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手作り石けんと基礎化粧品

2010年から、石けんと基礎化粧品を手作りしています。
※最後に化粧水と美容オイルのレシピがあります。

食べ物のことがなんとなく気にしだしたのも、このころですが
まだマクロビオティックと出会う数年前のことです。

当時20代前半で、家と会社の往復の毎日に疲れていた私。
ロールケーキが好きで1本1人で食べたりと、暴飲暴食もしていました。
お肌はアゴ周りに赤白いような吹き出物でいっぱい、濃いメイクやマスクで隠して通勤していました。
今思えば、消化に重いものを食べているからよけいに疲れるし、
吹き出物の材料を食べていたようなものなのですが、その当時は何もわかっていない私です。

美肌とは程遠い、荒れ放題のお肌だったそのころ、
当時通っていた接骨院の先生が、体を温め汗をかくこと、食生活のアドバイスをしてくれ、医院近くの自然食品店へ買い物に行きました。
そこは店主さんの持っているナチュラルな生活に関する本を無償で貸し出してくれていて、その中にコールドプロセス製法の石けんの作り方に関する本があり、「自分で作れるのかぁ」と興味がわいて借りました。

石けんを本の通りに作ってみて、
それから約1か月後に使えるのを楽しみにしながら、
皮膚科に行って肌荒れを治そうと治療に通いはじめます。

ここからが大変。
皮膚科の治療は皮膚のターンオーバーを塗り薬の力で早めるものだったのですが、当時のドラッグストアで探した自然派系のメイク落としや洗顔料では、薬を塗った部分の皮膚には激痛が走るので使えなくなってしまいました。
メイクが好きだったし、濃いファンデーションで隠してもいたのですが、それからは石けんで落とせる日焼け止めと、眉とアイメイクにマスク姿になりました。

手作りの石けんが出来上がり、使ってみると、しみることなく具合がよく、変に肌に残る感じもない。でも洗えているな、という印象だったのを覚えています。
コールドプロセス製法の石けんはあまり売っていない、あってもとても高価で続けて買えず、それからずっと自分で作り続けています。

基礎化粧品も、プチプラから高級なものまでいろんなブランドのものを使って楽しんでいたのですが、化粧水は何を使ってもしみてしみて、無理。
クリームはかゆくなって使えなくなり、
とりあえず、オロナインやワセリンで保湿していました。

でもオロナインもワセリンも、夜はいいとしても
朝は肌がべとっとしてしまうんですよね。
メイクもしたいし、ずっとそれはどうかなと思ったので
何が必要で、しみている成分は何なんだろうと、
調べても結局よくわからず…いきついたのが、
シンプルな手作り化粧水でした。
レシピは今も変わらず、こうやって作っています。

手作り化粧水のレシピ

  • 精製水 100ml

  • グリセリン 小さじ1

  • 尿素 耳かき1匙ほど(なくてもいい)

  • ラベンダー油 5滴くらい(オプション)

ここに防腐のためのエタノールを小さじ1ほど入れてもいいのですが、
当時の私の肌にしみたのでなしで。
尿素は入れても入れなくてもよいです。
つまり、精製水とグリセリンだけなのです。
ラベンダー油も最初は刺激を恐れて入れていませんでした。

これをスプレーボトルに入れて、毎回よく振って混ぜ、
たっぷり顔と首に吹きかけます。
手作り化粧水をなじませたら、
肌に良いオイルを数滴手のひらに伸ばし、
顔と首に塗り広げます。
オイルは通年でマカダミアナッツオイル、アルガンオイル、夏は日焼け肌に良いローズヒップオイルが好きです。
単品でも良いし、いろいろなオイルを混ぜて使ってもよいですが、オイルは新しいほうが良いので少量買って早めに使い切るほうがよいです。

手作りの石けんと、水とグリセリンと油
私のスキンケアは、すごくシンプルです。

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