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《絵本レビュー》らくごえほん ごんべえだぬき

こんばんわ!
今日は、雨です。

公園の池には、雨粒が落ちて波紋ができて。
雨宿りをしながら、それをただ、ぼーっとみてるのが気持ち良かったですね。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【らくごえほん ごんべえだぬき】です。

作者は、川端誠さん。
初版は、2020年2月です。


《ストーリーについて》

たぬきは何しにやってきた?

山里の外れに住んでいる、ごんべえさん。

ある夜、布団にくるまってウトウトしていると、表の戸をドンドン叩き、
『ごんべえ、ごんべえ』と呼ぶ声がしました。

そっと戸に近づき、ガラッと開けると子だぬきが転がり込んできて...。

人情あふれるごんべえさんと、お調子者の子だぬきのゆかいな噺です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、ごんべえさんと近所の若者と子だぬきが描かれていて、子だぬきが何かするような噺なんだなっていうことがわかる。

②見返しは、噺のオチが隠されているような肌色の用紙というところが素敵。

③題字の文字は、落語絵本っぽくゴツゴツした感じと、子だぬきの丸い感じがでている。色も、ブラウンでたぬき感がでてる。

④絵も、子だぬきのチャーミングさと、ごんべえさんの優しい感じが表情や行動から伝わる。

⑤文は、話し言葉がたくさん詰まっているので読み聞かせしていて楽しい。

⑥少し大きめのサイズなので、迫力があって面白い。

⑦子だぬきが、ごんべえさんのことを色んな呼び方でいたずらするところが可愛い。

⑧あとは、知恵比べみたいなやりとりも面白いし落語っぽい。

⑨まさかの、ごんべえさんが、だぬきの頭を剃りはじめたところが奇想天外で面白い。

⑩最後は、ヒゲも剃って欲しいと子だぬきが戻ってきてハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『たぬきさん、いぬになりたかったのかなぁ?』

『ごんべえさん、やさしいねぇー♡ 』

『たぬきがきたら、ようこそっ!っておうちにいれてあげるのにぃ』

って、言ってました。

わたしは、ごんべえさんと子だぬきのやりとりがほっこりして面白いなぁって思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

ほんとに、家に来て化かされたら、もしかしたらもしかしたら、怖いというより腹が立つかもしれません(笑)

まぁこんな、子だぬきだったら許しちゃうかもしれませんがね。

わたしだったら、子だぬきに、どんなお仕置きをしますかね。

普通に、お説教しそうです。面白くないですよね、ハイすいません。(笑)

☆彡







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