hareyaとitaru、それぞれのこだわりの詰まった新曲が完成です。

経験からなんとなく想像が出来るタイトルに意外と重い歌詞。itaruが思わず歌ってしまったメロディーと、注目点の多い曲だぞ！（hareya談）
細部にこだわった歌い分けに注目だぜ！　空き缶が転がる様をピアノで表現しているぜ！(itaru談)



電車の中の空き缶（歌詞）



誰も僕を避けている
僕のことを知らん顔で
まるで僕は電車の中に
ある空き缶みたい

「そこをどけ」と喚くけど誰にも見向きすらされず
蹴飛ばされて孤独抱え一人だけで強がる日々

僕は電車の中の空き缶だ
誰も僕に構いもせず
ただにうるさく転がる
僕は流れ

電車の中を転がり続ける
誰にも触れられること無く
なす術なく揺られ行く僕
傷付きながら

僕は何故に流れているのか？　僕は何処へ転がり続ける？
僕は何処に向かって行くのか？
そんなことさえ分からない

君が僕を拾うのか
僕の気持ち、計り知れない
そんな顔を向けないでくれ
僕はどんな顔をすれば良い？

僕は子供みたいに大声で喚くけど
空の心は満たされず
そんな僕を何故拾うのか？　どんな意図がある？
差し伸べられた手は暖かかった

君は何故に僕を拾うのか？　君の笑顔は何を意味するのか？
君は僕に何故、手を差し伸べる？
でもそれだけで嬉しかった

君は僕を拾うけど僕を何処へ連れていくの？
君、笑って一言「良い場所（とこ）があるから」って

僕は電車の中の空き缶で
君は僕を拾ってくれた
そんな君が次にするのは
ゴミを捨てる

「お似合いだよ」って言って僕をゴミ箱の中へ
それはあまりにも悲しい仕打ちで
落ちて行く僕

僕は電車の中の空き缶で
それ以上でも以下でもない
そうだ僕はゴミなんだ！
やっと気付く

ゴミはゴミ箱の中へ
それは当たり前の事
ゴミを捨てる君は
良いヤツに見えるだろう

君を信じた僕は馬鹿だった　僕はやっぱりゴミだった
そんな事実に改めて気付く
でもそれを否定したかった



作詞: hareya, itaru
作曲: hareya
編曲: itaru
歌：Megpoid、Lily、初音ミク、VY1、Fukase


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