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#12日本の働き方は改善されているのか?

皆さん、こんにちは。
サッカー、旅行、読書好きのコウチャンマンです。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

今日は働き方について考えてみました。
働き方について関心があることは以前からお伝えしています。
どうするかを考えるためにも、働き方マスター試験の合格に向けて勉強中です。
学習したことをoutputしたいと思います。

長時間労働の実態

働き方改革の必要性が言われ始めた理由の一つに「長時間労働」があります。
世界的に見ても日本の平均労働時間は長いことが分かっています。
しかし、日本人の1年間の平均実総労働時間は、1995年に比べて2015年は200時間減少しています。
つまり、90年代後半から年間平均総実労働時間は減少しているということです。
皆さん、実感ありますか?
計算上、1日当たり50分くらい労働時間が短くなっているということですよ。
恐らく多くの人がそこまで実感していないと思います。
では統計上の数字が間違っているのでしょうか。


働き方改革実行計画 参考資料5ページ

中身をしっかり分析しないといけない

調査したものの数字を見るときには、数字だけ見て結論付けてはいけません。
中身がどんなものかを考えないといけないですね。
上記のグラフにはパートタイム労働者を含むと記載されています。
つまり、勤務時間が正規雇用者の8時間より短い人の労働時間が含まれているということです。
ほぼ毎年減少しているということは、パートタイム労働者は増加しているのではないかと想像できます。

実は変化していない・・・

それでは、パートタイム労働者ではなく正規労働者の実態はどうなっているのでしょうか

働き方改革実行計画 参考資料5ページ

正規労働者の労働時間は10時間程度の減少・・・ということは減少している実感はないですよね。
パートタイム労働者は100時間減少・・・多少実感あるかなというかんじですね。
パートタイム労働者の人数はやはり増加しています。
つまり、パートタイム労働者を増やしているのにも関わらず正規労働者の労働時間減少につながっていないということです。
高齢者及び女性の社会進出が90年代よりは確実に進んでいるため、労働人口は、パートタイム労働者という形ではありますが増加しています。
それでも労働時間は減らないのです。
なぜそうなってしまうのでしょうか。

理由は3つあるのでは?

私なりに考えたところ、3つあるのかなと思います。
はじめに伝えておきますが、パートタイム労働者は決して悪くありません。

理由1:マネジメント力
パートタイム労働者を雇う目的の1つに、正規労働者の職務を少しでも減らすというものがあります。
このことがしっかりとできていないということは考えられるのではないでしょうか。
正規労働者の職務の一部を思い切ってパートタイム労働者に預けるくらいにならないといけません。
もしくはパートタイム労働者ではなく正規労働者を増やすしかないのです。
このあたりは会社のマネジメント力にかかっていますね。

理由2:正規労働者の意識の問題
正規労働者の中には、会社が仕事を減らしてくれないとぼやいている人もいます。
パートタイム労働者に仕事を預けられる状況にも関わらず、仕事を任せることができないということが考えられます。
パートタイム労働者に申し訳ないと考えてしまいますが、任せられるものは任せていいと思います。
もちろん正規労働者とパートタイム労働者の職務内容が同等とまでは言いません。
それでも、もっと任せてもよいものもあるのではないでしょうか
もちろんその分、パートタイム労働者に対価を支払う必要はありますよ。
でも、それくらいしないと変わっていかないですよね。
ただし、このあたりは一面的には言えないので、マネジメント力とも絡んでくるでしょう。

理由3:減少した時間の使い方
正規労働者からパートタイム労働者に仕事を任せるということは、その分正規労働者の労働時間は減少するわけです。
そこで、労働時間が減少したことに不安をもち、新たな事案を入れてしまうということも考えられます。
日本人の気質なんでしょうか、減少したことに罪悪感を感じ何かを埋めてしまうですね。
もちろん新しい事業を立ち上げ続けていかないと会社は発展していきません。
だからといって、せっかく減少したところに新しいものを入れていてはいつまでたっても労働時間は減らないですね。
では、どうするか。
新しい事業を立ち上げるときは、何かをやめる意識がないといけないです。
人間にとっての時間は有限ですから、何か新しいことをするときには、何かを削る、スクラップ&ビルドです。
その考えからすると、労働時間が減少したらそのままにしてもいいと思います。

ということで、今日学習したことをoutputし、私なりに考えてみました。
賛否両論あるかと思いますが、一つの意見として受け入れてもらえると嬉しいです。
そして、読んでくださった方の気付きになればもっと嬉しいです。
それではまた次の記事で!

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