【エンタメ】ドラマPICUより いのちの終わり方は自分で決める?
※ドラマ「PICU」のネタバレが含まれますので、ここから先は支障のない方だけご覧くださいね。
こんばんは。はらぺこです。
大のドラマ好きなわたくし、今期もいくつも見ておりますが、いてもたってもいられなくなったのでここに投稿。
ここまで欠かさず見てきたこのドラマ。
優しく切ない世界が本当に心を揺さぶられます。
今週の放送では、悲しい出来事も多かったですね。
私はすごく、大竹しのぶさん演じる武四郎の母、南の言葉にじんわりきてしまいました。
治療を拒む母、南と治療を望む息子、武四郎。
ふたりのやりとりの中で、南がこんな趣旨の言葉を発しました。(ドラマ通りではないです)
「病院ではなく、家で、武四郎を目に焼き付けながら生きたい。」
私、ここ、聞きながら内心「焼き付けながら死にたい」という言葉が来ると予想してしまったのです、ごめんなさい南さん。
お母さんにとってはおうちで、息子と過ごすことこそが「生きる」ことなんだなと感じた場面でした。
私は今のところ元気にしていますが、今年は人生で初めて健康診断で「要精密検査」を引き当てました。
結果無事だったものの、生き方についてすごく考えた時間でした。
私も、病院で過ごす時間を耐えられる自信がないなぁと。家族がどんなに生きて欲しいと願ってくれても、死にゆくのなら最期のわがままをきいてほしい、何気ない日常を感じながら過ごさせてほしいと思います。
さして面白くもない冗談を言ってみたり、つまらないことでけんかしてみたり。
そういう記憶に彩られた中で命を全うすることが出来たら、例え長さが少し短くなってしまっても、きっと幸せだと思う。
そんなふうに思いました。
そして、何気ない日常が当たり前に過ごせていることに、改めて感謝だなぁと。
日々そんなことは忘れて小さなことでキーキーしている私ですが、ふと立ち止まって反省することのできた今週でした。
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