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グループ展 『monochrome』に出展しました

2024年2月16日〜18日までHuBaseで開催された、モノクロをテーマにしたグループ展『monochrome』に参加しました。はじめてのことばかりでドキドキでしたが、たくさんの方にご覧いただき、感想まで頂戴して本当にありがとうございました。せっかくなので、作品について記録しておこうかなと思います。

出展写真

どの写真を出展するかとても悩んだのですが、グループ展初陣は僕的テッパン構図のものにしました。

シンメトリーな構図、建物のパターン、信号機、街路樹、木漏れ日…複数の無機・有機要素が入り混じって、好きが詰まった一枚です。

僕にとってスナップは偶然との出会い…なんだけど、その場限りという制約なかで、自分に課題を与えてどうデザインしていくか、というのがきっとデザイナーっぽい構図(あまり意識しないのだけど、よく言われる)になるのかもしれません。

以前から、写真の構図についてよく聞かれていました。それで、最近気づいたのが「ドラえもん」の構図です。愛読書『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』の中で、“藤本先生は一定のカメラアングルで描く”と考察・紹介されていています。4段のコマ割りに真横構図というフォーマットなのです。小さいころよくドラえもんを真似して描いたときに身についたこのアングルは好きだったし、そのまま染みついたのかも知れない…とか、都合のいい解釈だけど、なんでもそう解釈したほうがいいというか、オトクな性格です笑。ちなみに構図でいうと、ロイ・アンダーソンウェス・アンダーソンの作る画が好きです。


図録収録写真

図録作成用にもう一枚と選んだのがシオさんの写真。

ライカ2日目くらいに撮った初々しい1枚。シオさんは白黒なのでまさしくモノクロ向きの被写体です。

シオさんお気に入りの白い冷蔵庫の上で気持ちよさそうに「冷蔵庫の上は暖かいよ」と教えてくれているような、「なんか用?」と人間の様子を観察しているような眼差し、そして映り込みが好き。

築18年経って、当時頑張って壁にペンキ塗ったなぁと思い出させてくれる、白壁のわずかな凹凸をしっかりレンズが捉えてくれているのもささやかに好きポイント。白い猫、白い冷蔵庫、白い壁と異なる白を撮ってみて、その描写に驚いたのを覚えています。


会場に行きました

在廊時間は17日の日中4時間くらいでした。来場された方、出展された方と写真やカメラの話をして交流できたのが楽しかったです。実は会場を後にしてしばらくして、同窓生からFacebookで感想コメントが入っていたり、知人からSNSで感想コメントいただいたり、出展者の方からSNSでの写真に感想いただいたりと、せっかくなので会いたかった!が連続してしまい残念でしたが、次のチャンスもすぐあるので、ぜひお会いできればと思います。

初めてのことばかりでドキドキでしたが、よい経験でした。3月の『GR展』、4月『Hometown』も出展します。それから、村田さんと話して、5月に中央線フォトウォーク、6月に那須塩原フォトウォークが決定。これで2024年上半期は毎月イベントに参加することになりました。今年も盛り沢山です。


おまけ

会場のHuBaseは江戸川橋なのですが、せっかくなので写活しながら行こうと思い、行きは神田→神保町→飯田橋経由で、帰りは後楽園→上野まで歩きました。約900枚、2万歩。楽しかったです。写真はInstagramに小出ししていきます。

神田
神保町
水道町
上野
上野

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