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フォトアルバム①マンホール

今回は、新しい試みの記事。
私のiPhoneには、たくさんの写真が残っている。
記事にするほどの情報量ではないけれど、忘れたくない写真や、いつの間にか溜まってしまったコレクションがあるので、このnoteで纏めてみたい。

第一回目は、マンホール。
日本でもご当地マンホールが人気だそうだが、ドイツも市ごとにマンホールデザインが違うので、観光の途中で目に入ることが多い。

まずは、私の住む街デュッセルドルフから。
側転をする二人の子供達の様子は、この街の歴史にも繋がっており、街のシンボルマーク
Radschläger だ。

こちらは、街の中にある銅像。

このシンボルマークについては、以前このRatschlägerという名前を冠したフリーマーケット記事にも書いている。
重複してしまうが、以下の通り。

なぜ子供達の側転がデュッセルドルフのシンボルマークになっているかという理由は、各種あるようだ。

1288年、ウォリンゲンの戦いでケルン大司教に勝ったアドルフ伯爵。
その結果として、デュッセルドルフは市として認められる事になった。
その際に、市民、そして子供たちは喜び、側転してその喜びを表したという。

そして、後の19世紀から20世紀にかけ、デュッセルドルフでメッセ(見本市)の前身のような大規模な催し物が始まった際、集まった人々を前に、子供たちが側転をしてお小遣いを稼いだという話もあるようだ。

このように、デュッセルドルフのシンボルマークが、喜びを表現するマークというのは、何とも嬉しいことだ。

以下、各地のマンホール。

お隣の街ノイス
ミュンスター
ライプツィヒ
ドレスデン
イエナ
クウェドリンブルク
ヴェロニゲローデ
ブラウンシュバイク
マインツ
トリア
ヴェッツラー
コペンハーゲン

それぞれの街が、その街のシンボルとなるデザインがマンホールとなっている。
マンホールを見ると、その街の歴史や特徴が見えてくるのは面白い。

こうして見比べてみると、デュッセルドルフのマンホールはデザインが素敵で、歴史も感じられる。
さすが、芸術の街デュッセルドルフと言えるのかもしれない。

次に、このアルバムに加えられる街は、一体どこになるだろう。

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フリーマーケットの様子はこちら。

今日は、キリスト昇天祭で祝日でした。
過去にこんな記事を書いていました。

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