見出し画像

駐日韓国系企業で働くって実際どんな感じ?

こんにちは😌

私は現在、日本にある韓国系企業で新卒1年目として働いている新入社員です👩🏻‍💻

研修期間も終わりに近づき、最近ついに仕事を1人で任せてもらえるようになったところです。

さて、今年の2月から早期入社で働いている今の会社ですが、実は入社するまで全然中身が見えておらず、不安に思っていました。

というのも、事業内容はある程度把握していましたが、社内の公用語はどちらなのか、取引先はどこの国の人が多いのか、また社員の国籍比はどんな感じなのか、などそういった韓国系企業特有の会社の細かい中身までは知りようがありませんでした。

ということで、今回は入社4ヶ月目の私が、実際、駐日韓国系企業で働くとはどのような感じなのかについて、自身の経験をもとにお話ししてみたいと思います!

今の会社がたまたま私とピッタリすぎて、ほぼ会社の惚気になっていますのでそれをご了承の上お読みいただければと思います🤲🏻


社員の国籍比

まずは、私が1番気にしていた社員の国籍比です。

というのも、いくら韓国語ができて韓国の文化を知っていても、それに日本で働くと言っても、周りに日本人が誰1人いない環境というのはそれはしんどいのではないかと思っていたのでした。

特に私は地元の大阪を離れて就職したので、「頼れる大人」じゃないですが、日本人の方が1人でもいらっしゃったら心強いな…と思っていました。

結果的に、私の会社の場合は先輩に1人、日本人の方がいらっしゃって、その方を除けば他は全員韓国人という環境でした。

ちなみに在日コリアンは私1人で、皆さんいわゆる「純韓国人」です。

もちろん、社長も韓国の方です。

とはいえ皆さん日本在住歴が長い方が多いですし、社長に至っては私が生まれる前から日本にいらっしゃったような方なので、頼れる大人ばかりで、とても有り難く安心して会社に通えています。


社内の公用語

これも、入社前から気になっていたこと。

結論から言うと、私の会社の場合は日本語と韓国語が大体半々くらい(体感ちょっと韓国語の方が多いかも?)、そして1番よく使うのは한본어(ハンボノ:日本語と韓国語を混ぜて話すことを言い、在日コリアンや日韓のバイリンガルがよく使う言語)です(笑)

社内の定例会議は一応韓国語で行うのですが、気づけば한본어(ハンボノ)になっていることが多いです。

たとえば

"やりとり하고 있습니다.“

とか(笑)

私の会社の場合は、社員全員がビジネスレベルの日本語能力と韓国語能力を持ち合わせているため、結局のところ全員한본어(ハンボノ)で話すのが楽なのです。

私も、この環境がすごく楽で、なぜ多くの在日コリアンたちが한본어を使っていた(る)のか、すごくよく分かった気がします。

社内での呼び名

私は日本名と韓国名を持っていますが、一応日本で働いているので、名刺は日本名だし、外の人とやり取りする時も、もちろん日本名を使っています。

ただ、社内での呼び名に関しては、人それぞれです。

傾向的には韓国の人からは韓国名で呼ばれていて、日本の人からは日本名で呼ばれています。

私的にはどちらで呼んでもらっても構わないので、意外とこうやって混ぜて呼んでもらうのが1番居心地がいいかもしれません。

取引先はどんな人?

私の会社の場合は、取引先の方は大半が日本の方、あるいは日本語が堪能な外国の方です。

なので、基本的には日本語でやりとりを行います。

ただ、韓国の方もちょこちょこいらっしゃって、韓国の方とやり取りする場合は韓国語で行っています。

なので、メールフォルダには毎日日本語のメールと韓国語のメールがごちゃ混ぜになって届きます。

ただ、駐日韓国系企業ということで、基本的には取引先の方も皆さん日本語が堪能なので、한본어(ハンボノ)を使うことが多いです。

たまに、ぶわーっと韓国語を話している途中に、突然日本語の単語が入ってきたりすると「??」と理解するのに時間がかかる時がありますが(笑)

入社後、韓国語能力は分かりませんが、明らかに한본어(ハンボノ)の能力は上がった気がします🙂


韓国出張はある?

私は日本と韓国の間で働きたいというのが就活の軸で、さらに人生の目標は日本と韓国(欲を言えば大阪と済州島)を行ったり来たりしながら生きることだったので、就活の際には「韓国出張があるかどうか」も注目していました。

面接の際に、社長に逆質問で韓国出張はあるのか聞いたところ、頻繁にあると答えてくださったのですが、実際のところは入社してみるまで分かりません。

で、期待を胸に入社したのですが…

なんと入社4ヶ月目にして、韓国出張に行くことが決まりました。

なんと、来月お仕事で韓国に行きます🇰🇷

この感じだと、本当にまあまあな頻度で韓国出張があるのかもしれません。

あまり期待しすぎると落胆するかもしれないので、期待はしませんが…

頻繁に行ったり来たりしながら、働けたら良いなと思います。


社内の雰囲気

私の会社は、中小企業で人が少ないということもあり、非常にアットホームな雰囲気で、社長はまさに아빠(お父さん)という感じ。

先輩方もすごく優しくて、面倒見が良く、いつも大変良くしていただいています。

ありがたいことです。

上下関係の厳しい韓国ですが、私の会社の場合は、どちらかといえば普通に仲のいい先輩/後輩といった感じで、そこまで厳しい上下関係は無いように思います。

社員の数が少ない分、チームワークが命なので、そこは大変ありがたいです。

休憩時間にはみんなであつ森をしたり、たまには休みの日に遊びに行ったり、会社終わりに飲みに行ったり…

すごく適度な距離感での付き合いなので、自分の時間もきちんと確保しながら、会社の方々と仲良く付き合うことができています。

在日コリアン/日韓ハーフとしての居心地

これは、入社して、働いてみて感じたことですが、自分が日本と韓国の間にいる分、周りの人も日本と韓国の間にいる方々ばかりの環境にいるとすごく居心地が良いことを知りました。

みんなある程度在日コリアンのことも、韓国のことも、日本のことも分かっているので、いちいち細かい説明が不要だったり、マイクロアグレッションが少ないのが理由だと思います。

もちろん人間、相性というものがあるので、たまたま私と合う人たちが集まっているという要因もあるかと思いますが、なんというか、お互いマイノリティの経験があるからこそ分かり合えることもあると思っていて、そういった点で共通点が多い人が集まっているからこその居心地の良さなのかなと思います。

結論、今の会社は非常に居心地が良く、毎日ありがたく思いながら通っています。


ということで、ここまで私の会社についてお話をしてみました!

もちろん、ひとことに駐日韓国系企業と言っても、いろんな会社がありますので、その環境は会社により様々だと思います。

ただ、こんな会社もあるんだよという参考程度にしていただければ嬉しいなと思い、記事を書いてみました。

また、気になることなどがあればぜひコメントで教えてください🙏🏻

最後までお読みいただきありがとうございました😊

この記事が参加している募集

#はじめての仕事

3,988件

おばあちゃんと済州島に行きたい!