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二十四節気の【小満(しょうまん)】に 入ります。5月20日から。

「小満」とは、「天地に気が満ちはじめる」という意味です。
「大いに満ちる前の小さく満ちるころ」になります。植物も
動物もすくすく育って、生命の輝きで満たされていくころ。
「夏めく」という言葉にふさわしい季節となりました。

「小満」には、前年の秋にまいた麦が成長して穂を実らせ、
ひと安心(少し満足)するという意味もあります。

小満の
 みどり緑や
  満ちてゆく
       一歩

もともと「緑」とは色名ではなく、みずみずしい新芽をさす
言葉でした。萌え出したころの萌黄(もえぎ)色、若草色、
若苗色から若葉色、若緑色、そして深緑へと。野山は緑の
グラデーションを描いていきます。
「小満」は、新緑から万緑へと移り変わっていく季節です。

小満 Shouman 「Lesser ripening」「Flourishing Green」
“Lesser Fullness; Everything grows.”
“Plants and trees start sprouting and flourishing.”
〔Lesser;小さい方の ripen;熟する  flourish;よく繁る 育つ 
fullness;満ちること grow;成長する plant;植物 sprout;
芽が出る〕 May 21-June5

夏の節気は六つあり、三つの時期に分かれます。
初夏:立夏(5月5日) 【小満(しょうまん 5月20日)】
盛夏:芒種(ぼうしゅ 6月5日) 夏至(げし 6月21日)
晩夏:小暑(しょうしょ 7月6日) 大暑(たいしょ 7月22日)

夏は立秋の前日8月6日まで。
#エッセー #物語 #二十四節気 #小満 #俳句
#ローカル七十二候マラソン

2024.05.20月曜日10.15
ありがとうございました。
真の愛の語り部 川元一郎

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