コナンファンが読むアガサ・クリスティーの名作
最近この本を読み始めた。
ミステリーの女王、アガサ・クリスティー著の『そして誰もいなくなった』は長いこと読んだ方がいいと思っていたが、なかなか手が出なかった。
言うのを憚られるが、なんかタイトルが魅力的に思えなかったのだ。
英語で人は見かけによらないというのをYou can't judge a book by its cover.(本の表紙を見ただけでその本のことをわかったと思うな)と言うが、本当にその通りで、読んでみたらすぐにこれは面白い!となった。展開も速く、次々と物事が進んでいく。
読み出してすぐに人々を惹き付けて止まないアガサ・クリスティー小説の実力を見せつけられた。
序盤にこんなシーンがある。
若い男がウイスキー・ソーダを飲んだ直後に絶命してしまうのだ。
一同騒然の中、登場人物の一人である医者が状況把握に努める。
名探偵コナンファンとしてはお願いだから、ぺろっとしてくれ、お願いだから青酸カリであってくれ、と願わずにはいられなかった(笑)
ちょっと調べてみると、コナン君が舐めたのは青酸カリではなく、麻薬だったんだそうだ。どっちもダメだが、青酸カリのイメージが強かっただけに驚いた。
この先もコナンファン歓喜のシーンがあるのだろうか。
読み進めていくのが楽しみだ。
7月11日 火曜日
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