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急がば回れ。/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。

■「冬期講習」進行中!

冬休みです。
今、塾では「高1」「高2」の冬期講習が進んでいます。

その内容は…

「共通テスト reading」です!

それぞれの生徒の第一志望に合わせて

  • 2025年共通テストでの目標点を設定し

  • 過去問を「80分」で演習

  • その後、個別指導で解説

  • これを冬休みで「3セット」繰り返します。

最終的に生徒たちが「志望校に到達するため」に

  • 1.2年後の受験本番で「何点」必要

  • それに対して「今、自分が何点」

  • 今後どれだけ「伸ばしていけば良いか」

これらを知っていただくことを目的にしています。

ただ、これらは「第2の効用」であり、「本当の目的」は実は別にあるのです。

■「実は読めていない」ことに向き合う

例えば、この英文。

「共通テスト模試の中」にある実際の文章です。

Some historic building presevation laws are too strict to allow the building to be made safe and usable for its original purpose.

2024河合共通テスト模試問題集 第6問Aより

高1の12月の時点ですでに7割以上取れる生徒でも、「正確」に訳出できる方はほとんどいないです。

彼ら(彼女ら)は、「解け」ています。
でも、「読め」てはいないのです。

※それが「悪い」のではなく、その事実に「気づく」ことが大事であると思います。

そして、この文章を「しっかり」と理解するためには

  • 「名詞+名詞」をどう扱うか?

  • 「too~to…」構文を理解できているか?

  • 「to不定詞の意味上の主語」とは?

  • 「allow O to V原」の形を知っているか?

  • 「第5文型」の受動態と能動態を行き来できるか?

  • 後半の不定詞内が「なぜ受動態なのか?」

最低限、これだけの「文法知識」が必要です。つまり、「基礎の理解」と「それを実践で使える力」の両方が必要になるのです。

■速読力のベースは「熟読力」

この冬期講習の最大の目的は、「熟読力」の大切さを知っていただくことです。さらに、いかに自分が「読めている気になっているか?」に気づいていただくことです。

そして、その気づきを通じて「もっと正確に読めるようになれれば、英語が楽しくなりそう!」「このやり方でやっていけば、受験でうまくいきそう!」と感じていただければ大成功だと思っています。

そのために

  • 特に構造理解や解釈が難しそうな英文をピックアップして

  • 1文に15~30分かけて

  • じっくりと「熟読」と「解説」

これらを生徒と一緒に行っていきます。

これをきっかけにして、少しづつでも「生徒の復習方法」が変わっていく「きっかけ」になれればうれしく思います。

高1であれば、「2年」。
高2であれば、「1年」。

これだけの長期間、一般的な受験生以上の「深い視点」で英語と向かいあうことができれば、受験本番までに間違いなく「大きな力」が身に付くはずです!

一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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