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定年オヤジの下手の横好き趣味日記 #73 点字

定年後に大事な4K(関係、健康、小遣い、興味)の中で、今回は関係・興味に関する時間の使い方について紹介します。

点字

 駅のホームや歩道などの点字ブロックは街中になじんでいますし、身の回りの商品にも点字が使われ始めています。

多様性

 性別や人種だけでなく病気や身体状態を始め多様な考え方を持った人を受け入れようというダイバーシティの動きが広がっています。
 
 自分と直接関係がなくても点字に興味を持ってみませんか。
今の6点の点字を開発したのはフランスの人のルイ・ブライユですが、日本語の点字を完成させたのは盲学校の教師をしていた石川倉次です。

 26文字のアルファベットを表す6点点字は、そのままでは48文字のひらがなは表せません。3年間も苦労して母音と子音の組み合わせでカナ文字を表す日本語の6点点字が完成しました。
 石川倉次の点字を日本の点字にすることが決まった11月1日が点字記念日になっています。

 点字の「」の字には6点全ての点が使われています。
これは、開発した石川倉次の点字に込めた強い思いが込められたものだそうです。

力強い「め」

 私が毎日晩酌するビールにも「おさけ」の点字が刻まれています(トップの写真、左側)。ノンアルコールビール(右側)には点字はありません。

 お札やキッチンの炊飯器や電子レンジのボタンに点字がある製品もあります。こんなところにもあったんだと町の探検にでかけてみませんか。
 


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