その「思い込み」がだんだん溶けていったときにはじめて、ほんとうはやりたかったことが見えてくるかも?

わたしだと

歌を歌うこと、人と関わること、お話すること、自分の思いや考えを表現すること、ファッション(おしゃれをすること)など

実際、これらのことははじめは苦手でやりたくないと思っていました。というか、わたしには似合わないと思っていました。昔のわたしの「思い込み」がそれらに向かうのを拒んでいました。(それはまたどこかで)だから実際になるべく避けて生きてきました。
でも、時が経ち、ちょっとずつちょっとずつ自分も変わっていき、環境も、見える景色も変わってくるにつれて、「わたしほんとうは〜がしたかったんだ」という気持ちが見えてくるようになりました。

それから苦手だけどそれらのことに徐々に取り組み始めると、気づいたらとっても心躍ってる自分がいました。

なんていうかそんなこともあって

一概に苦手なことはすべて避けろー!と言えなくなりました。
(いやでもほんまにからだが拒否反応するものは真っ先に逃げてね!!!これ大事!!からだ壊すから!!)


案外自分の可能性に気づいていない人が多いような気がします。

たぶん自分が思っている以上にあなたにもわたしにも無限の可能性はひろがってます!!

ただし、自分が制限を外せば。

それを少しずつ気づいて外していきたいと思っている今日この頃です。


本日もお読みいただきありがとうございました!



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