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アメリカ移住のためのビザ取得まで  -新型コロナパンデミックの影響-

2020年夏。新型コロナウイルス感染が拡大する中、夫の留学時期も迫っていました。アメリカ移住に必要不可欠なものといえば、ビザ取得。何もかもが予測不能な状況下で、私たちがどのような状態にあったのかをお伝えします。

アメリカ大使館が開かない!

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私たちが渡米したのは2020年の8月末。まさにコロナまっただ中でした。

アメリカ生活に向けて準備にいそしむ6、7月。ところが、肝心の大使館は数か月閉まったまま。
ビザの申請はいつになったらできるのか…すべてが不透明で、とにかくフライトがキャンセルにならないことを祈る日々。※すでに一度キャンセル・返金経験済み。

本来ならば夫のサマースクールが7月からスタートする予定だったため、「コロナさえなければ今頃はカリフォルニア生活してたはずなのに。。」なんて思いながら、ひたすら大使館ウェブサイトとにらめっこ。

結局大使館が部分的にビザ発行業務を再開したのは8月に入ってから。この時点でビザ申請可能だったのは、F,Jなどの学生、研究者向けビザ、かつそのコースに対面授業が含まれていることが確実な人のみ。ビジネス目的で渡航する人たちは申請不可な状況でした。

夫の留学先は9月から授業開始&ハイブリット授業(対面とオンライン授業の混合)が決定していたため、申請可能かつエクスプレス対象✨(1週間ほどで発行)
大急ぎで予約を取り大使館に2人で面接へ向かう。この時点でフライト9日前

面接といっても、よくある市役所の窓口カウンターのようなところで立ったまま大使館の担当者(アメリカ人)からの質問数問に答えただけ。
もちろん英語ですがたいそうなことは聞かれないので、アメリカで生活できる最低ラインの英語ができる方であれば大きな問題はないと思います。

担当者にフライトはこの日だから!絶対〇日までに届かないと困るのです!と念押し。中には、フライトが明後日で…と言ってる人もいて、その人たちはスーパーお急ぎ窓口へさらに案内。
しばらく待っていれば最短その日中に受け取りできるような感じでした。アメリカ大使館がんばっている!

私たちは申請手続きのちょうど1週間後、郵送で念願のビザが到着しました。(フライト3日前!!)

ビザがついに到着

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全てがギリギリという結果、ビザの到着と引っ越し日が重なりました。マンション下の郵便ポストに大使館からの封筒を確認!
ビザ来たーーーーー!でも、引っ越しの荷造りのおばちゃんたちも来たーー!同時に色んなことが進行しているカオス状態。
日本→アメリカへの引っ越しについてはまた別記事で詳しく。

早速封筒の中を確認すると…パスポートの中になにやらかっこいい紙がくっついてるー!写真映りがいいのにして本当によかった!うっすらリンカーンすらかっこいい!嬉しくてビザの写真しっかり撮りました。

また、申請時は1年間のコースとしか回答しませんでしたが、ビザの期限はなぜか5年もついていました。これは他国の留学生と話していたときにふと気づきました。
みんな私たちと比べると年数が短く、途中でビザが切れるから一回出国しないと…なんて言ってる留学生もいっぱい。いろんな国の人からうらやましがられましたが、日本だからかねーさすが!でなんとなく毎回終了。

最後に


とりあえず、これで正式にアメリカに行ける!

よくこんな時期に来たね!と話すアメリカ人全員がびっくりするようなタイミング。
こんな状況じゃなければもっと余裕綽綽で準備できていたのか。
異常時の経験しかないので比べようがありませんが、最新情報の収集臨機応変に行動することの重要さを身をもって感じた渡米直前でした。
無事に切り抜けられてよかった。

ここから私の人生の短期Vacationが始まる!

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