欠けているけど　欠けていない

凸凹でいてほしい

だってでこぼこがないと

うまくはまれないんだもの

凸凹でいてほしい

だってすべて整ってしまったら

隣には入れても　触れることはできないんだもの

凸凹でいてほしい

だってそっちの方が

手を繋いで生きていけるもの

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わたしは「整っていたい」という思いが強い。

欠けることがこわくて、欠けてしまうと

どうしてもそれを元に戻そうとしてしまう。

人間完璧ではいられないし

真っ白なままでいられないこともわかってる。

わかってるけど、落ち込んでしまうからもうどうしようもない。

でも、あるとき、潜って潜って潜ってふと思う。

完璧だったらだれとも混ざり合えないかもしれない。

ダメなところがあるから、だれかに頼ることができて

「ありがとう」の循環が巡る。

できないことがあるから　できる人と手を繋いで

触れ合うことができる

欠けてるところがあるから、他の人の欠けてるところと混ざり合って

だれかと繋がり合うことができる

そんなことを思ったら

ちょっとだけ　ほんのちょっとだけ

自分のその欠けてる部分が愛おしく思えた

そんな夜がありました。