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アジャイルの世界に飛び込んだ

ひごひかるです。
これは私の初めての作成・公開する記事で、「AgileJapanEXPO Advent Calendar 2023 - Adventar」の15日目の記事でもあります。

こんにちは。
初めての記事をこんな形で勢いで書くとは数ヶ月前までは考えたことも無かったひごです。

今回は私がAgileJapan2023で登壇させてもらい、このようなところに記事まで書いて公開している怪奇現象がどのようにして起きたのか、という事について書きます。

◾️元々の私のこと
新卒で入社した会社では、私はあまりやる気のないサラリー女子で特に大きなやりたい事もなければ、言われれば何でもやります、といった受け身なやつでした。
目立つ事や人前に立つ事は苦手で、AgileJapanのような講演会の後に挙手して質問できる方を異次元の世界にお住まいの方として羨望の眼差しで見ていました。(これは今でもそう)
チャリ通していたのに会社が引っ越してしまい1時間立ちっぱなし通勤になったのをきっかけに転職を思い立ちました。

二社目でアジャイルに出会いましたがこれまた受け身で、社内でアジャイルコーチをできるようにトレーニングを受ける対象になったことをきっかけにアジャイル開発を学び始めました。このまま管理職を目指すイメージが持てなかった私はスクラムマスターというリーダーシップを知り、「こっちがいい!」と惹かれてしまいました。

そして三社目、今の会社にスクラムマスターとして採用され、怪奇現象が始まっていきます。

JKさんと出会い突き落とされる
2022年2月に開催されたWomen in Agileのチケットあるよ、と社内で声がかかり参加しました。午後のOSTは初めてだったので一生懸命取り組んだ結果、最終トラックは疲れ果ててお菓子を食べながら座っていたら、あの!!AgileJapan実行委員をしてくださってるJKさんがフラフラと雑談しに来てくれました。あの!とか言っておきながら当時はJKさんのことは全く存じ上げておらず、AgileJapanというイベントさえも存在は知ってる、くらいの新参者でした。
(あとからこのWomen in Agileでお話しした方々がアジャイル界隈の住人だったことに気づく、、)

当時の私はスクラムマスターとして採用されたからには、と義務感から社内へアジャイル開発の情報を発信する「アジャイる通信」を創刊しようと準備していたのですが、創刊号だからちゃんとしなくちゃ!と、なかなか出せずに準備していた時期で、その話をJKさんにしたところ、

「え?アジャイルの社内報なのに?全然アジャイルじゃないねw」

と、言われ

「…((((;゚Д゚)))))))たしかにーーーー!」

と、突き落とされました。
これは今では本当にありがたく、この後すぐにアジャイる通信を創刊できましたし、今では義務感ではなく情報発信したいと思っているし、開発だけじゃなくて色々なことをアジャイルマインドで取り組めるように劇的に変化しました。
※JKさんはその後も交流させていただき何度も突き落としてきます。ありがとうございます。

トランス状態へ突入
人前に立つ事も目立つ事も注目される事も苦手で、プライベートでもSNSは見る専、Twitter(X)ですら呟かない私が、なんと社内報を出してしまいました。これだけでも私にとってはとんでもない事態でした。
時期を同じくして、スクフェス新潟にプロポーザルを出しました。Web上に自分の名前が載る事自体に恐怖を覚えていた私ですが、勇気を出してエントリーしたのを覚えています。そして、オンラインでしたが人前で喋るという機会を頂きました。どひゃー。

このあたりからでしょうか、、
どうせならベストを尽くそう。
どうせならみんなに良いと思ってもらいたい。
どうせならさらに色んな人と繋がりたい!

と、何かのリミッターが外れ、じわじわと前のめりになっていく自分を感じはじめました。

そこからあれよあれよとアジャイルやスクラム関連のコミュニティやイベントにチャンスがあれば何でも参加するようになり、アジャイル界隈の住人の方々や色々な会社さんを知り、たくさん自己紹介をしました。

■AgileJapan2023への参加
あまり経緯を覚えていないのですが、確かJKさんとAgileJapanのお話をしている中でスポンサー参加のお話を教えていただき、今回の参加に結び付いたと思っています。

・社内で決裁を経てAJのスポンサー権利を獲得する。
・資料の準備をしてマイクをもって皆さんの前に立ってお話する。
・ブースに来られる方に会社を代表して当社のことをお話する。
・名刺交換させていただいた方とその後も交流させていただく。
・このアドベントカレンダーの存在を知って反射的にエントリーする。
・世の中に公開する記事を書く。←いまここ★

1年前の私が今の私をみたら異次元の世界の住人に見えると思います。
進んで人前に立つなんて何が楽しいのかな(←ひどい)と思ってたのに進んで立ってる。怪奇現象です。
これまでと変わらずに開発プロジェクトに入って1メンバーのスクラムマスターとして案件を担当していくだけだと思っていたのに、こんなにも課外活動にのめり込んで楽しめるようになるなんて。
感じるのは、アジャイル界隈の住人さんたちがとても懐が大きく優しいということです。会社関係なく気軽に接していただき、コミュニティにも呼んでいただき、経験値のある方は出し惜しみなく後輩たちへ伝えていく。

ここまで私が一人で飛び込んで転がってきた訳ではありません。ほとんどの活動を二人の兄たちと一緒に協力しながら助けてもらいながらやってきました。
※兄=一緒に登壇したお二人

この二人がいなければこの怪奇現象は起こらなかったと思います。この二人もアジャイル界隈の住人さんでした。

■これからは突き落とす側になる
そんなこんなで突き落とされたあたりから始まった私の怪奇現象ですが、これからは私の周りにいる「あっち側」の人をチャンスを狙って突き落として(巻き込んで)一緒にアジャイルの渦にダイブしてみたいな、という野望を抱いています。

とりとめのない記事になってしまいましたが、記念すべき初投稿ができたこと、AgilaJapanに参加させていただけたこと、色んな方々と交流させていただけることに感謝します。ありがとうございました!

※当記事に記載していることは個人としての掲載であり、組織を代表して記載したものではありません。