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《絵本レビュー》おへそのあな

今日はですね、娘の娘による娘のための夏休みの宿題をさせておりました。(終わらぬっ!!汗)

いやぁ、疲れましたよわたしの方が(笑)

休憩をはさんで宿題をさせるわけなんですけど、一回寝落ちしましたよね。

はい、じゃあ今日もやっていきましょう!
レビューする絵本は【おへそのあな】です。

作者は、長谷川義史さん。
初版は、2006年9月です。


《ストーリーについて》

ちいさなちいさな赤ちゃんが、お母さんのお腹の中にいます。

お母さんのおへその穴から、何やらみえるみえる。

お兄ちゃんがみえたり
お姉ちゃんがみえたり
お父さんがみえたり
聞こえたり匂ったり...。

ちいさな命・大切な命の物語です。


《10コの好きなところ》

①赤ちゃんだけに表紙の背景が赤のトーンでデザインされている。

②一個一個の絵が大きくてリアルな胎児の大きさではないかと考えてしまうところ。

③赤ちゃんが、みえてる世界が反転していて、それは、赤ちゃんがお腹の中で逆さになっているからと言う、イメージのしやすさがある。

④しかも、赤ちゃんが外の世界をみている様子を、ヘソの穴にグラデーションをつけているところもまたイメージしやすい。

⑤家族の家の小物も全部、赤ちゃんを祝福するためのモノであふれているところ。

⑥しかも、家族団欒の雰囲気が醸し出されているので、赤ちゃんもさらに安心しているところ。

⑦妊娠と月のサイクルを表しているページもステキ。(ちなみに三日月)

⑧家族だけが赤ちゃんが生まれることを楽しみにしているのではなくて、この地球も祝福しているというところを、自然の風景とともに描写されている。

⑨三日月からの、満月(満潮)の流れが科学的根拠のないロマンチックな時間の流れを想わせてくれる。

⑩ 最後は、明日生まれる宣言でハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)が食いつき気味できいてました。
『みえるのー?』
『みえるのー?』
って聞いてくるので
『みえてたのかもしれないよ?(^^)』と
返答してみたり。

いろんな、ヒトや自然に歓迎されて生まれるもんなんだなぁって感動しながら読み聞かせしましたね。


《おしまいの言葉》

実は、コチラの絵本を購入した経緯がありまして。

友人が、この絵本のストーリーと同じようなコトを言っていたので、思い出したんです。
そういう絵本あったなぁって。
図書館で読んだなぁって思い出したんです。

まぁ、世の中にはそんなヒトがたくさんいるわけで。マイノリティーなんでしょうけど結構聞きます!

自分の常識は他人の非常識なわけで。
理屈ばっかりコネテモ仕方のないわけで。

納得まではいかなくとも、理解するコトって自分の成長過程の上で大切なような気がします。

るーるるるぅ♫

☆彡








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