仕事って1人では出来ない、周りの人との中で出来るもの
昨日、自分の仕事の向き合い方について記事を書いてみました。自分だけでする仕事ではなく、組織で仕事をするにはどう考えたらいいのか、新しい人が入った時が変化の時ということを書きました。
今日は、新しく入った人が新しい風を吹かすにはどうしたらいいのか、私の経験からの視点で書いてみたいと思います。
まわりの人に支えられて仕事は出来る
今の職場で仕事をするようになって、約2年が経ちます。今でこそ、仕事にも慣れ、今の部署の病院内での役割がわかり、自分がどう仕事をしていったらいいのか、建設的に考えられるようになってきましたが・・・。
仕事を始めて、半年、いや、1年くらいは、1人で出来る仕事があるような・・・ないような・・・。まだ信頼を持たれない存在であることを痛感していました。
そして、気を許してなんでも話が出来る人がいない、自分の価値観と共感出来る人がいない(みつけられない)。
なんとなく孤独感も感じつつ、無力感も感じていました。
今は信用を積み立てているとき。
悩みや壁は自分を成長させるもの、逃げることは簡単だけれど、ここを乗り越えると違った世界がみえるかも・・・。そう思って、自分を奮い立たせていた時期。
この時、強く思ったのが、仕事ってホントに周りの人に支えられて出来るものなんだなぁ・・・ということでした。
客観的に見た時にわかること
前職では、主任職で、いろいろと自分の権限を持たせてもらって仕事をしていました。でも、その代わりに責任も重かったけれど、すごくやりがいがあって楽しかったんです。
いろんな部署の人と仕事をすることが楽しくて、自分もみんなのために、患者さんのために仕事が出来ている、そしてみんなに助けてもらっている、そう思って仕事をしてきたって思っていたんだけれど。
でも、今の職場に来て、まわりに助けてもらえる人がいない中で仕事をする難しさをひしひしと感じたことで、今までどれだけまわりのみんなに助けてもらってきたのか、自分は本当に分かっていたんだろうか、感謝してきたんだろうか、そんなことを感じるようになりました。
渦中にいるとわからないこと、一度離れてみると分かることって、たくさんあるんだなぁ・・・と感じています。
話が少し逸れますが、そう言えば、富山から千葉に転居して、千葉での生活が長くなってから富山に戻ってきた時に、富山の田舎の良さが余計に感じることが出来るようになったんですよね。
人間ってないものねだりというか、離れてわかることって多いのかもしれないですね。
新人が入ってきた時の、受け入れる姿勢
自分が、新人(中途)として入った時は、今の職場で長く勤めている人とは違った視点を持っていたと思うのです。
仕事のやり方、考え方など、他のところで経験しているからこその視点ってあるんですよね。もちろん、役に立つこと、立たないことはあると思うけれど、新しい職員が増えた時は、なにかを変えるチャンスという考え方もあるなぁって思うんです。
でも、受け入れる側が今までのやり方に拘り、新しい風を吹かせる意識がなければ、やっぱり新しい風は吹かない。
私も、自分の考えを出せる機会は、ほぼなかったですね。
変革・・・これが、正しいかと言われれば、わからないけれど、守っていくべきものはあっても、時代の変化に遅れないような考え方もまた、必要と思うのです。
私は、今の職場にきた時に変えたいと思ったことの1つに、自分たちが行っている業務の頭の中にあるデータをきちんと数値化して、他の部署にも理解できるようにするということがありました。
誰に言われたわけではないですが、それを地道に行っていたのですが、やっと最近、少し発言が出来るようになって、データを通じて事務部とのやり取りができるようになりました。
そして、私がそーっと作ってきたものを、新しく入ってきた中途さんに引き継いで、さらにいいものにしてもらっています。
新しく入った職員の姿勢と、受け入れる側の姿勢によって、仕事の発展性が違ってくるんじゃないか、そんなふうに思うのは、私だけでしょうか?
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