見出し画像

iPad授業法ーついに黒板を捨てましたー


iPadを授業に使うようになって1年経ちました。
以前は大型テレビが教室の隅にあるような教室だったので、普通に黒板使って授業しながらサブ的に大型テレビを活用していました。

それが異動して、スクリーンとプロジェクターになり、さらに黒板の上にスクリーンが重なるので、黒板を書くスペースが少なくなりました。

iPadにappleペンシルで文字を書くことで、授業黒板の代わりにしようと考えています。

黒板に書くこと

  1. 日付

  2. タイトル

  3. 教科書ページ数

  4. めあて

  5. 活動内容と目安の時間

  6. ポイントや補足

  7. まとめのキーワード

  8. 振り返りの内容

iPadをミラーリングして見せるもの

  1. 教科書をスキャンしたもの(Goodnotes5)

  2. ワークシートの内容(Goodnotes5)

  3. ワークシートに解答を手書きで書いたもの(Goodnotes5)

  4. 映像や写真資料(Craftで管理)

  5. 生徒1人ひとりの意見(ジャムボード、Googleクラスルーム、Googleフォームなど)

消えてしまう問題

PowerPointなどのスライドだけで授業すると、早すぎて生徒がノートやメモをとれないとよく聞きます。

iPadでの授業は、自分もApplepencilで書きながら授業を進めるので、わりと生徒と同じ時間を使うことになります。

黒板に残らないので、追いつかない生徒もいます。これについては、資料や解答入りのワークシートをGoogleクラスルームにアップしていつでも見れるようにすれば解決かなと思います。

休んだ生徒も授業内容を確認でき、また配布されているiPadで見るので自由に拡大できるメリットがあります。

ただ、すぐに解答を上げてしまうと授業に参加しない生徒もいるので、少し時間差があるといいと思っています。

今後の課題として

黒板を使わない授業の前提として、生徒たちの活動がメインになります。
活動の指示をわざわざノートに書くのは時間がもったいないので、ワークシートが必須となってくると思います。
今までノート指導にかなりこだわりをもってきましたが、今回完全にワークシートに移行しました。
ただ、自分でまとめる力をつけるために、穴埋めばかりになりすぎないよう気をつけ、時にはタイトルや見出しだけ書いて印刷して配布するのもありかと思っています。

しばらくこの新しいスタイルでやってみます。また実践して分かったことを記事にしていきますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?