定年オヤジの下手の横好き趣味日記 #369 デジタル終活
定年後に大事な4K(関係、健康、小遣い、興味)の中で、今回は関係、健康、小遣い、興味に関する時間の使い方について紹介します。
デジタル終活
以前の note で「終活」について書きましたが( note #201、342 )、今回はスマホやパソコン経由の情報や資産に関する「終活」です。
デジタル資産
デジタル資産は、まさに、スマホやパソコンなどデジタル通信でアクセスして得た、あるいは取引している資産・情報のことを指します。
ネットの銀行や証券口座、暗号資産(仮想通貨)や電子マネー、クレジットカードのポイント、デジタルの著作物(著作権)や特許権、NFTアートなどが典型的なものになります。
相続の対象となるもの以外にも、スマホやパソコン、クラウド上に保存してある写真や住所録、メールの履歴、ブログやSNSの書き込み、電子決済サービス(スイカ、PayPayなど)、サブスク契約となっていた動画、音楽、書籍など有料サービス、クレジットカードの年会費、スマホや新聞などの契約もデジタル情報としての整理が必要です。
万一の場合、遺族はスマホやパソコンのロックが解除できないと、どういう口座や情報が残っているのかわかりませんし、引継ぎや解約などの手続きが必要かも確認できません。
一度、自分がどういう資産や情報をネット上に持っているか確認し、必要に応じて整理しましょう。
スマホやパソコンのロック解除用のパスワード、スマホなどを経由して契約している銀行や証券口座、サブスクの契約やブログなどSNSなどの登録情報、電子決済サービスなど、それぞれ登録のIDやパスワードを紙やノートに書き出しましょう。
書き出した紙は、封筒に入れて封をし、家族に保管場所を知らせておきましょう。
遺言書を作成する場合は、その紙を同封することをお勧めします。
遺言書に記載してしまうと、パスワードを変更するたびに遺言書にも変更が必要になりますので注意しましょう。
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