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息子と関わる上で気をつけていること

 お母さんの気持ちは、すぐ赤ちゃんに伝わります。母親が自信のない接し方をすると、赤ちゃんの情緒はひじょうに不安定になり、幼児期にまで影響していきます。責任感の強いお母さんほど罪悪感を覚えやすいものですから、育児に対してさらに強い自信を持って、しかも自然な態度でかわいがるようにしてもらいたいものです。

『育児の原理』

すやすや気持ち良さそうに昼寝をする息子の横で『育児の原理』から心に残った部分をメモしてあるノートを開いている。

息子が生まれる前、上記の文章を読んで、ふむふむ、そうだな、母である私の心が安定していることが一番大事だな、などとわかったような気持ちでいた。
子育てを始めてまだたった数か月。
これがいかに難しいことか早速気づき始めている。

それでも私はこの本に出会えてよかったと思う理由は、この言葉をふと思い出しては悩める時も出来るだけ息子に笑顔を見せるようにしている。
口角を上げると脳も騙されて気分も良くなると言うし。

時には偽りの笑顔かもしれないけど、いつか育児に自信を持って堂々と取り組めるようになれたらと思う。

新しいことを始める時、趣味でも仕事でも、新しい人とのお付き合いでも、最初なんだからぎこちなくて当たり前、最初なんだから上手くいかなくて当たり前というマインドで今まで生きてきたが、それが当てはまらないのが育児だと思う。

初めての育児をする私と夫の間に生まれてきた息子は私たちに頼るしか生きる術はないのだから、でこぼこの道のりでも諦めることは出来ないし、やり切るしかない。

常に安定した気持ちでいることは、禅修行のようで子ども抜きでも簡単なことではないが、私の心の健康が大切なのだから

I am enough. (私は十分頑張っている)

のマインドセットも忘れてはいけないと思っている。
授乳からしばらくして、息子がけぷっと吐き出すと「げっぷさせ足りなかったかな」と思い、くしゃみをすると「もっと頻繁に掃除機をかけないと」と思い、お腹が空いて泣いているのにオムツを替えてみたり、抱っこしてゆらゆらしてみたり…「私はママなのにお腹が空いてることにも気づけなかった」と自分を責める。

そういうことが重なると、やっぱり安定した気持ちでいることが難しくなり、結果的に笑顔で接することが出来なくなる。

そんな時「大丈夫、私は精一杯頑張ってる」と自分に言い聞かせるようにしている。

初めての母の日を迎えたが、「母にしてくれてありがとう」と息子への感謝の気持ちでいっぱいだった。
彼の親孝行は生まれてきてくれた時点で終わっている。
小さな体に大きすぎる幸せを乗せて私たちの元へ生まれてきてくれた。

全国のママさん、You are enough. 
落ち込むこともあるかもしれませんが、私たち十分頑張ってますよ。

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