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in my life…🏠


小学生の頃少し田舎の街に住んでいた。
小学校はバス通学。
一年生の帰りは午後過ぎだから、1時間に1本程度のバス。


少し慣れてくると、帰りにバス停の近くに住む同級生の男の子が「僕の家で待ってたらいいよ」と声をかけてくれた。
もう、名前も顔も覚えていない。




とっても優しそうなお母さんが居たこと。
居心地の良いお家だったことだけ覚えてる。


2人で宿題をして、お母さんがカリントウみたいな
ちょっとしたおやつを出してくれた。
甘くて、噛むと、カリカリ音がして、ますます甘くなった。


その後、2人で正座して、その頃流行ってたアニメを見てた。30〜40分ぐらいの時間。
当時6、7歳の私にはとても暖かくて楽しい時間。


バスが来る時間になると、お母さんが「そろそろバスが来るよ」と声をかけてくれて私は「はい」と返事して、ランドセルを背負ってバス停まで走って行った。
ランドセルがカタカタ鳴って、座席に座って
今いた家を見た。
たまに庭から手を振ってくれた。


とても優しい時間…。
小学2年生の途中で父親の仕事の関係で、引っ越し
転校した。





私は子供ができると平日どんなに遅くても
土日は、家にいてあげようと思った。
働き方は人それぞれで構わないと思う。


何となく、自分の幼い頃の体験からなのかな。

我が家は、土日、子供が中学生になるまで、たまり場になった。お陰で家は傷だらけだ。





私は、昼帰らなくていいよと言って、簡単なサンドイッチを大量に作ったりして。
(禁止されてる学校もあります…)
お姉ちゃん達は、下の子を連れてきて。
自分は、サンドイッチ食べずに持参した冷凍たこ焼きをパックに入れて食べてた。


妹にサンドイッチ食べさせてもらって悪いからという気持ちからなのだろう。「気にしなくていいよ」と言っても辞めなかった。気持ちは汲んであげよう。
私の方が泣きそうだった。
皆可愛かった。


🍨





でも、私が1番可愛がりたかったのは、小学校一年生の自分かも知れない。
誰か優しく声をかけてくれて、優しい眼差しが欲しかったのかもしれない。
両親に尋ねられても「大丈夫」と答える自分が居て。ほんとは心細かった…
あのバス停の近くの心優しきお家の方に感謝を込めて…この歌を


                    The Beatles
                   《IN MY LlFE》

 

  YouTube作成者 KTstiletto  和楽洋楽

優しきお家の方へ…     サブリナ🌱

※引用文献 in my life youtube

🌱


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