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夫が、過去の自分をひどい人間だと言った日

今日は、ゴールデンウィーク前半の3連休の最終日。夫は仕事でいなかったので、なんとなくゆっくりと家のことをして・・・なんて思っていましたが、結局、ゆっくりはできず、洗濯、掃除などで終わっていきました(笑)。

5月は、夫の誕生日なので、家事の合間に、プレゼントを探しに富山市内に出掛けたけれど、お目当てのものは見つけられず。5月は、同時に結婚記念日もあるので、どこか楽しめるようなイベントも考えているところ。

そう言えば、昨日、夫と話をしていたら、夫が自分のことを「ひどいやつやな・・・」と言っていたので、ちょっとおかしくなってしまいました。
今さらってやつです。


夫はひどい人なのか

夫とは、比較的仲のよい夫婦だと思います。それでも、32年も結婚生活を送り、結婚までの付き合いを含めると40年近く一緒にいるわけですから、いろいろあります。

正直、なんでこの人と結婚したんだろう、そんなことを思ったこともありますが、それは、夫も同じかもしれません。

要は、お互い未熟というか、発展途上だったのだろうと思います。もちろん、今現在も。

なんで、こんな昔の話を蒸し返して書こうかと思ったかと言うと、昨日、金沢に行ってランチをしている時に、夫となぜか過去の話になったのです。

なんで、こんな話になったんだろう・・・。

私「次男の臨月の時に、あなたの友達が婚約者を連れて我が家に遊びに来た時のこと覚えてる?その時、友達の婚約者が私より年上だったけれど、私よりきれいだよねって言ったんだよ。覚えてる?」
夫「まったく、覚えていない・・・。」

夫はたぶん、あまり悪気なく言ったと思うけれど、私はかなり傷つきました。なので、ふっと思い出すことがあるのです。

次男は、5月の半ばに生まれているのですが、長男が1歳半の時に生まれています。

この年の2月末には、一緒に住んでいた夫の祖母が亡くなり家で葬式をしています。そして我が家は農家なので、3月末から田んぼの準備などで忙しく、私も出来る範囲で手伝っていました。でも、夫は仕事が忙しく、子育てどころか、家事も、田んぼもまったく協力なしの時期。

私は、毎日がとにかく必死の時で、自分にかける時間は全くなかったし、睡眠時間すらままならない状況でしたから、そんなボロボロの私と、結婚間近でピカピカしている人と比べる?って思ったんですよね。

夫に、この話をした時に、「俺は、なんてひどいやつだ。」と言っていたので、やっと自分が言った言葉の意味がわかったのかなぁ・・・と、ニヤニヤしてしまいました(苦笑)。

きっと、悪気はないんだと思います。
だけどね・・・って感じ。

ランチメニュー

話は、いったん横道にそれますが。
昨日のランチは、白山比咩神社の表参道前のお店で食べました。日替わりランチです。

鶏のトマトソース、いわしのフライ、美味しかったです。
これは、ランチについていた、金時草の寒天固め。寒天の紫は金時草の色かな?上品な味で美味しかった!

金時草って知ってます?
加賀野菜なのですが、緑の葉っぱの裏が紫なのです。

金沢で育った私は、時々食べていたものですが、富山や千葉に住んでいるうちに、すっかり忘れていました。なので、なんとなく珍しいというか、懐かしいというか、そんな気持ちでいただくことが出来ました。

悪気がなければいいのか?

話を夫の言動に戻します。

夫は、子どもが小さい頃は殺人的に仕事が忙しかったのも、また事実。それでも、全く自分の時間がなかったわけではありません。

だから、私も遠慮していたのは事実。でも、長男、次男の子育てと、家のことをしていくのは、正直辛かったんですよね。義母、義妹との同居生活でしたし。

そんな時、「今月か来月か、半日でいいから一人で出かける時間が欲しい」ってお願いしたことがあるんです。だけど、実現することはありませんでした。

それなのに、職場の女性と2人で映画に行って、またそれを、うれしそうに私に報告するんです。

たぶん、悪気がなくて、何も考えていないんだなぁ・・・って思った記憶があります。この話も、話の流れで夫に言ってみました。

「俺は、なんてひどい人間なんだ・・・。」

今さら、恨み言を言うつもりはありませんでしたが、話の流れでいろいろ言うことになり、夫は過去の自分にびっくりしていました。

今は、ずいぶん家族のことも考えてくれるようになってきましたので、夫なりに頑張っているのだと思うし、過去の自分では気づけない視点も持てるようになりました。

今、辛い思いをしている人も多いと思いますが、ちゃんと言うべきことは言う、それでダメでも、いつかわかってくれる日がくる、そう思って日々やるべきことをしていく、そんな自分でいたいものですね。


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