知人の元木さんへVRゴーグルを貸した。しばらくプレイしていると、唐突に彼女は笑った。彼女の笑った姿は初めて見る。何が彼女のツボに入ったのか。
彼女は決して教えてくれなかった。まあいい。
口角が上がった彼女の姿は、僕しか知らない思い出になったのだから。
嘘だ。
今では隣でよく見る。
VRゴーグルをつけた人の無料アイコン素材_3

こちらへのサポートは執筆促進の為の紅茶代などに宛てられます。紅茶とクッキーの相性は最強です。