みんなわーく project

福岡県久留米市を中心に「多様な働き方」をみんなで見つけていく“みんなわーく” proj…

みんなわーく project

福岡県久留米市を中心に「多様な働き方」をみんなで見つけていく“みんなわーく” project。 地域企業の想いを集めて、働きづらさを抱えた人も生きやすい地域づくりを目指し希望を胸に活動しています。

最近の記事

食と人

田畑が広がりビニールハウスが立ち並ぶ久留米市北野町にある株式会社福岡生物産業開発研究所は、微生物資材・堆肥の製造販売や、良質な堆肥の製造方法や畜舎の衛生的な管理のコンサルなどを行ってあります。微生物の力を借りた有機廃棄物の再資源化により地域社会の農業振興や環境改善に寄与する、人と地球に優しい会社です。 研究開発部部長の田中研実さんよりお話を伺いました。 田中さん―「当社は微生物に関する特許を30以上取得し、暮らしに役立つ微生物の活用方を世に送り出しています。微生物を利用した

    • 「ありがとう」の数が日本一の会社を目指して

      「働きたいけど働けない」「やる気はあるのに行動できない」 そんな人たちのために仕事をつくる3Kファミリー合同会社。 福岡県内で家財整理・遺品整理、引越し、古物商、高齢者への生活支援、相続手続・遺言作成サポートなど、様々な生活サポートサービスを行なっている。立ち上げて1年というフレッシュな会社です。 取材は、3Kファミリー合同会社代表のさん、副代表の無津呂浩平さんと、 3Kファミリーの立ち上げのきっかけともなり、共同し事業を展開する一般社団法人生活支援センター結 理事長の永田啓

      • お互いがお互いを補う

        先生の優しさが詰まった院内 久留米市合川町にブルーの看板がひときわ目を引く、つじ眼科医院。 院長の辻拓也先生にお話をききました。 つじ眼科は昨年9月に久留米市合川町に開院したばかり。 院内の各所に先生のこだわり、患者さんに対しての優しさが詰まった物の配置、建物の造りになっています。特に五感を使って院内の場所が把握出来るように、香りや、触って分かるピクトグラムを診察室の入り口に設置したりなど、他にも様々な工夫をされていて、雰囲気も落ち着いて、安心して受診出来る院内でした。

        • 安心感ある毎日

          株式会社十八防災システムは、福岡・佐賀・熊本などで工場や倉庫をはじめビルやテナント等の建物の消防設備・防災設備の新設からメンテナンスまで一貫してサポートしている会社です。いざというときに確実かつ正常に設備が作動し機能を発揮できる状態に維持するため全力を尽くし、建物の利用者や管理者の安心・安全かつ便利良く、快適な暮らしを支える防災設備のプロフェッショナルです。 取締役会長の林 忠範さんにお話を伺いました。 林さん―「十八防災システムでは消防法に則り、火災の予防や被害を最小限に

          もちつもたれつ

          かっぱ伝説が残る久留米市田主丸町。町内には1000体以上のかっぱ像があります。この町にあるJR田主丸駅は可愛らしいかっぱがあしらわれ、通称「かっぱの駅」としてかっぱ愛好家だけでなく、多くの人から親しまれています。 このかっぱの駅構内カフェ「KAPPATERIA」は名前の通りかっぱ推しカフェで、地元の食材を使った美味しいものやかっぱ好きにはたまらんグッズなどを販売しています。 KAPPATERIAを運営する久留米DMO代表の矢動丸純子さんよりお話を伺いました。 矢動丸さん―「

          多様な人が豊かに暮らす地域を目指して

          久留米市山川市ノ上町にある株式会社丸信は、包装資材販売やシール・紙器印刷加工などを行う会社です。九州各県および東京、千葉、名古屋、大阪、広島など全国13の営業拠点を持ち、日本全国の企業を通じて発信される数多くの製品は私たちの生活を彩っています。 また、久留米本社内には病児保育も備えた企業主導型保育所の設置や、世界中の若手技術者が技術を競う技能五輪国際大会に出場するなど、働きやすいだけでなく、働き甲斐のある職場環境づくりに力を入れています。 代表取締役社長の平木洋二さんにお話を

          多様な人が豊かに暮らす地域を目指して

          ぴっかぴか

          久留米市東町のビルの1階にある、株式会社こちら総務部。経理・財務・法務・労務・その他全般の事務のまとめ役である「総務部長の役割」を担います。 各企業に限らず、久留米の総務部としてNPO法人や保育園、個人起業家やフリーランスなどあらゆる業種の事務負担を軽減するお手伝いをしています。 代表の四ヶ所十郎さんにお話を伺いました。 四ヶ所さん―「『こちら総務部』と聞くと、何かを思い浮かべませんか?」 ―某少年誌に長年連載されていた漫画の主人公で、眉毛が繋がった、破天荒で型破りだけれ

          先代から今に続く想い

          有限会社アサノ自動車は創業1971年。久留米に根付いて50年以上の自動車整備工場です。自動車の修理・整備、板金塗装、車検だけでなく、新車・中古車販売から自動車保険まで車に関するサービスに幅広く対応しています。 代表取締役の浅野佑志さんにお話を伺いました。 浅野さん―「アサノ自動車には先代の思いから生まれた“働きやすさ”があります。毎日遅くまで営業している店舗が多かったなか、当社は先代の時代から現在まで残業時間を最小限にし、早く帰宅できるように心がけています。 勤務時間中はしっ

          先代から今に続く想い

          樹上から見つめる成長

          日本3大植木生産地である久留米市田主丸町は、江戸時代から苗生産が盛んな歴史ある植木の町です。この地で、緑化用・造園庭木用の植木や植物40種以上を生産販売する金華園の代表 二又朋則さん。祖父の代から続く植木生産販売だけでなく、多くの人に園芸の楽しさや喜びを伝えたいと、植木のレンタル「ツリース」事業や植木が検索できるサイト「ウエキサイト」の運営などを行っています。また、久留米市北野町にあるB型事業所「レガート」の代表も務め農福連携に取り組まれています。今後は金華園の圃場を人が集ま

          樹上から見つめる成長

          越えなくてはいけないもの

          久留米市北野町にある大丸眼鏡商会は、北は北海道、南は沖縄まで日本各地への眼鏡類販売を中心としている卸売り会社です。 小郡で創業した同社では同郷である、モトクロスバイクの能塚智寛選手のスポンサー企業を務めています。また、地元久留米で行われる筑後川マラソン大会では会場にて出店しランナー達の力強い走りを支えるなど、アスリートをはじめとして“快適・知的・安心・個性”をモットーにみんなの“視生活”をサポートしています。 沢山の眼鏡と能塚選手応援グッズに囲まれた事務所で、代表取締役社長の

          越えなくてはいけないもの

          立場関係なく、意見の言える職場

          子どもたちの可能性を広げる、居場所としての無料塾 久留米市で子ども達への支援を10年以上続ける、特定非営利活動法人わたしと僕の夢。 【『ひとりぼっちじゃないよ』私たちは地域社会と手を繋ぎ、子ども達の「生きる力」を育みます。】 を活動理念に、無料塾を開所しています。   月曜から土曜・祝日に開かれる無償の「あしたね塾」「東和塾」では、小学生から中学生の子ども達が学んでいます。 塾で学んだ後は、手作りの食事をみんなで一緒に『いっただっきまーす!』 子ども達の顔がいちばんほころぶ時

          立場関係なく、意見の言える職場

          私の天職

          上津町の自然にに囲まれた場所にあるFIND&ACT(ファインドアンドアクト)。 「居場所がない人に居場所を作りたい」との思いから、代表の楢原さんが始めたヘルパー事業所です。障害のある方のご自宅をヘルパースタッフが訪問し、利用者が持っている力を活かして、可能な限り自立した日常生活を送れるように配慮しながら身体介護や生活援助、外出の支援等を行っています。また、在宅で介護にあたる家族や介護者が、急用やリフレッシュで一時的に介護から離れる場合や、自宅以外の場所に慣れるために事業所に宿

          “人として”接遇を学ぶ

          創業66周年を迎えた九州ビルサービス株式会社。 清掃・設備管理・警備・PFI 指定管理者・サプライ販売・廃棄物収集運搬等を行う総 合ビルメンテナンス会社です。 取材をさせていただいた応接室には「生涯誠実」と掲げられています、代表取締役の古村勝社長から想いを伺いました。創業者が掲げた理念に、古村社長が記した意味。「自分・人・仕事・お客様・社会」に対して生涯誠実であることを企業理念として“おもてなし”の心と技術を提供されている企業です。 多様な人たちが働きやすい職場でありたい

          “人として”接遇を学ぶ

          実るほど頭を垂れる稲穂かな

          肥沃な大地と豊かな水に恵まれた北野町。米・麦・大豆・野菜・果物など種類豊富な農作物の生産が盛んなだけでなく、10月の開花期には陣屋川の堤防約3.5㎞に渡りコスモスが咲き誇る「コスモス街道」が、未来に残したい日本の花風景「池坊花逍遥100選」に選ばれています。 この北野町にある光安農園では、年間を通して小松菜や水菜、ほうれん草を施設栽培し、季節により種子用の米・麦の生産もしています。 安心・安全で美味しい野菜を多くの人に食べて欲しいと、心を込めて農産物を生産している光安農園の光

          実るほど頭を垂れる稲穂かな

          プロジェクト毎にみんなで仕事を生み出していく

          “まちびと会社”という会社があります。 “まちづくり会社”は、良く聞くものの「まちびと会社」とはどんな会社なのでしょう。 福岡県久留米市中央町、JR久留米駅から徒歩5分のところにある、シェアオフィスMekurutoを運営するvisionAreal共同代表のおきなまさひとさんにお話を伺いました。 お話を聞いた場所は、八女市黒木町に「ハナレ」と呼ぶオフィスでお肉を焼きながら。 古い物件を自分たちでDIYしながら暮らすように働く場を展開されています。 飲食店からスタートし2店舗の

          プロジェクト毎にみんなで仕事を生み出していく

          相互扶助意識でカバーし合う関係性

          実家よりも実家「じじっか」と名を掲げ、福岡県久留米市梅満町に拠点を置く一般社団法人umau.。2014年にママをひとりにしない母子家庭団体を立ち上げ5年に渡る活動から見えてきた「もっとこの地域に必要なこと」を感じ始めたことから法人、拠点の立ち上げに至りました。 現在、毎週金土日曜日に5回の親子食堂の開催、寄付食品の配布、子ども達の習い事企画等様々な活動を展開されています。 「みんなの実家」のじじっかで、「おかん」という肩書きの田村貴美子さんにお話を伺いました。 田村さんー「子

          相互扶助意識でカバーし合う関係性