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祖父の介護日記 #2 ~なかなか寝ない祖父~

こんにちは.なのんと申します.

先日に引き続き,祖父の介護について記録していきます.

祖父の容態

8/26に祖父は久しぶりに家に帰ってきました.

久しぶりに帰ってきた祖父はとてもやせ細っていました.

おなか周りはすっきりし,もともと細かった手足はさらに細くなっていました.

やせ細ってしまった理由の一つは,入院中に口から食事をとらなかったためです.

入院する前日まで大好きなまぐろを食べていたのですが,入院したとたん,何も食べなくなったそうです.

なぜなのかはわかりません....

病院の先生によると,急に飲み込む力が弱ってしまったからだそうです.

人ってそんなにも急に力がなくなってしまうのですね・・・

それからはずっとハイカロリー点滴?という点滴をしています.(専門用語がわかりません)

祖父の見守り隊

家に帰ってきた祖父はうれしくて興奮していたのでしょうか.

夜中,ずーーーっと起きているのです!

もうびっくり.

おかげで母も祖母もゆっくり寝れていません.

そこで,私と姉の出番です.

夜中はまだまだ若人の私と姉が祖父を見守ることになりました.

(申し遅れましたが,私には姉がおります.)

真夜中の祖父

11時ころ,母と祖母は就寝しました.

ここから姉妹の介護です.

姉と共に,母が起きるまで祖父に異変がないかどうか見守るだけですが・・・

暇なので,大学の研究活動を進めようとパソコンを少しの間だけカタカタしていました.

パソコンの音があまり聞きなれない音だったからでしょうか.

祖父は「うー,うー」とうなりだすのです.

これでは寝てくれないので,パソコンで作業を行うことを諦め,読書を始めました.

0時頃

姉脱落.

姉が爆睡を始めました(笑)

あんたが寝るんかーいと思いながら,疲れているんだろうなと思い,寝かせてあげていました.

1時頃

祖父の方からぶちぶちぶちと聞こえたので,なんや!?と振り向くと,一生懸命に点滴を抜こうとしているのです.

痛いのか,かゆいのか,それとも両方か・・・

必死で止めました.

それ以降,祖父の意識は点滴に行ってしまいます.

10~15分ずつの間隔で点滴に手を伸ばし,引き抜こうとします.

そこからは心配で寝られませんでした.

2時半頃

ようやく眠くなったのでしょうか.

体の動きが止まり,少しずつ目を閉じるようになりました.

私も安心して読書に没頭することができました.

3時頃

寝ていたはずの祖父が暴れ出しました.

歩けないのに,どこかへ行くためにベッドから降りようとするのです.

おそらくどこかへ行く夢でもみていたのではないでしょうか.

そこからは人が変わったようにするどい目をしながら,私のことを一生懸命に蹴るのです.

正直,痛かったし怖かったなぁ

3時半頃

暴れのピークを迎えます.

もう私だけでは抑えきれなくなり,申し訳ないですが姉をたたき起こしました.

なんとか二人で祖父を抑え込みます.

4時頃

正気に戻ったのでしょうか.ようやく祖父は静まりました.

しかし,まだ寝ません.

大人しくなったので,私は安心して少し仮眠をしようと試みました.

しかし,心配性な性格により,今度は私が寝られなくなってしまいました.

そこで,姉と共にAmazon Primeで映画を見ることにしました.

すると,祖父も一緒に見始めたのです.

目と耳はいいみたいですね.

2時間ほどおとなしい祖父と楽しい映画鑑賞を行い,朝を迎えました.

6時頃

夜中に暴れていたためでしょうか.

祖父は爆睡を始めました.

夜に爆睡してくれ!!!(笑)

おわりに

拙い文章ですが,読んでくださり,誠にありがとうございます.

最後まで祖父の介護を愚痴をいいながらも楽しくしていきたいと思います.



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