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【チームatを大公開!〜スタッフなかしま編〜】見えているものが同じだから、ズレがない

「チームat」のメンバーは、社員雇用ではなく、個人事業主として仕事を請け負い、プロジェクト毎に結成されるチームで働くスタイルを選択しています。その多くが、女性である自分の声やアイデアが、プロジェクトを通じて、企業や社会にしっかりと届き、価値を創出していく過程に、やりがいを感じています。仕事以外に、子育てや介護、家事などの多忙な日々をこなしながらも、深い信頼関係を築き、しっかりとした業績成果を上げ、様々な社会課題解決に貢献しているatメンバー。その魅力に、at広報のスタッフTが迫ります。

トップバッターを務めるのは、パラレルワーカーであり、7匹の猫の養母であり、サックス奏者でもあるという、atスタッフなかしまに、インタビューしてみました!

通称「スタッフなかしま」atスタッフ歴5年目(くらい)。
家族は夫と猫7匹。趣味は楽器演奏(サクソフォーンが主)。
基本はあまり出歩かないインドア派。
よく行くところは特になく、フラッと立ち寄るのが好き♡

(1)「今、やっていること」パラレルワーカーの魅力

ー普段、どのような活動をされていますか?

プライベートでは、週1の吹奏楽団の演奏練習や、定期演奏会やコンクール、地域イベントでの演奏などをこなし、普段は7匹の猫たちとお家で過ごしています。
お仕事では、①飲食店の経理のお仕事、②某企業の採用アシスタント、③チームatのお仕事と、3つの仕事を掛け持ちしています。

―正真正銘のパラレルワーカーですね!プライベートと各種お仕事と、日常において、時間の割り振りや配分はどうなっていますか?

1日の比率で言うと、基本的にサラリーマンの方の日常と変わらないと思います。9時〜17時で仕事をして、週の夜3時間は吹奏楽でサックスの練習をして、残りは家で猫に虐げられている日常ですね(笑)

見ているだけで癒される♫
なかしま家の猫ちゃん♡あわせて7匹
所属する吹奏楽団ではサクソフォーンを担当

ー3つのお仕事についてお聞きします。経理、採用とatと、お仕事の業種はバラバラですね。普段お仕事をされるときは、それぞれのモードに切り替えて向かうのですか?

私はそういうのは全然ないですね。悪く言えば集中力がなく、ずっと3つをミックスしてやっていても気にならないタイプなので、3つをそこまで切り分けやっていない。どちらかというと、業務全部をミックスして、その中で優先順位をつけてやっていっていますね。急ぎもの、納期が早いものから順にこなしていく、その優先順位は都度状況に応じて常に変え、やりくりしている感じです。今日はこのモード!と決めるのは、出社する(外出する)時に、モードオンするくらいですね。

ー3つのお仕事の、リモートと出社の割合はどれくらいですか?

リモート7割、出社(外出先に赴く)3割くらいですかね。

ーリモート勤務では、ZOOMを使ったりSNS上でやりとりをしたりするのですか?

リモート業務はatくらいです。あとの2つは基本在宅勤務で、メールでのやりとりで済んでしまう。あっても電話くらい。1対1のやりとりが基本で、家で黙々と作業をして、その納品物について意見をもらう感じです。

ー残業はないですか?

残業という概念はもちろんないです。納期ベースで仕事をしているので。

ーだからこそ、3つを一緒にやりくりして進められるわけですね。

その通りだと思います。

ー出社時の仕事は、オフィスで会議に参加したり、専用デスクで業務をしたりすることがメインですか?

経理も、人事の仕事も、セキュリティ上会社でしかできない業務があるので、必然的にそうなりますね。

―この3つのお仕事をずっと継続している理由はありますか?

厳密に言われると特にないかも(笑)3つ全てをやっているからこその、相乗効果はあると思います。これが勉強できるからやっている、というよりも、この仕事がこっちに活きて、あっちのこれがこっちの仕事に活きているというような。3つの仕事がうまく循環して、相互作用しあって、仕事全体に相乗効果を生み出していることを実感できているかなと思います。

―パラレルワーカーだからこその相乗効果は、ありますよね。

絶対あると思います。それは仕事だけじゃなくて、例えば地域の活動、PTAやプライベートなコミュニティでの役割も、様々な異業種に関わっているからこそできる相乗効果なんじゃないかなと思いますね。固定概念は自分も含め、常に様々な環境に身を置くことで初めて俯瞰でき、更新でき、受け入れられることで、それぞれの場所で成長できるんじゃないかなと。スタッフTさんも、PTA頑張ってね(笑)

―はい!スタッフT、PTA役員新人1年目、頑張ります☆
さて、インタビューの後半はatのお仕事について教えてください。

(2)atのお仕事について

チームatで任されているお仕事は、主にプロジェクトのディレクション業務ですね。クライアントさんとパートナーさんの仲介役を担ったり、クライアントのプロモーション活動を統括したりしています。そこには、atパートナーさん、例えばデザイナーさんだったり、映像制作編集者さんだったりが常に関わってくださるので、ディレクターとして、一緒にクライアントの課題解決に向け、行動していく感じです。関わる相手方は、企業さんだったり、ママさんだったりと、プロジェクトによって変わるので、その課題内容や対象も随時変わっていきますね。

―関わる方、関わる内容が多岐に渡りますね。

そうですね。でも、小難しいことはしてないですよ(笑)

―これだけ、プロジェクト業務内容が変化する中でお仕事をする上で気をつけていることはありますか?

「相手だったらどう思うかな」を常に意識しているかもしれませんね。例えば、ママさんだったら、この時間帯に連絡するときついかなとか、デザイナーさんだったら、この業務きついのかな、とか。でも、納期がきつかったら、それどころじゃない時も多々ありますが。

ー納期ベースで仕事をしていると、相手がどうかの前に、まずは片付けないといけないというプレッシャーが存在すると思いますが、そういう時はありませんか?

ありますよ。細かくいうと、atのスケジュール感と自分のスケジュール感がフィットしない時も正直あります。でも、そういう時は、「ゴールが一緒ならいいか」と割り切って仕事をしています。相手ありきだと、相手がいつどのタイミングでその仕事をチェックできるかというのも重要になってくるので、難しいところはありますね。今日自分は仕事がパンパンだから、今日何か仕事がきたら困るなとか(笑)

―そういう時に、仕事が来てしまったら、どうしますか?

2分くらい考える(笑)。でも、今は無理なことはしないようになりました。何かをずらすようにして、両方やろうとしないようにしています。夜中まで仕事したところで、自分の体がきつい。でも、相手は絶対その時までにしてほしいと思っているとは限らない、そんなに急いでなかったりするから(笑)。

―そうですよね。独りよがりの納期ってありますよね。無理なことはしない、そのバランスは大事ですよね。

そうそう。もちろん、可能な限りですけどね。

―atの仕事はどういうタイミングで依頼が来ますか?

これまでは割と、ある程度プロジェクト内容が固まった段階で、依頼が来ていましたね。ディレクター職として、何かしないといけないことがある状態でくる事が多く、途中から依頼がくることが多いですね。

―途中からの参画は、難しいと感じることはありませんでしたか?

最初から入っている場合はクライアントの本当の課題感や問題がはっきりわかるかもしれないけれど、途中から入るとリモート主体なので、言葉で伝わってくる中身の理解には限界があるので、難しいなと感じることが多かったかな。そういう意味では、今後もっと早い段階からジョインして、内容や課題感を理解してプロジェクトに入ることができたらいいかな。

―企画になる前から入るのと、企画として形になってから入るのとでは、大きな差が生まれますよね。

なんでその企画になったのかを、根底から知っているのと、漠然と知っているのかは、やはりディレクションする上での差は大きいですね。私自身は、個人的に企画の前後どちらで入ってもできるんですが、クライアントさんのことを考えると、どっちがいいのかは考えてしまいますね。

―これまで様々なプロジェクトを統括された中で、一番大変だった、難しかったプロジェクトはありますか?

記憶にある中で一番大変だったのは、プロジェクト自体難しいというのではなく、みんなが忙しすぎて、確認したい相手と随時連絡が取れず、業務が進まない、という点で、大変な時があったかな。ほんと、それくらい、かな。

ー難しいと思わない、秘訣やコツがあるのでしょうか?

私は基本わがままにやらせてもらっていて、急ぎの時は、atに直接電話します(笑)。メールやSNSは見逃すことが多いし、伝達率100%じゃないんですよね。私は週1でatのオフィスに出社しているのですが、その時の対面での会話があるのは大きいかもしれません。コミュニケーションのズレは、ないかな。

(3)atとクライアントとパートナーの信頼関係


―クライアントさんと、パートナーさんとの関わりについてお伺いします。クライアントとパートナーの2者と関わりディレクションする際、何か気をつけている点はありますか?

パートナーさんからいくと、基本的にatのパートナーさんは、atのことをよく理解されていて、細かく説明することが少ないですね。出てくる制作物に的外れなものが出てくることがほぼない。それだけ、atがパートナーさんとこれまでよく関係性を構築して来ているからなのだろうと思いますね。クライアントの意図をみなさん、本当によく理解していますね。

一方のatのクライアントさんは、こちらもプロジェクトの意図や目的を皆納得し進めてくれていますね。だからこそ、見えているもの(課題)が同じなので、できるもの(成果)も同じで、ズレがないかなと思いますね。こちら(at)だけが躍起になって頑張っているんじゃなくて、クライアント側もこうしていかないと先がないよ、という共通の理解があるからこそ、少々の思い違いがあっても、事故につながったり、プロジェクトが頓挫したりすることはないですね。だから、根付いているものがあるなあと感じますね。

―「根付いているもの」とは、言葉にするとどんなものが根付いていると思いますか?

未来感、かな。どうしていきたいかっていうのが、atのクライアントさんは皆自分ごととして捉えられている気がしますね。「○○のためにこのプロジェクトをやっている」というベースがしっかりしているからこそ、プロジェクト自体がブレないし、やりたいことが継続できている気がしますね。

―atと一緒にお仕事をする際、よくどんな言葉をかけられますか?

・・・・20秒考えて・・・「じゃあ、どうしよっか?」「じゃあ、どうしたらいいと思う?」かなぁ。

―「じゃあ、こうしようよ」じゃなく、どうすればいいか一緒に考えていくスタンスですね。プロジェクトが終わった時は?

「ああ、やったぁーおつかれぇ!」かな(笑)始まりも終わりも、前向きですね。

(4)atで働き続ける理由

―振り返ると、atとの出会いはどこでしたか?

私は阿部さんとマーチングバンドで一緒していて、かれこれ20年以上のご縁ですね。6年くらい前、前職で転職や働き方の変化を考えているそのタイミングで、阿部さんと再会(会っちゃって)。atで働いてみない?と打診があり、atにジョインしました。

―そのタイミングがまさに運命ですね。それからatで5年間、働き続けている要因はありますか?

正直に言えば、退屈しないからでしょうか(笑)うまくいえないけれど。atの門戸を叩く方は、何かしら悩みをかかえていらっしゃる。そして、atと話をして、先行きが明るくなって、笑顔になって帰っていく姿をずっと見て来た。誰かの悩みに寄り添い、atと関わることで、皆スッキリして帰っていく。そんなお仕事に自分が携わっているって、例え自分がプロジェクトで関わっていなくても、いいお仕事だなとずっと思っている。だから、今もここにいるんだろうなあと思います。

―これまで5年間、atと関わりお仕事をする中で、自分自身、変わったこと、気づいたことはありますか?

買い物をする視点が変わったことかなあ。逆に、いかにこれまで何も考えずに購買していたか、ということなんですが(笑)ものをよく見るようになりました。なんで今これを自分は選んでいるのかな、この商品はなんでこうやって陳列されているのかな、購買を俯瞰するようになりました。

―まさにマーケター視点になったということですね。

ものをよくみるようになりましたね。例えば、前に立っている人の顔や表情を見て、今なんでこの人はこういう表情なんだろうか、隣の客は今なぜそれを選んだんだろうか、とか、俯瞰するようになりました。

―仕事面で、atにジョインしたことで何か変わったことはありませんか?

時間の整理をするようになりましたね。プライベートの時間と仕事の時間をしっかりわけるようになりました。実は結構長い間、その辺りがずっとモヤモヤしていて、わからなかった時期があったんです。仕事たちをどうしたらいいのか。どう区切っていっていいのかが。でも最近そこをくっきり分けるようになって、気持ちが楽になった部分がありますね。

―プライベートの吹奏楽団の時間が仕事に与える影響はありますか?

そこはないですね。仕事ときっかりわけているので。でも、逆に、仕事が吹奏楽団での活動に与えている影響はありますね。

―たとえば、どんなところですか?

コミュニケーションの面が一番大きいですね。この人はこういう考えでこうしたんだとか、人間関係を中心に、人との関係を冷静に見れるようになったことがあるかもしれません。今までは、吹奏楽の練習をしてすぐ帰る日々だったけれど、今は練習後、違う世代の人達とコミュニケーションしてみたいと思うようになりました。若いZ世代の方と接する機会も増えましたね。

―これから、をお聞きします。これから、atとしてみたいこと、各種活動でやってみたいことはありますか?

考えたことなかったですね。atの仕事は、新しい案件や事例がたくさん入ってくるので、そこに関わっているだけで、新しいことに関わっていることになるんです。だから、自分から新しいことを、というのは今はないですね。強いて言えば、来年のat新年会はリアルでやりたいです(笑)atで経験したことを他で活かしたいことはありますね。

―それは具体的に、どんなことですか?

具体的な活動とかではなく、よく人を見るようになったので、相手を知ろうとしたい、相手に歩み寄るようになったことがあります。もともと、一歩引いてみるタイプだったんです。atで経験したコミュニケーション力は、日常でも社会生活でも、活かしていきたいと思っています。

―最後に、チームatを1分で褒めてください。

atのお二人には、そのままでいて欲しいです。やりたくてもできない仕事のやり方を、お二人はしていると思うんです。今ではリモートワークやフリーランスなどで同じ仕事をしている方は増えて来たけれど、創業以来、ずっと楽しそうに仕事をしていますね。だから、ずっとそのまま、楽しそうに仕事を続けて欲しいなと思います。そこがいいところかなと思っています。

atの魅力に迫る「チームat大公開!」インタビューは、これからまだまだ続きます。乞うご期待!