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『子どもが生きる力をつけるために親ができること』を読んで

こんばんは。今日は、一日2回公園にいき、たくさん子どもたちと遊び、早くお風呂に入り、早くご飯を食べ、早く子供たちが寝たので、子育てに関するインプットとして『子どもが生きる力をつけるためにできること』を。

忘れないうちにアウトプットを、と思いたちnoteを書いています。

この本を手に取ったきっかけ・・・

我が家のルーティンとして、週末に子どもたちと図書館にいきます。大人1人の会員証で10冊借りれるので、自分のものと妻のもので毎回20冊の絵本を借りています。幼稚園児の借りる本なので、すぐに読み終わるような絵本です。奥さんのおかげで寝る前に読むのが当たり前になり、寝室にいくと「今日はこれ」と子どもたちが借りてきた本の中からセレクトしています。子どもたちが借りる本と一緒に、この本『子どもが生きる力をつけるためにできること』が気になり、手に取りました。(先週も借りたのに、全く読まず返却期日がきて、再度借りたというのが本当のところ・・・)

全体的な感想・・・

子どもがいる親であれば、すぐに読んでしまうと思う。とても読みやすく、1〜2時間であっという間に読んでしまいました。子育てに悩んでいる方であれば、少し心が軽くなるような内容が書かれていると思います。自分の子どもは幼稚園児ですが、小学生や中学生の子どもがいる保護者の方であれば、読んで損はないと思います。

親は子どもにずっとついていくことはできない

いつかは、自立して社会で生きていかなければならない、親離れする日がいつか来る。親も子離れしなければならない。一人の人として生きていくための力をつけてもらいたい、そう思っていたこともあり、この本のタイトルをみて、この本を手に取ったのだと思う。

「親はなるべく子育てに手をかけてはいけない」

「子どもをいつ手放すか、逆算して、それぞれのフェーズにあった子育てを」

親の理想を追求しているだけでは?

こうなってほしい、こうあるべきだ、というのは親のエゴではないか。自分が果たせなかった夢や理想は、自分の理想であって、子どもの夢や理想ではない。親がある程度道を作ってあげることは大切かもしれないが、親の理想を追求することで子どもが幸せになるかどうかはわからない、まさにその通りだと思う。こうでなければだめ、周りと比較してどうだこうだ、そんなのいらないね。

「親がいい加減くらいがちょうどいい」まさにそうだと思っている。

失敗しても、失敗を笑いに変えられるような強さを

自分はこれまで失敗しないように生きてきたと思う。怒られないように、いい子にしていたのかもしれない。例えば、悪意ではないがクラスの備品を壊してしまったような時でも、素直に両親に報告することはできず言わないような性格であった。そういう経験もあり、会社でも何か報告するようなとき、躊躇いがちである。また、嫌なことからは、すぐ逃げてしまう。練習がきつい、コーチが嫌だから、やめようと思ってしまうタイプ。よく言われたり、自己分析でも真面目すぎるという性格である。何より、自分に自信が持てず、大事な時には熱が出たり、小さくなってしまったり、高校受験の時にも、一つランクを下げて合格できそうなところを選択してしまった。その過去をずっとひきづっている笑

子どもには、なるべく早く、なるべくたくさんの失敗を経験させようと思う。自分の失敗を笑いに変えられるそんな姿が理想である。自分の成功体験をベラベラ話すより、こんな失敗しちゃってという方が人として魅力があるし面白いと思う。失敗から成長につなげていく、その手助けをするのが親の役目ではないか。そのためにも、その時々でしっかり、子どもの目線に合わせて話ができるような親でありたいと思っている。

自分なりの理想の子育て

子どもには、強く優しい人に育ってもらいたい。これから変化の早い社会の中で生きていかないといけない。学生生活でもどんなことが待っているかわからないけど、悩むこともきっとあると思う。どんなことがあっても折れない心の強さを養っていくための手助けができればと思う。

自分自身を振り返ると、そんなに親となんでも話をしていたわけではない気がする。悩んだ時相談したりしていたかな。でもこうして一様大人になり、なんとか生きていけている。自分がしてもらってきたことプラスα、自分の色を加えて、子どもに還元できればと思う。

最近思うこと・・・

自分自身、学校の先生になりたいと思ったこともあり、やはり教育という分野には興味があるのではないかと感じてきた。子育てをするようになって、自分の子どもがどう大人になっていくのかということを考えるのが影響しているのは間違い無いけど、やはり教育って大事、よりよい環境を提供してあげたいと心から思う。当時自分が失敗したこと、大人になる前に教えておいてほしかった学校では習わなかったことを伝えていきたと思う。教育に携われるような機会を探っていきたい。金融機関で仕事をしていることもあり、金融教育という側面でも、今携わっているマーケィングという側面でも、何か社会に還元出来ることがあればいいな。



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