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別居親Mが体験した「試行面会」

私は離婚調停が終了したばかりの者です。

試行面会に当たるかどうかは分かりませんが、私の体験をお伝え出来ればと思い、書かせて頂きました。

まず離婚の経緯を簡単にお伝えさせてください。
昨年妻と些細な喧嘩から別居となり、そのまま離婚調停が始まりました。
元妻は精神疾患を持ち、感情が昂ったり過度のストレスがかかると攻撃的になり、何をするか分からない状況であった事と、自営業の私が1人で子育てをするよりはと思い別居が始まった時、子供を相手方へ引渡しました。
その後、親権や面会交流について申立をしましたが、調停中は子供がいる相手方が被害者で子供と同居していない私が完全に悪のような空気で調停は進められました。

やってもいないDV、児童虐待を疑われ、逆に実際あった母親の子供への精神的、肉体的な虐待に近い言動は無かったこととされ、LINEのスクリーンショットや、自立支援の診断書なども提出しましたが全く受け付けられないと言った状況でした。

面会交流は相手方の子供を連れ去られる事への不安感などを理由に断られ1度も行われませんでした。別居前は子育てや学校行事家事はほとんど私が担っており、子供も私に懐いていて「ママはすぐ怒るし叩いたりするから怖い」とまで言っていたほどでしたが、別居後は私を「あの人」と呼ぶようになり、最終的には「もう父親とも思っていないから」という言葉が出ました。

これ以上は子供の精神衛生上良くないと思い、調停時に面会交流の申立取下げを願いましたが、調停員から出たのは、面会交流に向けて少しでも方法を模索すべき。との意見でした。

そこで、直接面会交流ではなく、手紙などのやり取りから面会交流を進めていく事となりました。


試行面会とは言えないかもしれませんが、直接的な面会交流を避け、裁判所がそのほかの面会交流を提案しているのは事実です。
手紙を出すことになりましたが、相手方が手紙を読ませないなどの妨害をしてくることを懸念して、弁護士などの第三者立ち会いの元手紙を渡すことを条件に手紙を書いて弁護士を通じて子供へ手紙が渡りました。
結果は子供が手紙に目を通し、そのまま破り捨てると言う予想もしない行動に出てしまい、私からはもうアクションを起こすことはしないという結論になりました。

離婚調停の男親、女親の立場に差があり、月一度の調停でそれぞれの生活背景なども十分に調査もされないままイメージだけで親権や面会交流が決まることにとても違和感を感じました。

結果として、相手方の父子関係を壊す方法に私は精神を病み、自殺未遂と警察の保護を受ける事となりました。現在も子供と二度と会えないであろう喪失感と絶望感、そこから来る希死念慮に苦しみながらただ、生きています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
直近の離婚調停での体験をお伝えして、少しでも悲しい思いをする父子が減ることを願い長文になってしまいましたが、参考になれば幸いです。

追記
相手方は婚姻費用、養育費を貰うことは当然の権利と言いました。
しかしながら、子供との面会交流という父子の権利は全く無視をしています。
そして調停でも面会交流と婚姻費用や養育費は別問題として扱われます。

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