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【最終報告書】「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか?〜自分の強みを見つけて「仕事」に繋げてみよう〜

ご覧いただきありがとうございます!
新しい働き方LAB3期の、大槻晴翔と申します!

今回は、新しい働き方LABでの活動の締めくくりとして、最終報告書を投稿します。

半年間での勉強会や個人的な活動を振り返りながら、「新卒フリーランス」という働き方・生き方について考えたことを書いていきますので、ぜひ最後までご覧ください!


自己紹介

名前:大槻晴翔
年齢:19歳(2004年生まれ)
職業:フリーランス(動画編集)
好きなこと:映画鑑賞,読書,ロードバイク,筋トレ,愛犬と戯れる

ゼロ高等学院というちょっと変わった通信制高校を卒業後、フリーランスになりました。父がアウトソーシング事業の会社を経営しており、そのお仕事を手伝っていたのがきっかけです。

現在も父の会社経由のお仕事がメインで、動画編集以外にも、案件のディレクションやデータ管理、メール送信なども行なっております!

新しい働き方ラボ「新卒フリーランス企画」

新卒フリーランス企画では、毎月講師の方をお招きし、講義をしていただいておりました。

このボリューム、無料でいいのでしょうか…?
と不安になる程毎回ためになるお話ばかりで、大変勉強になりました。
講師の皆さん、有料級の貴重なお話ありがとうございました!

そして、毎回講師の方をお呼びいただき、勉強会の準備・お知らせ等を行なっていただいたPMの佐藤千聖さん、小国風也さんありがとうございました!

講義の内容は、毎月のnoteで書き記しているので、興味がある方は是非ご覧ください!

講義では毎回ナイスチャレンジ賞をいただき、講師の方と1対1でお話もさせていただきました!

上司も同僚もおらず、周りの社会人がどんなことを考えて働いているのか知らなかったので、さまざまな経歴をお持ちの講師の皆さんのお話は、何を聞いても刺激になりました。

講師の方のお話を聞いていて共通していることがあるなと感じたので、講義の内容を詳しく書けない代わりに、その共通していると感じたことをまとめたいと思います。

一つ目は、自分の気持ちに素直だということです。
フリーランスという働き方をされている以上、当たり前なのかもしれませんが、人生の生き方においても、自分に向いていること、向いていないことを見極めて、的確に選んでいるように感じました。

インターネットの普及によって、他者の目が増える中、自分の気持ちに素直になれるのはさすがですし、インターネットが普及してきたからこそ、大事な力だなと思います。

二つ目は、信念があるということです。
自分の気持ちに素直になる上で、基盤として強い信念をお持ちのように感じました。

面白いことがしたい。家族との時間を大切にしたい。働きたいなどです。
フリーランスという働き方や、自分の気持ちに素直なところから、ただの自由人とも捉えかねられませんが、その行動を支える、強い信念をお持ちだと思いました。

三つ目は、人のために全力になれるということです。
講義の際に皆さんがおっしゃっていたことがあります。
「いつでもDMで話かけてくださいね」

明らかに多忙な方々が、皆さん揃って口にしていた言葉です。
もちろん講義中だけでなくお仕事でもそういった面があると思うのですが、自分のことだけでなく、周りの人への力になろうという思いが強いように感じました。

勉強会では、文字や言葉として教わったこと以外にも、こういった人間性からもたくさん学ぶことができました。

信念を持って自分の気持ちに素直になり、人のために全力を尽くせるようになるにはまだまだ未熟ですが、自分もこういう人になり、いつかは誰かに学ばせられるように、毎日を全力で生きていこうと思います。

動画編集スクール「ムークリ」

動画編集者としての技術を向上させるため、動画編集スクール「ムークリ」を受講しました。

今まで動画編集のご相談をいただいても、技術的に対応が難しかったり、どうやって作っているのかがわからない部分があったのが、1番の理由です。

内容としては、4ヶ月間毎週渋谷の教室に行き、数名の受講者さんと一緒に勉強していくスタイルです。
授業中に課題が出され、その課題の仕組みを学び、次回までに宿題として提出するといった感じです。

毎回期限ギリギリになる程ボリュームのある課題が出されていましたが、そのタイトさが技術の向上につながったように感じます。

ムークリを受講したことで、課題だった技術力を上げることができました。クライアント様から参考動画と一緒にご相談をいただいた際も、どこがどうなっているのかがすぐにわかり、お見積もりも出しやすくなりました。

-余談-
ムークリはランサーズと提携していたらしく(もう終了しているかもしれません)、修了後に試験を受けることで、ランサーズプロフィールにバッジが着くとのことでした。無事試験合格できましたので、1月中にはプロフィールにバッジが着くかと思います…!

「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか?

それでは最後に、半年間の活動を通して考えた「新卒フリーランス」という働き方は、学生にとって新しい選択肢になり得るか?について書いていきます。

まず新卒フリーランス歴1年での答えは、好きなことがないならばNOです。

「何か仕事にできるような好きなことがあり、それをするために新卒フリーランスになる」ならば、とてもいい選択肢だと思います。

ただ、学生が社会に出る上で、いくつもある選択肢の中から何も考えずに新卒フリーランスという働き方を選ぶのはあまりお勧めできません。

なぜなら、フリーランスというのは思っているよりも厳しく、やりたいこと以外もしなければいけないし、日常に仕事が入り込んでくるからです。
(友達と遊ぶ時もパソコンが手放せません。。)

ひたすら好きなことをしていれば稼げるわけではなく、地道に営業をし、自分のプロフィールやポートフォリオを試行錯誤し、人脈を広げるために人と交流をし、その上でクライアント様が個人に依頼しようと思うくらいのパフォーマンスを出し続けなければなりません。

・満員電車に乗りたくないから
・家でのんびり仕事がしたいから
・人と関わりたくないから

一概に否定する気はありませんが、フリーランスを選ぶ上でこういった理由が大部分を占めている場合は、考えなおしたほうが良いと思います。

ネガティブなことを書きましたが、浸透し始めたばかりの「フリーランス」という働き方に夢を抱いて、新卒の人がせっかくの若い時期を粗末に過ごしてほしくないのです。。

新卒フリーランスに向いている人

先ほどはフリーランスに向いていない人のような話をしましたが、僕はこんな人はフリーランスに向いていると思います。

考える力と人望があり、好きなことがある全力で取り組める人

こんな人はフリーランス関係なく、社会で活躍していると思いますが、特に大事なのは「好きなことがある」ことです。

会社員が同じ武器を持って部隊を作り戦うとするならば、フリーランスとは、独自の武器を極め、一人で戦っていくようなものです。

もし、周りの人が持っていないような武器を、手足のように扱えるのであれば、その人はフリーランスに向いていると思います。

最後に

この半年間は、人生の中で一番有意義で価値のある期間だったと思います。
あたらぼの勉強会、ムークリの受講、初めての撮影案件などなど、個人的なものも含めてたくさん学びました。

その中で、一番感じたことは、仕事が好きだということです。
自分の持っている能力で、多くの人の役に立てる。こんなに嬉しいことはないです。

新しい働き方LABの3期としての活動は終了しますが、これからも自分の心とまっすぐ向き合いながら、できるだけ多くの人の役に立てるよう、取り組んでいきます。

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