見出し画像

ひだまりのなかで生きたい

恥を恐れる人生だ。
恥の多い人生にならないように逃げ回っていた。
失敗したくない、人に変に思われたくない、指摘されたくない、評価されたくない、ダメなやつだと思われたくない。

そんなごっつい分厚い鎧を身につけて生きてきた。いまも。
その鎧は自分を守ると同時に自分の動きも鈍くしていた。足取りは重かった。



それが、どうしたことか。
THE COACH Academyでコーチングを学び始めた。
正直恐ろしかった。今から新しいことを学ぶ。挑戦する。新しい人と関わる。

失敗するんじゃないか。恥ずかしい自分を見せることで人は呆れ離れていくんじゃないか。

なんとなく学んでみたいとは思っていたけど、ずっと怖かった。

そんななか踏み出せたのは、コーチングのクライアント体験があったからだった。どうしても逃れられない、何度も何度もぶち当たる壁に、自分一人では打つ手がなかった壁に、コーチと一緒に向き合ってもらった。

まーさんと、モヤモヤを探求して、サブパーソナリティやシャドウに出会って、自分がどうなりたいのか想像を膨らませて。
かのこのさんと、全体性のある自分を知り、醜い部分、見たくない部分を許して認める道のりを歩んで。

もっと自分を知りたいな。もっと自分を認めて肩の力を抜いて、自分らしく生きたいな。

そんなふうに思えたから、まずは自分のために学びたいなと思った。



アカデミーでは、まず心理的安全をこれでもかと確保してくれている。
失敗を歓迎しよう!どんなことでも場にだしていこう!と。
毎回毎回TRYのたび飽きもせず緊張しながら、丁寧に丁寧にほぐしてもらって、楽しすぎる!の流れ。
心理的安全をこれほどまでに確保してくれる場をわたしは知らない。

これだけ失敗を恐れるわたしが、楽しい以外の感情を持ち合わせていなかった。
なんて最高な時間なんだろう。
どれほど安全な場作りを徹底してくれているんだろう。感動で毎回涙が出そうになっている。


今何ができるようになったでもない。スキルも経験もない。それでもただ楽しくて感動して、誰かに伝えたくなっている。
まだはじまったばかりで、これからどうなっていくかもわからない。ただ、わくわくしかない。

鎧は手放せていない。少し軽量化させてすぐ出せるように装備している。それはそれは素早く出てくる。立体機動装置みたい。(?)

それでも、軽くなった。ダメな自分を認める機会を得て、いくらか、できない自分が出てきたって許せるようになった。
今すぐうまくできなくたっていい。
体験したことから何に気づくのか、それらをひとつひとつ大切にしていきたい。
うまくみせようとして焦ることもあるだろう、空回りすることだっていつもある。常日頃ある。(見抜かれる)

全部かっこ悪いけどいいじゃない、自分を守るために頑張ってくれてるんだし、そんなみっともないのもわたしなんだと。不思議と認めると力が抜ける。恥ずかしくてもダメでも醜くても仕方ない。君たちはわたしの一部なんだから。

かのこのさんとのセッションで大号泣しながら、自分の中の認めたくない部分を認めざるを得ない時間を伴走してもらって、自分の世界の広がりを空から見て。それがめちゃくちゃ大きかったなと振り返ってみて思う。ひとりではできなかった。

まだ学びは始まったばかり。
でも、ここまでくる道のりはとっても長かった。そして、振り返ると変化の連続だった。

厳しい言葉で奮い立たせて頑張る人もいるだろう。
一人で一直線に努力するのが得意な人もいるだろう。
わたしには、コーチングが合っていた。
コーチングに出会えてよかった。


わたしには自分の感情を表出することでよくも悪くも周りを巻き込むパワーがある。
プラスの方向で使えたら最高の能力!
このパワーを使いながら、心から笑って居られる場所を増やしたい。
大事な人たちが笑い合える優しい場所。
そんな場所が増えたら、きっと多くの挑戦ができる。
そして笑顔でいられる場所が、人が、また増える。


「太陽のように手を繋ぎたい人たちを照らしに行ってあげたら、みんなあったかくなるんじゃないですかね」

という言葉を、まーさんから贈って頂いた。

そのときから、わたしの願いは


「ひだまりの中で生きたい」


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは自己研鑽に使わせていただきます!