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私が生きる上で大切にしている言葉たち

みなさん、こんにちは。

人生、色々な「出会い」がありますが、私は「言葉の出会い」も大切にしています。

他人から言われて、本で見て、どこかで聞いて… 何かのタイミングで偶然出会った言葉の中で、私が大切にしている言葉をいくつか紹介してみたいと思います。


「初めて」をたくさんしよう

これはどこかで聞いたお話。

人間、歳をとるほど時間の流れが早く感じるようになりますよね。

私も明らかに毎年時間の経過が早くなっていることを感じています。

私は特に何も考えずに「まあそんなもんかな」と思っていたのですが、なんとこれにはきちんと理由があるらしいのです。

それは、歳をとればとるほど「初めて」が少なくなっていくから。

はぁ〜。なるほど。

当然ですが、人間、生きている年数が長くなるほど、積んだ経験の数も増えていくので、「初めて」が少なくなっていってしまいます。

それこそ幼少期は、全てが「初めて」です。

電車に乗るのだって、お化粧をするのだって、今では毎日のようにしていることも、あの頃は全てが初めてで、新鮮で、それはそれはワクワクしていたことを覚えています。

では、大人になったらワクワクできなくなってしまうのでしょうか。

決してそんなことはありません。
大人になったって、意識すれば「初めて」はたくさん経験できます。

この広い世界の中で、まだ食べたことがないもの、見たことがない景色、挑戦したことがないもの、たくさんあるはずです。

せっかく同じ年数を生きられるのなら、「初めて」をたくさんして、少しでも長く生きた気になりたいものです。

だから、この言葉を大切にして、これからも意識的に「初めて」をたくさんしていきたいと思っています。

人生初めての済州で見た景色。
本当に美しくて心から感動した。
初めてってワクワクして最高。


やらぬ後悔よりやる後悔

これは私の母の口癖。

私の母は、前にも書いたことがありますが、本当にとんでもない「やってみよう」精神の持ち主です。

ものすごくアクティブで、それは私に対してもそうでした。

幼い頃からとにかく色んなことにチャレンジさせてくれて、その中で好きなもの、得意なものを見つけたらいいと背中を押し続けてくれました。

そのおかげで、私も今では立派な「やってみよう」精神の持ち主。

人からよく行動力を褒められますが、これはまさに母のおかげなのです。

いつも迷った時や、勇気が出ない時に、この母の言葉が背中を押してくれます。

とにかく暇が嫌いな母と私。
前日の夜に思い立って
ふらりと奈良に紅葉を見に行ったことも。
でも母のおかげで色々な経験をできていることに
私は心から感謝しています。


自然の美しさを「綺麗」と思える心を持ち続けなさい

父とドライブをしていた時に、美しい夕陽にうっとりする私に父がふとかけてくれた言葉です。

私は幼い頃から感受性が高い方で、夕焼けの空を見ているだけで感動しますし、幸せだなと思ってしまいます。

私にとってはそれが普通で、大それたことでないと思っていたのですが、父によると、自然に感動できる心を持ち続けるというのは容易ではないらしいのです。

確かに、思い返してみれば、色々あって精神的に疲れ切っていた高校生の頃、あの頃は夕日に感動するような余裕もなくて、下ばかりを見ていました。

人はある程度心の余裕がないと、自然に感動する余地もないようです。

今は美しい自然を見て感動するたびに、この父の言葉を思い出し、「ああ、この感動をずっと大切にしよう」と幸せを噛み締めています。

父の隣で見た夕陽。
この感動、ずっと忘れたくないな。


「ごめんなさい」より「ありがとう」

これは確か韓国語を勉強していく中で友人から言われた言葉です。

日本人って本当に不思議なもので、とにもかくにも「すみません」を連発してしまいがちです。

他人に声をかけるときも「すみません」

道を教えてもらった後も「すみません」

英語で言えば、sorryのみならず、excuse meやthank youも全て「すみません」と言ってしまう。

なんとなく申し訳なく思ってしまう。

すごく独特な文化だと思います。

私はこの文化が馴染んだ社会で生まれ育ったので、やはり無意識に「すみません」や「ごめんなさい」を連発してしまっていました。

それは韓国語に置き換えたときも同じで、何かにつけて申し訳なく思い、「ごめん」「すみません」と言っていました。

そんな時に韓国の友人から、「なぜuriは悪くもないのにいつも謝るの?ごめんよりもありがとうの方がお互いいい気持ちになるんだから、謝罪の代わりに感謝をした方が絶対いいよ!」と教えてもらったのでした。

日本社会の中で生まれ育った私にとって、それは新しい視点ですごく胸を打たれる言葉でした。

この言葉をもらってからは、意識的に「ありがとう」をたくさんつかようになりました。

言われる方も言う方も気持ちの良い、魔法の言葉です。

言語を学ぶと世界が広がる。


周りの人からの褒め言葉

人間、自分のことを自分で褒めてあげる、認めてあげるというのは容易ではありません。

それはすごく難しいことで、少し悲しいことや落ち込むことがあると、自分の短所しか見えなくなってしまうような時もあります。

私はそんな時のために、周りの人から貰った素敵な言葉や褒め言葉を大切に集めています。

私にとって、それはとても大切な宝物でありお守りです。

iPhoneの写真フォルダの中には、他人から貰った素敵な言葉を集めたアルバムがありますし、他人から貰ったお手紙はきちんと大切に保管しています。

自分のことを大切に思えなくなってしまった時が来るたびに、この宝物を見返しては、世界には自分のことを認めてくれる人がいるんだと勇気づけられます。

そして、この宝物を見るたびに、私も他人をたくさん褒めたいなと改めて思うのです。

留学前、バイトを辞めた際に貰った
社員さんからのメッセージ。
こんなふうに言ってもらえて、とても嬉しい。


他にも色々と大切にしている言葉や、聞いてハッとさせられた言葉はたくさんありますが、この記事で紹介した言葉たちは、その中でも特に私の人生に大きな影響を与えてくれた言葉だと思います。

これからもずっと大切にしていきたい言葉たちです。

もしよかったら、みなさんの大切にしている言葉や教えもぜひ教えてください😊

おばあちゃんと済州島に行きたい!