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人生観は変わるのか? インド、バンガロール 滞在編その1

2024年4月、インドのバンガロール旅行記のいよいよ滞在編!

はじめは色々不安は感じていたのだけど、最短日程で滞在中は仕事しかできないので何だかんだで楽しみになってきたところ。

準備もバッチリだし。

 


バンガロールまでのフライト

今回はJALの成田発→ケンぺゴウダ空港の直行便。

旧称はバンガロール国際空港(Bangalore International Airport)[3]

2013年7月、インド内閣はカルナータカ州政府が中央政府に対して2009年[4]から提出し続けてきた、ベンガルール空港をベンガルールの町を築いたケンペ・ゴウダ1世にちなんでケンペゴウダ国際空港に改名する案を許可した[5]。(とwikipediaが言っていた。何で名前が違うのかやっとわかった、、)

飛行時間は9時間弱で値段はこの時は190,000円ほど。

座席はもちろんエコノミーなのだけど、JALのエコノミーシートは前後左右のスペースを可能な限り広げているから比較的快適なんよね。本当はビジネスしに行くからビジネスクラスに乗りたいのだけどなぁ~~


出典:https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/economy/seat/skywider.html

 

フライトは特に揺れることなく平穏無事に終わった。機内食も美味しかった。日本のエアラインだと食後にハーゲンダッツが必ずつくのが嬉しいよね。

機内の過ごし方と国民性?

国際線に乗るたびに思うが、日本人は機内で本当に静かだ。JAL/ANAだと割合として日本人が多いのでしーんとしており、話してもかなり小声なのだが、例えばDelta航空とかに乗ると米国人が多く彼らは非常に楽しそうにずっとお喋りする。これもきっと国民性の表れだと思う。

自分のマインドを分析してみると「知らない人のテリトリーや空間を干渉したく無い=迷惑かけたく無い、公共の場では静かに過ごすべきだ」という根幹がある。これは小さい頃から家庭や学校、部活で教育されたことなので、(個人の考え方の違いはあるが)日本社会に生活する人の多くに染みついたことと思う。一方で欧米人は旅行仲間や席が隣の人とよく話す。彼らからしたら「会話は旅やその空間を楽しむためのスパイス」だし、自分の経験や考えを共有することは割と大切らしい。

昔何かの雑学記事で「エレベータの中で日本人は黙るが、米国人は知らない人でも話す」というのを読んだ。というのも米国は多様な人種が共生しているため、自分は不審な(危ない)人間では無いことを示すために軽いおしゃべりを通じて「自分は常識のある普通の人ですよ~~」と示しているらしい。

確かにアメリカでエレベーター一緒になったら毎回ではないが軽くお喋りする機会は多いかも。前にホテルのエスカレーターで開閉ボタン押し間違えた時も全く知らないおじさんと「挟みつぶそうとしたやろww」「まじごめんww」「次は俺の番なwww」「やめてwww」みたいな話したけど、例えば犯罪に関わっていて急いでいたとかじゃないよね?と確認してるのかもしれない。そして事実そういう危険性もある社会であることの裏返しな気もする。 

入国!からのホテルへ

少し話がそれたが、定刻より10分早くバンガロールに着陸した。ケンペゴウダ空港は木材を幾何学模様に組み合わせた曲線状のオブジェがあり、館内にも植物が綺麗に配置され照明により室内が黄金色に照らし出されていて非常に美しい建物だった。しかし軍事セキュリティの観点から撮影が禁じられているので記録に残せないのがとても残念だった。ネットで調べてみると僅かに画像が出てくるが、実際の美しさは伝えきれてない、、

次は入国審査である。 

バンガロール空港の入国審査はインドパスポート所持者、電子ビザ保有者(今回はこれ)、そしてもう1つ失念したのだが3種類のカウンターがあった。入国にはパスポート、ビザ、入国書類、乗ってきた航空券が必要。(入国書類は個人情報とか滞在先を書くもので、機内で配られるが、この時は枚数が足りないので空港に置いてあるのを使ってくださいと言われた。)

さて、同時刻に着いたいくつかの便の渡航者と入国審査のラインに並ぶのだがこれが恐ろしく進まない。流石悠久のガンジス川インド。もう夜中の1時過ぎてるよ、、眠い。。と虚の表情で待っていたら係員が「空いているからインドの人向け?のカウンターに並んでいいよ」と案内してくれた。自分が並び直したところの担当審査官がとても早い人で、何も聞かれず虹彩と両手10本の指紋を登録するだけで終わった。同行した同僚は目的、行く場所、帰路の予定等聞かれていたが、入国時の質問の厳しさにムラがあるのはいつも不思議だ。

入国審査で一番難しいのは何よりもインド英語である。綺麗な英語を話す人もいるが基本的に聞き取るのはかなり難解、、豪州の知り合いも「申し訳ないがネイティブの俺ですら全然わからん」と言っていたので、ウルトラハードモードかつ聞き取れなくても落ち込む必要はないかもしれない。

だって「搭乗券を頂戴。(Your boarding pass)」の発音が [YuァBorrrrrdn Pァs]なのだもの。。

無事に入国し荷物を引き取ったのがAM 2:00。もはや頭はショートしているのだが、ホテルの出迎いと落ち合うために空港の外へ。暑い。気温は27℃で風が吹くと少し涼しいが、羽織っていた上着を脱ぐほどだった。

無事ドライバーと出会い、荷物を積み込み出発したのだがこのドライブが全身の細胞の眠気を吹き飛ばす程刺激的だった

世界一スリリングなインドの高速

と、初めて体験した人は思うかもしれない。何せ全ての車が車線を守らず、左右にフラフラして他車を抜こうと競い合っているのだ。そして車1台分の隙間があればクラクションを鳴らしながら抜いていき、先を塞がれればパッシングしまくる。

そしてその中をノーヘル2ケツで縫っていくバイクと、ドア全開で爆走する路線バス。助手席に座っていたから何度足元で架空のブレーキを踏んだことか、、GTAはここにあった。

インドの同僚曰く、車線はsuggestionであってルールではないらしい。顔がマジだったのと体験して冗談じゃなくほんとにそうなんだと思った。

「くお〜!! ぶつかる〜!! ここでアクセル全開、インド人を右に!」この言葉がずっと頭の中を駆け巡っていた…

ようやくチェックイン!

体感的に20回くらい事故りかけて遂にホテルに辿り着いた。ホテルは高級エリアに位置するため、エントランスに入庫するために警備員がいる門を通過する必要があった。

そしてホテル内に入るにも、リュック以上の大きさがある荷物は全てX線で検査される。インドって意外とテロの脅威あるんや、、知らなかった。

そしてフロントで手続きしていると何故か自分の名前以外、別の人の情報がずれて入力されていた笑

すみません、ロシア人ではないですよねぇ~と謝られながら15分くらい待たされたが、何か深夜テンションで笑いしか込み上げてこなかった笑

終わりに

受付のトラブルを乗り越えて部屋に着いたのが午前3:30。あと5時間半したら仕事開始。まじか。

会社に着きましたメール送ったら寝よ。


部屋の写真を撮って力尽きた


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