たむらしろうさぎ

なぜかドイツでぼ〜っと暮らしているシニアです。ピアノとフルートを教えていました。うさぎ…

たむらしろうさぎ

なぜかドイツでぼ〜っと暮らしているシニアです。ピアノとフルートを教えていました。うさぎ飼い歴19年。 人生の楽しみは一時帰国とそのための節約生活。 ブログ→https://blog.shirousagi17.com/

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しろくないうさぎのHAPPYと仲良しだったしろうさぎです

はじめまして、しろうさぎです。 人生の最初のブログを始めた数年前、ニックネームを何にするか悩んだあげく、「しろうさぎ」に。 ただ、つい最近まで私の横にいたうさぎは茶色(と言うのかな?)。 19年間、のべ5匹のウサギを飼ったけれど、白いウサギは最初の1匹だけで、その頃はスマホもなかったから、写真があまりない。 仕方ない。 「しろうさぎ」と言う名前なのに、茶色いウサギの写真をアップしておこう。 ちなみにそのウサギの名前、これもつける時に良いアイデアが思い浮かばず、その頃よく耳

    • フルーツ大好き!それは入院中に習慣になった

      「日々の大切な習慣」というお題を見つけた。 私の夜のルーティーンはいつか詳しく書きたいと思っているのだが、そのルーティーンの中に 「フルーツを食べる」 というのがある。 ほぼ毎晩のように食べている。大抵はりんごやバナナといった常備しているフルーツに冷凍のフルーツミックスを加えて、ヨーグルトで和えて食べている。 私が毎晩フルーツを食べるようになったのは、実はかの悪名高い「ドイツの病院食」にあるのだ。 病院食は濃い味日本だと病院食というのは「味が薄い」と思われていない

      • 【ピアノレッスン】読譜力があると強い!

        ピアノのレッスンを25年続けて感じたことは 楽譜がすらすらと読める子は強い!(大人も) 今日はこれまでの経験から「やっぱり読譜力だ」と思うに至った生徒さんを紹介する。 ピアノを全く練習しないけれど楽譜が読めた生徒小学1年生の時にレッスンを受け始め、高校を卒業するまで続けたP君。 彼は「あっぱれ!」というくらい練習をしなかった。ピアノに触れたのはレッスンの時だけ、という有様だった。 全く練習をしなかったのにピアノのレッスンがなんとか成り立っていたのは、P君が楽譜を読む

        • 隣の芝生は青い、のだ

          先週(5月24日)のNHK番組「チコちゃんに叱られる!」と見ていたら、 「サッカーコートがしま模様なのはなぜ?」 という問題が出ていた。 この番組で出される問題の大半は私にとっては知らない内容で、「へ〜そうなんだ!」と感心するのであるが、このサッカーコートの件だけは答えがわかった。 いや、どうしてしま模様なのか知っていたわけではない。ただ、サッカーコートは芝生、と聞いて、だったらこれが原因だな、と予想出来たというわけだ。 どうして、世界の常識すら知らず、家から一歩外

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        しろくないうさぎのHAPPYと仲良しだったしろうさぎです

          私の特技はハエ叩き(だった)

          先日、このnoteを書いていた時、私の背後では1匹の大きなハエがぶんぶんと羽音を立てながら飛んでいた。 「あ〜もう、うるさいなあ。そういえば「うるさい」って漢字は「五月蝿い」だなあ。まさしくそうじゃん」 元々は旧暦の5月で現在の6月のことらしい。梅雨はハエが好む時期なのだそうだ。が、温暖化だ。今の5月は昔の6月みたいなものだ。と言ったところで、私がこれを書いているのは日本ではなくてドイツだ。ドイツの6月と日本の6月は気候が違う。梅雨はない。 とは言え、ドイツにもハエはい

          私の特技はハエ叩き(だった)

          うさぎとの生活がいかに健康に良かったことか!

          はじめに断っておくと、私はウサギを飼うことはおすすめしない。 もし、どこかで可愛いウサギを見つけて「私もウサギを飼いたいなあ」と思ったら、ウサギの飼育法を勉強してからもう一度自分に「ウサギを飼いたいか」問うことをお勧めする。 3ヶ月前、12歳6ヶ月だったウサギのHAPPYが私のそばから去った。 これで19年に渡った私とウサギ達の共同生活は終わりを迎えた。 私はのべ5匹のウサギを飼ってきた。どの子もとても個性的で素敵なウサギだった。 12年前、それまで飼っていた2匹の

          うさぎとの生活がいかに健康に良かったことか!

          バウムクーヘン万歳!

          子供の頃、おそらく小学校を卒業するくらいまでだったと思うが、私は甘いものが苦手だった。 そのままスイーツが苦手だったらどんなに体に良かったことだろう。だが、その後、私はスイーツ大好き、チョコレート大好き、ケーキはなんでも大好きな人間になってしまった。 まあ良い。午後のコーヒーの時間に出てくる巨大なケーキをよろこんで食べられるようでないとドイツ生活は務まらない。 甘いものは苦手な少女時代を送った私であるが、フライドアーモンド入りのチョコレートとバウムクーヘンだけは例外だっ

          バウムクーヘン万歳!

          バッハに始まりバッハに終わる...かも

          2年前に大腿骨と上腕の骨折をしてから、私はピアノ教師という仕事を辞めることにした。 正確には辞めていない。新しい生徒は取らないことにした。 それまではガムシャラに働いてきた。時間の許す限り生徒の指導をしてきた。 毎日毎日、忙しくて目が回るとはこのことか、と思うほどだった。 そんなある日、出張レッスン先で転んでしまい(そう、目が回ったのだろう)あっけなく骨折。 きっと「もうそろそろ体を労る生活をしなさい」という教えだったのだろう。それからは許される限りはのんびりと生活

          バッハに始まりバッハに終わる...かも

          自由になりたい自分だった?

          誰が書いたどんな本だったのかわすれてしまったが(著者の方、ごめんなさい!)本の中で自分に与えられた使命は何か、を調べるセルフテストのようなものがあって、書いてある通りにやってみた。 確か制限時間内に思いつく言葉を書き出す、とかそんな感じだったはずだ。 面白半分、興味半分にやってみたら3つのキーワードが出て、そのうちの一番大事なキーワードが 「自由」 だった。 自由に生きたい自分?「自由」が私にとって大事なことだと言われると、そうだろうなあと思う。 「自由」という言

          自由になりたい自分だった?

          歯医者に行ってきた〜歯科医に恵まれたかったと思う話

          私が羨ましいと思う人は「虫歯になったことがない」という人だ。それも歯磨きをそれほど熱心にしていないのに、虫歯がないという人だ。 羨ましい。羨ましすぎる。 親には恨みはないが、それでも時々「ああ、私が子供の時にちゃんと歯磨きをするよう言ってくれていたなら」と思う。 昭和40年代の日本の地方の片田舎というと、まだ「乳歯はどうせ抜けるんだから、虫歯になっても放置しておけば良い」といった考えがあったのだ。 虫歯になっても放置しておけば良いのだから、永久歯が生えるまでは歯磨きだっ

          歯医者に行ってきた〜歯科医に恵まれたかったと思う話

          【読書日記】やはり私は日本人なのだ!〜「旅行者の朝食」

          少々古い本であるが、ロシア語通訳者の米原万里さんが書かれた「旅行者の朝食」というエッセイ集を読んだ。 1998年から2002年までに新聞や雑誌に掲載されたエッセイを集めた本だ。私はいつものように家事をしながらオーディブルで聴いた。 聴きながら「そうそう!」と頷いたり、「へ〜そうなのか!」と知識を仕入れることが出来てうれしくなったりした。 今回はこの本を聴きながら「そうそう!」と思ったエピソードの中の1つを紹介しようと思う。 「日の丸よりも日の丸弁当なのだ」エッセイの題

          【読書日記】やはり私は日本人なのだ!〜「旅行者の朝食」

          私がウサギを飼い始めたわけ

          我が家にはこれまでの19年間に合計5匹のウサギがいた。 実は特にウサギが大好きで飼い始めたわけではない。子供の頃から動物は大好きだったが、旅行に行く時のことを考えたらペットを飼う気にはなれずにいた。 とはいえ、家に動物がいたらいいなあ、とずっと思っていた。 そんなある日、鳥やハムスター、ウサギまで飼っている友人が「旅行の時にはうちで預かるから、ペットを飼ってみたら?」と。 その友人宅は4人の子供のいる家庭で、子供の年齢差、そして動物をたくさん飼っているから一家揃っての

          私がウサギを飼い始めたわけ

          バッハを訪ねてライプツィヒへ、の思い出

          ピアノ教師という仕事に関わる時間を減らしたメリットは、やっと自分がピアノを弾く時間ができたということだ。 実はここ10年以上、まともにピアノの練習をしたことがない。いや、ピアノは弾いていた。多分、私のどの生徒よりも。ただ、弾いていた曲は生徒に与える課題だったり、生徒から「これを弾いてみたい」といわれて楽譜をもらったポップス曲だったり。 要するにレッスンの下準備のためにピアノを弾いていたくらいだ。 それが今年に入ってからレッスン仕事を減らしたため、自分の時間ができた。やっ

          バッハを訪ねてライプツィヒへ、の思い出

          5月の喜びとガーデンパラソルを買った日

          5月だ! 待ちに待った5月がやってきた! 冬の長い北国に住んでいると、本当に春の訪れというものは嬉しい。今年は4月が寒かった。天気も良くなかった。雨ばかりだった。気温は20度未満。もちろん、最高気温が、だ。 それだけに5月に入った途端、最高気温27度という日がやってきたのだ。嬉しくないはずがない。 あまりにも嬉しかったのか?今朝は5時に野鳥の鳴き声とともに目が覚めた。普段なら目が覚めてもしばらくはベッドの中でノロノロとしているというのに、今日は祝日にもかかわらず、さっ

          5月の喜びとガーデンパラソルを買った日

          どうして私はピアノ教師になったのか、そして少し後悔しているのか

          ピアノ教師という仕事を始めて、この夏で25年になる。 プロフィールでは「ピアノとフルートを教えていました」と過去形にしている。なにしろ体力的にきつくなったからだ。やめたい、引退したいと思っている。 フリーランスとしてのピアノ教師だから元気な限りは仕事を続けることが出来る。実は私はまだ数名の生徒を抱えている。 こんな私でもピアノを25年間教えた私がピアノを習い始めたのは16歳の時。こんな年になってからピアノを始めると、いくら昭和の時代だったとはいえ、演奏家になるのはもちろ

          どうして私はピアノ教師になったのか、そして少し後悔しているのか

          【読書日記】私もお姫様のような旅をしてみたい〜「祖母姫、ロンドンへ行く!」

          タイトルに「読書日記」と入れたけれど、本当は「Audibleオーディオブック」で聴いた。だから厳密には「本を読んだ」訳ではないけれど、本を音読してもらったものを聴いたのだ。内容は本と同じだから「読書日記」にしてよいだろう。 それにしても便利な世の中になったものだ。 私は読書が子供の頃から好きだが、現在は眼を悪くしているので出来るだけ目を休ませるようにしている。(と言いつつ、PCでこの文章を書いているのだから、私という人間はなんて救い難いのだろうか) それでも本を読みたい

          【読書日記】私もお姫様のような旅をしてみたい〜「祖母姫、ロンドンへ行く!」