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上の子が“お腹の赤ちゃん”を愛してくれるようになるコミュニケーション

1人でも手を焼いているのに“2人の育児”なんて…
現実を考えると、新しい命の誕生も両手放しでは
喜べませんよね。

特に親が頭を悩ませるのが、上の子の嫉妬。

「〇〇ちゃんなんかいらない、死ねばいいのに。」

なんて悲しい言葉を             
子どもの口からは聞きたくないものです。

次に生まれてくる子に対して敵対心があると、 
生まれた赤ちゃんに暴力をふるってしまう子も 
いるようです。

暴言や暴力は親に見つからないようにするため、
対応が遅れて日常的に繰り返されます。

そうなる前に!

ママやパパが上手にコミュニケーションをとっていれば、上の子がお腹の赤ちゃんを喜んで迎えてくれるようになりますよ。

上の子とのコミュニケーションで気をつけたいのは
たった3つ。

・お腹の赤ちゃんを悪者にしない
・上の子に我慢やお手伝いを期待しないで
・新しい家族を迎える喜びを分かち合う


お腹の赤ちゃんを悪者にしないで


ママはお腹に赤ちゃんがいると、つわりなどで体調が優れない日が続きます。


吐き気で動けない
寝るばかりで遊べない
いつも通りにご飯が作れない


ママが体調が悪いことで、どうしても
上の子が我慢することが増えてしまいます。


大切なのは“赤ちゃんのせい”と
思われないようにすること。

赤ちゃんの存在が
『大好きなママを困らせる悪者』
『自分の生活を脅かす悪者』

になってしまうと、上の子は
どうしても赤ちゃんを好きになれません。


ママが動けないときには周りの人にヘルプを出して
子どもの相手をしてもらったり、
子どもの好きなゴハンを買うなど、

できないことに目がいかないようカバーする  
といいです。


上の子に我慢やお手伝いを期待しないで


先ほど説明したように、     
ママが妊娠中は今までと違う生活になって
ただでさえ我慢することがあるんです。

「お兄ちゃんだから」
「もうお姉ちゃんでしょ」
というセリフはよく使われますが、
本当は子どもに我慢を強要させてしまう言葉。

言われ続けていると、
プレッシャーを感じて上の子である自分が嫌いに
なってしまいます。

それでもやっぱり
上の子にしっかりしてもらいたいのであれば、
“自分のことは自分でできるように”
年齢に合わせて関わりましょう。


自分の手が回らないことを理由に
お手伝いをさせるのもよくありません。

お手伝いをしてもらいたいときには、
例え子どもであっても「お願いします。」と
丁寧な言葉で頼みます。

お手伝いが上手にできなかったとしても
しっかり褒めて感謝の気持ちを伝えること。

赤ちゃんがいると褒めてもらえるチャンスが増える
という環境をつくってください。


逆に子どもがどうしてもお手伝いをしたい
と言ってくれた場合には、
アレコレ指示をしないようにするといいです。

せっかく芽生えたやりたい気持ちや善意を受け入れ、
危なくないようにだけ見守ってくださいね。


新しい家族を迎える喜びを分かち合う

お腹に赤ちゃんがいることが分かったら、
子どもと一緒に赤ちゃんのお話をしましょう。

少しずつ大きくなるママのお腹を       
見て触って、声をかけて、          
日常的に赤ちゃんを身近な存在にします。

健診のたびに今どのくらいの大きさか、    
エコー写真や動画を一緒に見てもいいですね。

会ったことのない人でも、友達がよく話をしているのを聞くと、自分も知り合いのような気がしてきませんか?

同じように
子どもにとって得体の知れない胎児の存在も、 
ママやパパが赤ちゃんのことを笑顔で話していれば、
いつの間にか愛おしい存在になるんです。


もし早くから名前が決まっているなら、
名前をしっかり読んで話しかけます。

生まれてから名前を決めるのなら、
お腹にいる間だけのニックネーム(胎児名)で   
呼ぶのもアリです。

ハピマミ家では子ども1人ずつに胎児名を    
つけて呼んでいました。
お腹にいるときに名前があると、家族で赤ちゃんの話がしやすくなって親近感が増しますよ。


また、上の子が赤ちゃんだった頃の写真を見せてあげると、自然とお兄ちゃんお姉ちゃんになったことを感じられるように。

赤ちゃんの頃どんな子だったのか、
いろいろと思い出話を聞かせてあげれば    
自分も赤ちゃんのとき大切にされていたんだと 

自分の存在や小さな命を愛する大切さに    
気づきます。

臨月になると生活に余裕が出てくるので、
赤ちゃんの服やグッズも使い方を説明しながら
一緒に準備していきましょう。


この方法は上の子だけに限らず、
赤ちゃんに関心の薄い夫にも効果的です。


赤ちゃんの誕生が家族みんなの楽しみになるように
意識して行動してみましょう♪

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